目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

ボロボロ!めくって眺めて、運んで眺めてのガイドブック

2010-08-21 | 山・ネイチャー・冒険・探検の本

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『関東の山あるき100選』 昭文社  『アルペンガイド 奥多摩・奥秩父・大菩薩』 山と渓谷社

山に登り始めてすぐに買ったのが、ヤマケイの『アルペンガイド 奥多摩・奥秩父・大菩薩』。毎週日曜は奥多摩に通っていた。単独行がメインで、だいたい起き抜けに、当時乗っていたツーシーターのHONDAビートの助手席にザックを放り込んで、いつも奥多摩駅を6:30くらいに通過していたっけ。この頃はほとんど週に2,3回は、このガイドブックを開いて見ていたわけで、ボロボロになるのもうなづける。ちなみにきれいなほうが、山の神購入分で発行年も若干新しい。

奥多摩の山をしゃぶりつくした頃に、買ったのが、『関東の山あるき100選』。こちらももうボロボロ。この本で採り上げられている山もほとんど登りつくしている。きれいなほうは、これまた山の神購入分。この本の楽しみは、次はどこへ行こうかとページをめくること。前回は関越方面だったから、今回は中央道方面へ。寒くなってきたから、海沿いの低山へとか、いろいろ想像しながら写真を眺めるのは、楽しいことだ。登っているときの楽しみとは、また別の楽しみだ。

この2冊は、東京在住のトレッキング系「山のぼらー」の間では定番なのではないだろうか。有名どころだったり、お手軽に登れる山だったりが網羅されているので、ガイドブックとして、まず最初に手がのびる本だからだ。

思い返せば、山のガイドといえば、口絵だけカラー、本文はモノクロで分厚いのが相場だったのに、いまやヤマケイのアルペンガイドは、オールカラーで分冊化され、薄くなって持ち運びに便利になっている。隔世の感がある。

2冊とも使い込んで、ボロボロになってしまったが、自分にとってはお宝。死ぬまで捨てられないんじゃないかな。

関東の山あるき100選 (山あるきナビ―山と高原地図PLUS)
クリエーター情報なし
昭文社
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