近況

11月に入って、色々環境が変化したのでバタバタしておりますが、元気に過ごしています。何より、治療のおかげで痛みが気にならないほどになりました。まだ完全ではありませんが、寝ている時に痛くて眠れなかったり、授業に集中できない程の痛みはなくなり、普通が戻ってきた！という感じです。大変ご心配をおかけいたしました。

マッサージの先生と先日話をしたのですが、身体に柔軟性が戻ってきたら、人との関係も、学んでいるスペイン語もフラメンコも、スペインの土地で住んでいるという環境も文化も、自然と明るい見方で捉えられるようになっている自分を感じると。逆に言うとこの数ヶ月、どれほど自分や周りを締めつけていたのかということにもなるのですが。。。

頑固なので、何とか自分の力で頑張ろうと思ってしまうのですが、時に人の力をお借りして自分の道を一緒に支えて頂くこと、改めて大事にしていかなければと思いました。


スペイン語学校も残り3ヶ月折り返し地点、4ヶ月なんだかんだと走ってきましたので、一週間のお休みを取ることにしました。この一週間を利用して、マヌエラカラスコのクルシージョを受けに行ってきます。スペインに来て初めてフラメンコに集中できる一週間、無理しない程度に楽しみつつ頑張ります。

アラメダのバルにて

引越し

スペインは、この週末さらに冷え込んできました。日本もだいぶ寒くなってきているのではないでしょうか？

体調が少しづつ改善されてきまして、タイミングも良かったので引越しを致しました。最初は、インターネットで探したり、語学学校の斡旋するピソを教えて頂いたり、知人に紹介して頂いたり...街歩きが好きなので、時間をみつけては色々な所を歩いてみたりして、住みたいなと思う場所を決めました。

ただ、探すのはいいけど、私どうやって契約進めるかわかってたかな？と当たり前のことなのですが、現実的な探し方をしてないことに気づいて。それから色々な方にスペインの不動産事情を聞いたり、直接不動産屋さんに行って話をしてみたり、、、そして、ふと街を歩いている時に貼り紙を見つけました。それは場所も設備も良く、賃料も今より経済的な物件でした。

ドキドキしながら連絡をしてみると、対応も親切丁寧で速く、順調に内覧、契約、引渡しと進み、入居となりました。以前、不動産の仕事もしていましたので賃貸契約書の内容や問題点はある程度理解はしやすいのですが、スペイン語のため慎重にと思い、知人の力をお借りし翻訳を手伝っていただき、無事契約に至りました。ひとつひとつの行動が手探りですが、よい勉強になりました。



そのあと、「SAMURAI FLAMENCO」 河内さおりさんのセビージャ公演を見てきました。万博の時以来、約8年振りの再会とても嬉しかったです。お手伝いをしていた友人にも会えて嬉しかったです。彼女もマドリッドでがんばっています。




以前のホストマザーのお家のタイ料理パーティーに参加させて頂きました。アルゼンチンタンゴ仲間だそうです。




また、今日17日はスペインへ8月に遊びに来てくれた友人の結婚式です。お祝いに伺えずとても残念ですが、これから旦那さまと2人で明るく幸せな人生を歩んでくださいね！おめでとう！！！

マティルデコラル

昨日、マティルデコラルの教え子の方の教室による公演を見に行ってきました。実は、マティルデコラルが踊ると勘違いしてしまったのですが、Homenaje(敬意、尊敬)と題されており、教室の生徒の方々による公演でした。




最後、客席からマティルコラルがステージに上がり、大きな拍手と歓声の中セビジャーナスとブレリアを踊られました。

マティルデは、今年78歳。7月に審査員としての姿は見たものの、踊る姿は映像でしか見たことのなかった偉大な踊り手。少しですが踊りと声を聞くことができて、とても嬉しかったです。

そして、コメントの中で、un dia un regaloと言われた言葉が、私には強く響きました。繰り返される毎日が特別なもの、頂く贈り物、つい見えなくなりがちな当たり前にあるものの尊さ、ハッとしました。

インド

おかげさまで、鍼とマッサージによって痛みはだいぶ和らいできました。週に1度のマッサージと、2日に1回シール鍼を貼って頂くことを続けています。


11月3日インドでは新年をお祝いする日でした。インドで10年学んできた方が踊られると聞き行ってきました。



この日は、光のフェスティバルとも言われ、ヒンドゥー教の女神ラクシュミーをお祝いする日でもあるそうです。余談ですが、ラクシュミーは昔学んだヨガのインストラクターコースの名前なので親近感が湧いてしまいました。

フラメンコも、インドを起源としてジプシー達によってスペインで生まれた背景があるので、とても興味深く、音楽、踊りに見入ってしまいました。手や首の動き、目や顔の表情、そして音楽の合わせたステップ、彼女の芯の強く、たおやかな踊りに感動しました。

11月

今朝のスペインです。



少し肌寒いですが、気持ちの良いお天気です。スペインではめずらしくエンヤのCDを流していて、アンティークで落ち着きのあるバルを見つけ、リラックスしながらブログを書いています。

皆さまに元気ですとお伝えしたいところですが、数日前より頚椎が痛みだし、腕、指まで痺れが出てしまいまして。。。筋トレも続けていたので、その他はいたって元気なのですが、さすがに休養を取らざるを得なくなりレッスンも練習も今週は休んでいます。ちょっと気持ちは辛いのですが、他にも学べることはたくさんありますので、気持ちを切り替えて、あまり考え過ぎないようにしたいと思います。

幸い、渡西前にアルバイトをしていたカフェのオーナーで鍼灸師の方に紹介頂いていた方が、近所にお住まいだということもわかり、親身になって面倒をみてくださっています。本当にありがたく、このご縁に感謝いたします。


写真は、先週撮影したものです。
カテドラル(大聖堂)に出向いたVirgenが、自身の教会まで戻る様子です。大勢の方が、その姿を見るため集まっていました。




11月1日は祝日(諸聖人の日:todos los santos)でした。日本では、各々の命日がそれにあたりますが、スペインでは1年に1度亡くなられた方々に祈りを捧げる日となっています。写真はこの日のためのお菓子だそうです。




スペインは歩けば歩くほどに色々な魅力が見えてきます。