行ってきます！

　２０１１年６月１７日

　まもなく、あの忌まわしい３.１１から１００日になろうとしています。未だ７，７１８人の行方不明の方々がおり、尊い命を奪われた方々が１５，４４１人にもなりました。そして、住処を奪われ、避難している方々が未だ１２４，５９４人もいらっしゃいます。

　被災地・岩手県へボランテアに行く日を６月２６日としました。もちろん、岩手県のボランテア支援センターとの連絡の下です。また、眼科の主治医は、今のところ、行ってさし支えないと診断されています。なお、念のため、出かける直前に最終判断をしてくれるそうです。

　今は、疲れを癒し、体力を回復し、出発準備する日々です。早朝６時に露天風呂で心身を癒している時に出会った生き物たちが、なぜか私を見送っているように感じました。

　では、人生の勤めを果たしに行きます。

 

　　　　　　　草花も　愛しい猫も　何かを感じ

　　　　　　　　　　　　見送るさまは　命の絆か

 

　まるですみれのような紫陽花のおさな子が手を振っていました。背後の妖しげなものは、源泉掛け流しの温泉の湧出口です。

 

 

 

　純白な白い薔薇がいっぱいの涙を堪えているように思えました。

 

 

 

　いつもはすり寄ってくる愛くるしい猫も、今朝は、凛とした姿勢で怖いような眼差しでした。

雨上がりの朝その１

　２０１１年６月１５日

　東日本大震災の被災地で、ちゃんとボランティア活動ができるかどうか、いささか不安です。それは右目が網膜剥離直前の症状で、連日レーザー攻撃を受けていることです。そこで心身の疲れを取るため、昨日の朝、近場の温泉施設に出かけました。

　この温泉施設は、早朝６時から開業していることが特長です。それに間に合うように、朝早く家を出て、車（マイカーが入院しているため代車）を走らせました。そしてゆったりと、源泉掛け流しの温泉に身も心も浸らせました。

 

　　　　　　　　　　ひんやりと　空気冷たく　心地よい

　　　　　　　　　　　　　　　　　温泉に浸り　被災者を想う

 

　東の空に雲の切れ間が見えて、朝日が顔を見せてくれました。

 

 

 

　西の空には、お山から雲が湧き上がるように流れていました。

 

 

 

　源泉掛け流しの露天風呂です。

 

 

　

 

 

学園祭…四重苦

　２０１１年６月１４日

　一昨日、近くの大学の学園祭に招待されて行ってきました。さまざまなユニークな活動がありましたが、東日本大震災復興祈願が中心となる調べとなっていました。熱気にあふれ、生き生きとした若者の姿に元気をいっぱいもらいました。

　実は、私は四重苦に苦しみ悶えていました。パソコンのインターネット接続の不良、マイカーのアライメント不備による入院、預貯金の目減りと年金の減額です。そして、私の右目は網膜剥離直前の症状で、連日レーザー光線の攻撃を受け、最悪の場合は入院手術といったありさま。（従って、投稿は少しずつしかできなく、皆さまのブログにも訪問できないことをご理解ください。

　しかし、学園祭で出会った孫娘のような若者の姿にいたく感銘し、夢と希望をなくして後ろ向きに生きていた私は、何とか前向きに歩みを進めることができるようになりました。いま、密かに計画していることは、大震災、大津波、原発放射能漏れによる被災地に出かけ、ボランティア活動をすることです。できれば、岩手県陸前高田市に行こうかと考えています。

 

　　　　　　　　　　　　　　　　四重苦に　悶える我は　小人もの

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　苦しむ被災者を　見習ってこい　

 

　

 

 

野外ステージ

　

 

 

賑わう模擬店

 

 

スタンプラリー

 

 

華道部の生けた花

 

 

 

　

大震災復興祈願競馬

　２０１１年６月１２日

　ご無沙汰しております。

　過日、新潟競馬場で行われた、東日本大震災復興祈願競馬のようすです。生まれて初めて見る私は緊張し、興奮と感動を持って見つめていました。

 

　　　　　　　　　　　　　　　しなやかに　疾走する馬　美しい

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　馬も人もみな　復興願う

 

全体

 

 

 

 

練習

 

 

入場

 

 

レースその１

 

 

 

 

 

リタイア

 

田植えの頃

　２０１１年６月３日

　５月初めに植えられた田んぼの早苗も、１か月が経ち、田んぼが青々としてきました。

　その５月初めの田植えの頃の越後平野の朝景です。

 

　　　　　　　　　　　　　爽やかな　朝日の昇る　水田で

　　　　　　　　　　　　　　　　　　早苗植えられ　雫煌めく

 

　日の出前の水田です。早苗が植えられたばかりの水田は、すてきな水鏡となっています。

 

 

 

 

 

 

　朝日の昇る早朝、農家の人が、水田で植えられた早苗を手入れしています。機械化が進んでも微調整は人間自身が行います。

 

 

 

 

 

 

　水田の脇の畦道にスギナがいっぱい育ち、青々としています。そのスギナに付いた雫が朝日を浴びて輝いています。

 

 

 

リラ冷え

　２０１１年６月２日

　ライラックの花が咲きました。このライラックの花が咲くと、渡辺淳一の「リラ冷え」に思いを馳せます。北に大地の短い春の季節での、儚く切ない愛の物語です。今日の札幌の最高気温は１５℃とのこと、ちょうどリラ冷えの頃でしょうね。北海道の友人の話では、チューリップ、ムスカリなど、花盛りだそうです。

 

　　　　　　　　　　　　ライラック　花の命は　短くて

　　　　　　　　　　　　　　　　　　北の大地の　リラ冷えの愛

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パリの香り

　２０１１年６月１日

　今日から水無月です。今朝の気温は４月下旬並みで、肌寒いくらいです。穏やかな梅雨であって欲しい。

　さて、今回は、パリの香りをお届けします。パリの街路樹として有名なマロニエを初めて見ました。紅い小さな花を房状に付けて、五月晴れの空に映えていました。

 

　　　　　　　　　　　　　　青い空　新緑の葉に　紅い花

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そぞろ歩いた　シャンゼリゼ想う