自衛隊観艦式に参加しました

2012年10月19日 00時38分48秒 | 活動報告
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皆さん今晩は。
先日自宅事務所の前に設置した掲示板ですが、手製なものでちょっとの風ですぐに表面のアクリル板が吹っ飛んでしまい、困ったものです。
もっとしっかりした造りのものに変えたいのですが、なかなか予算的に厳しい…


さて、先週は自衛隊関係のイベントに連続して参加しました。

まず、11日と14日は自衛隊観艦式に参加しました。

自衛隊観艦式は、3年に一度行われる海上自衛隊の伝統あるイベントで、数多くの艦船が集結するいわば洋上のパレードです。
期間中には日本全国から海上自衛隊の艦艇が集結。式典には40隻以上の艦艇、30機以上の航空機が参加し、今回は海上自衛隊創設60周年という事もあって米国、オーストラリア、シンガポールの艦艇も招かれました。
外国艦艇がこうしたパレードに招かれるのは2002年以来となります。
韓国艦艇も招待されていたのですが、今回は諸事情により辞退された様です。また、海上保安庁の艦艇も参加予定でしたが、こちらも現在尖閣諸島警備に多くの艦艇を割いているという事で不参加。
緊迫した国際関係を如実に反映する観艦式となりました。

また、本番では自衛隊の最高指揮官である内閣総理大臣も参加。参加自衛官に向けて訓示を行いました。
民主党の政策には賛同できませんし、近年の緊迫した国際情勢の中で自衛隊の予算・人員を不当に削減している姿勢は容認できませんが、野田総理の訓示は素晴らしいものでした。
現場で職務に邁進する自衛官の皆さんが、この訓示をどのような気持ちで聞いていたのか気になるところです。
私は今回、護衛艦「いなづま」「くにさき」の両艦に乗艦させて頂きましたが、自衛官の皆さんの礼儀正しさや思慮深さ、連度の高さには本当に感激しました。


首相官邸 平成24年度自衛隊観艦式 野田内閣総理大臣訓示
http://www.kantei.go.jp/jp/noda/statement/2012/1014kunji.html


観艦式の様子





観艦式にて撮影した動画を簡単に編集してみました↓

自衛隊観艦式2012(予告編)




また、13日は自衛隊協力会の一員として、木更津駐屯地創立44周年・第40回木更津航空祭記念式典に出席しました。

こちらは陸上自衛隊のヘリコプターがメインの航空際で、祝賀飛行や訓練飛行展示が行われました。こちらも多くの市民が参加し、賑わっていました。
今回私は、陸自の大型輸送ヘリコプター「CH-47Jチヌーク」に体験搭乗させて頂きました。これは運用開始から50年を経ても未だに使用されている信頼性の高いヘリコプターで、
災害救助や輸送等多くの場面で活躍しています。今回の体験搭乗でも多くの観客を乗せて東京湾を飛行しました。トラブルも無く快適な空の旅です。
ちなみに、今話題となっている輸送ヘリコプター「オスプレイ」ですが、その事故率は開発期間の不安定な時期も含め、今回搭乗したチヌーク以下の低確率となっています。
オスプレイは、航続距離が長く速度が速い普通の輸送ヘリに過ぎません。何を意図しているかは知りませんが、オスプレイはとにかく危険だというマスコミのミスリードは本当に狡猾というか、恐ろしいものだなあと感じます。

米軍資料 全機種クラスA飛行事故率データ



第4対戦車ヘリコプター隊長、森岡一等陸佐と一緒に。



私は自衛隊関係のイベントには出来るだけ参加する様にしています。
以前の記事でもお伝えしましたが、いち国民として、またいち地方議員として、この国の国防の重責を担う自衛隊の活動を知る事はとても重要であると考えるからです。

日本は平和な国です。不況であると言われながらも、実はこれだけ豊かで平和で安全な国は、世界中何処を探してもありません。
しかし、近年の不穏な国際情勢を見ても解る様に、今当然に思える平和も決して当たり前のものではありません。
平和は、自然に生まれ続いて行くものではなく、平和は、自らの手で守るものです。そして、日本の平和を守っているのは自衛隊の皆さんです。

自衛隊は、その名のとおり他国を侵略する能力や兵器を備えていません。
爆撃機も、弾道ミサイルも、強襲揚陸艦も、空母も、先進国の軍隊ならば普通に所有しているはずの、他国を攻める為の兵器は装備していません。
どんなに精強に見えても、防衛に特化した能力しか持っていないのです。それも過剰と思えるほどに。

日本の平和を守る為だけに存在し、我々の平和を守る事を職務とし日々精勤されている自衛隊、そして自衛官の皆さん。
しかし残念ながら、今日の日本においては、自衛隊に対してその日々の努力と活動、職責に見合うだけの敬意が払われているとは決して言えません。
その活動は、未だに偏見や批判の対象にすらなっています。しかし、それらは多くは誤解に基づくものであり、そうした誤解は、一度でも自衛隊の皆さんと接すれば解ける誤解だと思います。
自衛官の皆さんは、いつでも文字通り一所懸命に、職務を全うしておられます。私はその姿を見て、いつも尊敬の念を強くしています。
自衛隊に対し否定的な感情を持つ方々にこそ、こうしたイベントに積極的に参加し、自衛官と接し自衛隊の活動を知って頂きたいなと強く思うのです。
自衛隊の皆さんには誇りを持って仕事に取り組んで頂くとともに、我々もその仕事に見合った敬意を払いたいと思います。


自衛隊に関する過去記事:

先週の活動報告です
http://blog.goo.ne.jp/aggui/e/66658a8285bfc3deab3952662964388a

館山航空基地へリフェスに参加して来ました
http://blog.goo.ne.jp/aggui/e/5e464ad4b2bbbc6701474e9e5eaa7903



また、昨日17日は、会派にて君津市に行政視察に行ってまいりました。
視察のテーマは、デマンドタクシー実証試験について。
君津市ではデマンドタクシーの本格的な導入に向け現在実証試験を行っています。
デマンドタクシーとは、いわば乗り合いタクシーのようなもので、自宅や指定の場所から目的地まで利用者の希望時間帯、乗車場所などの要望に、バス並みの安価な料金で応える市民限定の公共交通サービスです。
今回は、その導入背景や、システムの概要、蓄積された各種データや、利用実績等を担当課から詳細にご説明頂きました。

全国の地方自治体においてコミュニティバスの効率的な運用が問題となっている中で、コミュニティバスを廃止しデマンドタクシーを導入しようとする自治体も増えています。
ここ勝浦市でも市民バスの効率的な運用が大きな問題となっており、オンデマンド交通システムの導入が検討されています。
コミュニティバスにもオンデマンド交通システムにもそれぞれ一長一短あり、一概にどちらが優れているとは言えませんが、勝浦市においても具体的な研究・検討をして行く事が大切です。
大変勉強になりました。君津市の皆さん、有り難うございました!

視察の様子


君津市のデマンドタクシー




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