Notes3~ヨミガタリストダイアリー

名古屋市在住の俳優/朗読者・ニシムラタツヤの演(や)ったり読んだりの覚え書き

本番さながら

2010年01月14日 | 舞台特に演劇
■本日「十二人の怒れる男」チームは夕方から、公演会場であるちくさ座で本番を同じ寸法で稽古を行いました。しかし、退館時刻まであまりに余裕がなさ過ぎて、何も写真に収めることができず…、もうしばらくお待ち下さいませ。
■終了後、今池駅まで歩いて帰る道すがら、ある質問を事業団の方にしました。これは、一介の制作屋としてこれやったらいいのになあ、と思っていたことであるのです。ご存知の通りこの作品、陪審員制度の下で展開される物語ですから、日本でも裁判員制度の定着が図られている途上で、その関連性をアピールした情宣を掛けないのですか?ということです。ここに至るまでそういう方面はほとんど強調されていないようが気がしたのです。
■それに対する回答は簡単でした。そうしなくとも十分見応えのある作品になっているものだからというニュアンスでした。自分としては納得はできる部分はあるのですが、違和感もあります。どういうお客様に観て頂きたいかという視点をもう少し聞き出さないと今後、本番までどういう周知を当ウェブログ上でも行っていくか迷ってしまいそうなので、確認の上、出演者等にインタビュー?をできたらと考えています。fringeに言われなくとも、ただ良い芝居を作るだけでは、たくさんのお客様にはきて頂けないことは、経験として理解していることなので。

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