AFRO RITMO MAQUINA 【ARMブログ】

アフロ・ラテンジャズを追求するバンド【AFRO RITMO MAQUINA】の徒然なるブログ

Xmasライブ終了

2006年12月25日 22時00分05秒 | ライブ記録
ACCサロンカフェにおけるXmasライブが無事終了しました。お越し頂きました皆様大変ありがとうございました。
当日はトナカイやサンタやツリーや天使が登場するステージで何事かと思われた方もいらっしゃるかと思いますが、クリスマスですからね......。

今年は例年になくライブをこなし(と言っても三回ですが)、バンド的に大変充実した年でした。
それでは、今年も残り少なくなってきましたが、よいお年をお過ごし下さい。(八巻記)

Xmas Live 時間変更

2006年12月05日 13時03分52秒 | メッセージ、日記
12月23日(土)のACCサロンカフェでのライブの時間が変更になりました。30分ほど後ろにずれましたので、その旨お知らせいたします。ご来場の際は、お間違いなきようお越し下さい。

変更前:
★日時:2006/12/23(土)Open 17:00、演奏開始17:30
 ↓
変更後:
★日時:2006/12/23(土)Open 17:30、演奏開始18:00

(八巻記)

12月23日 Xmas Live

2006年11月30日 22時23分19秒 | メッセージ、日記
前回好評でした横浜みなとみらいのACCサロンカフェにて、12月23日(土)17:30よりXmas Live を行うことになりました。詳細は、

http://arm.web.infoseek.co.jp/XmasLive.pdf

を御覧下さい。今回の出演は、

1.ホヤ
ドラムとアフリカンパーカッションの異色デュオ。今回も新兵器登場でステージのトップを飾ります。

2.UZU@MAKI-うずまき-
「シューベルトのアヴェ・マリア」、「聖者の行進」、「そりすべり」、「ジングル・ベル」など、クリスマスにちなんだクラシック曲をデュオでお届けします。

3.AFRO RITMO MAQUINA
クリスマスでもラテンジャズ!? カリブの陽気なリズムで、外の寒さを忘れて踊りましょう!

入場料\3,000にてイタリア料理食べ放題・フリードリンク(アルコール類は3杯まで無料)、限定50名です。予約はお早めにTEL 045-640-4445 ACCサロンカフェまでお願いします。
(八巻記)

横濱ジャズプロムナード2006

2006年10月09日 17時42分55秒 | ライブ記録
10月7日ランドマークドックヤードガーデン 16:00~16:45
前日までの台風の影響で強風が残っていましたが、無事開催されました。
ARMはこの日のトリで出演させて頂きました。
予定より5分ほど早く演奏開始、演奏直後から時折の強風で譜面が倒れたりで、スタッフの皆様には本当に助けて頂きました。
演奏自体は、一度ACCカフェでやっているレパートリーからの選曲ということもあり、全員がお互いの様子を聞き合いながらじっくりと盛り上がって行く珍しいパターン。PAも非常に高品質でした。
最後の曲「BACHATA POR DESTINADA NINA」開始前で16:25。何と20分かけてこの曲をやる幸運に恵まれ、存分にDESCARGAで盛り上がりました。そしてまさかのアンコールの拍手が.....実行委員の方より、
「やる曲ありますか?」
「いやー、ちょっと待って下さい。」
急遽「Ron Libertado(ラム解禁)」をもう一度やることになり、演奏開始と同時にガムラン氏、庵主さんがパーカッションを持って客席に乱入、お客様達も交えて踊りまくり、写真のような状態になりました。
終演後はいろいろな方々に声を掛けて頂き、大変幸運な一日でした。
(八巻記)

ホームページ更新

2006年09月17日 13時08分19秒 | メッセージ、日記
久方ぶりにホームページ更新しました。
http://arm.web.infoseek.co.jp/
2005年ジャズプロムナードの模様と、今年7月のACCサロンカフェの模様です。
写真を提供頂きました並木さん大変ありがとうございました。
(八巻記)

2006年横浜ジャズプロムナード

2006年09月13日 22時08分56秒 | メッセージ、日記
今年の横浜ジャズプロムナードへの出演が決定しました。

10月7日(土)16:00~16:45
横浜桜木町横浜ランドマークドッグヤードガーデン

一等地です...が、雨の降らないことを祈っております。
雨男のいるARMですので.....。
(八巻記)

盆踊り

2006年07月16日 17時21分02秒 | メッセージ、日記
ここのところ暑い日が続いています。気が付くと我が町内は盆踊りシーズンに突入しました。

昨夜、近所の地区センターで町内盆踊りが開催され、家族で行ってきました。会場前で埋橋御一家と遭遇、子供たちが踊っているのを見ながら、父チームはひたすら飲酒です。

子供ができる前は町内の盆踊りなど行ったこともなかったのですが、ここ数年は毎年楽しみに参加しています。熱帯夜、人ごみの雑踏の中、「東京音頭」や「炭坑節」、「ドラえもん音頭」のあのリズムをエンドレスで聞きながらビールやチューハイなどの低アルコール飲料を飲み続ける。汗をかきながらじわじわと酔ってくると、盆踊りのリズムが心地よくなってきて段々頭の中が空っぽにり、日常の雑事を忘れてリラックスしている自分を発見します。
普段ジャズやラテンなどと日本から遠く離れた音楽をやってますが、結局自分は日本人なんだなということを痛感します。この心地よさはまさにヒーリングミュージックではないかと。

今年もあと2,3回は参加すると思います。夏の夜の手軽なストレス解消方法です。
(八巻記)

LATIN JAZZ LIVE終了

2006年07月11日 19時00分48秒 | ライブ記録
7月9日(日)横浜みなとみらい「ACCサロンカフェ」における単独ライブを無事終了しました。当日は非常に多くの方々に御来場頂き、座る場所も無いほど、生ビールが18時に売り切れるほどの盛況ぶりでした。
第一部「ホヤ」、第二部「八巻美紀代with少子化対策プロジェクト」、第三部「ARM」とメンバー一同趣向を凝らしたステージで頑張りました。
御来場頂きました皆様、お店のスタッフの皆様、大変ありがとうございました。

写真はARMのリハーサル中の模様です。(八巻記)


ライブのチラシ

2006年06月16日 08時27分08秒 | メッセージ、日記
7月9日(日)横浜みなとみらい「ACCサロンカフェ」でのライブのチラシが完成しました。御覧下さい。

http://arm.web.infoseek.co.jp/arm.pdf

(八巻記)

Phill Woods「Alive and Well in Paris」

2006年06月10日 23時08分11秒 | CD・レコード紹介
European Rhythm Machineの記念すべき一作目であり、最も有名な「名盤」です。選曲の良さ(A面がフィル・ウッズのオリジナル、B面がジャズミュージシャンによるスタンダード)もありますが、それ以上にこのアルバムがトリビュートアルバムという熱の入れ方、グループとしての完成度の高さによる部分が大きいと思います。

一曲目の「And When We are Young」は、1968年に42才で暗殺されたロバート・ケネディ(当時の米国大統領候補1963年に暗殺されたジョン・F・ケネディ大統領の実弟)へのトリビュート曲。ロバート・ケネディは司法長官の当時、キューバ危機によるソ連との核戦争を回避し、大統領戦において人種差別の撤廃、ベトナム戦争の拡大停止を提唱した名政治家で、フィル・ウッズとの親交が深かったようです。暗殺の原因は闇に葬られて未だ不明ですが(ベトナム戦争で儲けていた兵器会社の利権に絡む説有り)、「And When We are Young」での異常なまでのテンションの高いプレイに、アメリカに対するフィル・ウッズの落胆とどうしようもない怒りが表れています。リズム隊もフィル・ウッズの熱さに負けないテンションの高さで対抗します。ある意味格闘技の世界です。二曲目「Alive And Well(IN PARIS )」、曲名はアルバムのタイトルでもありますが「パリで元気にやってるよ」と親しい友人に話し掛けている感じでしょうか。これは快演、始まりから終わりまで全て無駄なし、アドリブの渡しもソロの展開も練りに練られた構成で、セッション的な要素が皆無です。しかし演奏はめちゃくちゃ熱い。サックスソロが始まってすぐのベースとの掛け合いは異常です。あっけにとられているうちにA面が終了です。

B面もいきなりテンション高いリズムで始まります。有名なMilesクインテットの「Freedom Jazz Dance」とは全く違ったアプローチです。1コードを縦横無人に駆け巡るフィル・ウッズ、そのあとのピアノソロ、ドラムソロも異常です。特にドラムソロからテーマに戻る所の異常さは何度聴いてもすごい。
四曲目「Stolen Moments」は落ち着いた雰囲気から始まります。しかし、やはりソロは熱いです。もうこの辺まで聴くと普通には終わって欲しくなくなっていますので、この展開を心待ちにしていた自分に気付きます。
最後「Doxy」はこのバンドのエンディング曲だったらしく、フィル・ウッズがサラッと(?)吹いて終了です。しかし最後の終わり方は永年「ARM終わり」として真似させて頂いているものそのものです。

European Rhythm Machineはこのあと何枚かライブ録音を行いながら変貌を遂げて行き、2年後2枚目のスタジオ録音「CHROMATIC BANANA」でその完成形を示すことになります(八巻記)。

ALIVE AND WELL IN PARIS
Phil Woods and his European Rhythm Machine

Phil Woods, alto saxophone
George Gruntz, piano
Henri Texier, bass
Daniel Humair, drums

Songs:
1. And When We Are Young (Woods)
2. Alive And Well (Woods)
3. Freedom Jazz Dance (Harris)
4. Stolen Moments (Nelson)
5. Doxy (Rollins)

Recorded at Studios Pathe-Marconi
November 14 & 15, 1968

バンド名の由来

2006年05月11日 13時15分54秒 | CD・レコード紹介
バンド名の由来をよく尋ねられます。元々ラテンやアフリカのリズムの勉強をしたくて、パーカッション2+ドラム+ベース+ピアノの5人編成で活動を始めました。1999年の夏頃です。そのうちに某社軽音楽部の定期演奏会に出ることになり、フロント(トランペットやサックスなどテーマを吹いてくれる人)を入れるかどうか議論になりました。しかし知り合いのホーン奏者でラテンを演ってくれそうな人はいません。そこでリズム隊だけで出演しようということになりました。とりあえずテーマはピアノで弾いてしまおうと。
バンド名は、個人的に好きだったフィル・ウッズのバンド「Phil Woods and his European Rhythm Machine」を文字りました。アフリカのリズムということで「African Rhythm Machine」それをスペイン語に変えて「AFRO RITMO MAQUINA」に落ち着きました。

さて、バンド名の由来となった「Phil Woods and his European Rhythm Machine」を御存知でしょうか?
日本では1stアルバム「ALIVE AND WELL IN PARIS」が現在CDで入手可能なだけです。バンド名が有名な割には他のアルバムは入手困難な状況です。

フィル・ウッズは1950年代に活動を始めた白人アルト・サックス奏者です。普通のアルト・サックス奏者がパーカー派と直接呼ばれるのを嫌って別の方向を模索していたにも関わらず、フィル・ウッズはひたすらパーカー・フリーク。チャーリー・パーカーの未亡人と結婚し遺児を引き取り、仕事に邁進し、何枚かのレベルの高いリーダーアルバムを録音しました。しかし1961年以降はリーダー作のレコーディングの機会が無く、クインシー・ジョーンズ、オリバー・ネルソンなどのビッグバンドのリード奏者として活動していました。そんな不遇の時代に耐えかねて1967年フランスに渡り、地元の超実力派ミュージシャンをリズム隊に迎え結成したのが「European Rhythm Machine」です。まさにマシン(機械)!?と思ってしまうほどの人間技を超えたリズム隊です。しかし決して正確無比という意味ではなく、どこまでもハイテンションを持続するという意味で疲れ(怖れ)を知らないマシンです。狂気の一歩手前でもクールです。そしてEuropean Rhythm Machineと堂々と渡り合い、強靭なリーダーシップを取っているのがフィル・ウッズ。European Rhythm Machineが残した何枚かのアルバムには、そのバンドとしての高い音楽性と、チャーリー・パーカーに正攻法で挑んでいた彼が遂にパーカーを乗り越えた瞬間が記録されています。その音楽性は本国アメリカでも高く評価され、グラミー賞にノミネートされるなどの逆転現象が起こりました。その頃のアメリカにおいてジャズはロック化・電化してしまい、まさに冬の時代でした。

フィル・ウッズ &「European Rhythm Machine」は1972年まで活動し、2枚のスタジオ録音と、何枚かのブートレグを含むライブ録音アルバムを残しました。現在私の手元にあるのは次の5枚です。

Phil Woods and his European Rhythm Machine;
1.ALIVE AND WELL IN PARIS (1968/11):スタジオ録音(CD)
2.AT THE MONTREUX JAZZ FESTIVAL(1969/6):ライブ録音(CD)
3.AT THE FRANKFURT JAZZ FESTIVAL(1970/3):ライブ録音(レコード)
4.CHROMATIC BANANA(1970/7):スタジオ録音(レコード)
5.LIVE AT MONTREUX '72(1972/6):ライブ録音(レコード)

どれも素晴らしい内容ですので、このあと順番に紹介して行きたいと思います。
(八巻記)

第一回ARM単独コンサート

2006年04月15日 13時35分49秒 | メッセージ、日記
久しぶりのライブまで3ヶ月を切りましたので、改めて宣伝させて頂きます。

「第一回ARM単独コンサート」

・日時:7月9日(日) 17:00-19:00
(開場:16:30)

第一部:ホヤ(ホサカ-山方デュオ)
第二部:八巻美紀代+ARM(ボーカル特集)
第三部:AFRO RITMO MAQUINA

・会場:ACCサロンカフェ
(みなとみらい線元町・中華街駅2番出口から徒歩約2分)
http://www.acc045.com/cafe/map.html
TEL:045-640-4445
〒231-0023横浜市中区山下町74-1 大和地所ビル1F

・入場料:無料
(お店は通常の営業を行なっていますので、食事・飲み物などのオーダーをお願い致します)

宜しくお願いします。(八巻記)

アフロ亭CDレビュー#0006

2006年03月05日 11時20分34秒 | CD・レコード紹介

#0006 Art Ensemble Of Havana / Eliel Lazo
★★★
最初誰のアルバムかもわからないままChucho ValdesとChanguitoが参加する「Mambo Influenciado」が、収録されているという理由だけで入手した。聴いてみたところやはり購入動機は間違っていなかった。色々なプレイヤーの演奏するMambo Influenciadoを聴いたが、このアルバムの収録バージョンは、秀逸です。特にChanguitoのソロは、これ以上ないほどシンプルで洗練されておりパーカッションソロの真髄を感じさせます。このアルバム、ジャケットにアルバムタイトルしか記載されていないので誰のアルバムかわからないので調べてみたところ、弱冠21歳にして、神の手の異名を持つキューバのコンゲーロEliel Lazoが、Chucho Valdes、Changuito、Oscar Valdes、Cesar Lopezといったキューバ音楽の巨匠たちのサポートを受けて完成させた1stアルバムであることがわかりました。Mambo Influenciadoは、とても良いのだけどコンゲーロのリーダーアルバムにしては、少し存在感が弱いかな?バックのメンツが凄過ぎるので仕方ないか…

アフロ亭CDレビュー#0005

2006年03月05日 10時45分09秒 | CD・レコード紹介

#0005 Cuban Jazz Revolution / Chucho Valdes
★★★
JAZZ BATAに続きChucho Valdesが続きますが、Chucho Valdesがイラケレ結成前の1963~66年に自らのキューバン・ジャズ・コンボで吹き込んだレア音源を集めたアルバムです。中でもChucho Valdesの代表曲「Mambo Influenciado」の初録音が、「Por la Libre」というタイトルで収録されています。なぜ曲名が異なるのかは謎。また、冒頭の4曲は、見つけるのが困難なシングル盤でしかリリースされていなかった音源らしく激レアだそうです。その他の収録曲も当時同時発売された1st/2ndアルバムからピックアップされたもので、ほとんどは初CD化だそうです。Chucho Valdesファンは、必携かもしれませんね。大好きなJAZZ BATAの後だったので、星が少ないけど勘弁。

アフロ亭CDレビュー#0004

2006年02月17日 22時22分24秒 | CD・レコード紹介
#0004 Jazz Bata / Chucho Valdes
★★★★★
いやー参りました。冒頭の10秒で、このアルバムの素晴らしさを直感しました。素晴らしいです。間違いなくアフロ亭のベスト10アルバムに入る作品です。このアルバムは、1973年の作品で、Piano、Percussion、Bassのトリオ編成による作品となっています。Chucho Valdesは、この作品を発表した同年にIrakereを結成し、翌74年に1stアルバムを発表していますので、Irakere結成直前の彼の活動を記録した貴重なアルバムです。1曲目の収録曲「Irakere」に象徴されるようにアフロ・キューバン・リズムとジャズの有機的融合をコンセプトに据えている点は、その後Irakereに形を変え具現化されたのだと思います。スピリチュアルな作品と評される事が多く多少難解な部分もある作品ですが、私は朝の通勤時にも聴いています。傑作です。