素晴らしき茜空の会

主に特撮番組の感想文。ブログタイトルは仮面ライダーキバに登場する「素晴らしき青空の会」より。

仮面ライダー555 第20話

2017-06-27 09:15:00 | 仮面ライダー555
アルバイトが辞めてしまったピザ屋を助けたいと言い出す啓太郎。いろいろあって巧と勇治が同じピザ屋でバイトすることになった。そんな2人の前に冴子と琢磨が現れる。苦戦する二人。センチピードオルフェノクにベルトを奪われたファイズは変身を解かれてしまう。


久しぶりに555の世界に戻ってきました。2週間ぶり?
もう細かいこといろいろ忘れてます。
忘れてるんですが、なにこの回、めちゃくちゃ面白い。555、こんなに楽しかったっけ。

井上御大はこういう、なんていうか、キャラクターが好き勝手に交錯しまくるの、
見せ方がすごくいいですよね! 楽しい。
楽しすぎて、終盤あたりで「そういやこれ、仮面ライダーじゃね? でももう戦闘とかいらなくね?」
って思ったくらい楽しかった。
いやぁもう、四の五の解説するのが野暮なレベルで純粋に楽しかった。感想文にならんな。

ところで。パパッと料理をしちゃう真理を見て
「肉!肉は先に入れて表面だけでも焼き目つけておかないと!旨味が逃げる!」
とか思ってハラハラして見てましたが。もしかして御大脚本だし、そこまで考慮済みなのか。
「真理は手際は良いけど、料理上手じゃなくて雑なだけ」っていう描写なのか。ありうる。深い。

冴子さん。
ニチアサにあるまじき妖艶さである。こんなお姉さんに迫られたら、そりゃもう砂になる。

「それ、クリュッグのクロ・デュ・メニルじゃないですか!」
「極上のシャンパンだね」


いや、極上のシャンパンの銘柄知ってるとか、
この秘書のお姉さん、夜のバイトしてたりしない? 一般知識なの? 初めて聞いたぞ。


750mlでこのお値段!
御大の、この「庶民にはわからんようなハイソ名称をお構いなくぶっこんでくる」というのが、割と好きです。

冴子さんの駆るオープンカー。
S2000、だよね?
アギト1話の感想(というより話のまくら)で車の話を書いたんですけど、
その「ホンダのスポーツカー」が、S2000ですよ。才色兼備の秘書タイプ。
(ちなみに対する「日産のスポーツカー」がフェアレディZ。好き)
S2000は派手なところのない、シュッとした美しい車なんですが、
冴子さんみたいな人が乗ると似合うな。かっこいいな。

オルフェノク体。
エビですよね?と思ったらロブスターオルフェノクとのこと。
尻尾可愛い。オルフェノクはモノトーンなのに、元ネタがわかりやすくて良い。

ピザ屋の店長さん。
皆川猿時さんか!などとググったところで、彼の正体がオルフェノクだと知ってしまい
おおぅ・・・と呻いている。ホント、ぐぐるな危険ですよね(学習できてない)

琢磨。
ラストでファイズに変身です。おお、アギトではV−1システムに変身してて、
これだってほぼ仮面ライダーだろ!って思ってるんですが、全集見てもスルーされまくっており、
ここでメインライダーに変身できたことをすごく喜んでいます。

「いまのファイズはお前だな」の言葉通り、本当に人を渡るな、ファイズは。