原作ファンとしては 思案もしたけど・・・
やっぱり
ブタのシャーペン
ストーリーは原作に忠実で
原作ファンなら 好きなシーン 好きなセリフ
吉本新喜劇のように
くるで くるで ほら
来たーーーっ てなる。
マンガで読むと
一気に読み進める というより
心に引っ掛かったシーンやセリフ
吹き出しになってない 言葉←紡木たくマンガ こことても需要
読み止まっては 目を離し
思いを巡らせ
一呼吸して
また読み進める
そんなマンガだったんだなぁと改めて感じた。
映像のスピードに気持ち置いてけぼり
単なる私の老化か
ともあれ
見終わって 頭の中
尾崎豊「OH MY LITTLE GIRL」が エンドレス 
『ホットロード』特別映像
ワシの家に帰る！下駄持って来い！
○○さんがそこにおる！お前には見えんのか！
誰かがワシの足触っとる！やめさせろ！
灰皿持って来い！
早くしろ！何で誰も俺の言う事を聞かない！
脳みその伝達エラーによるものか 薬のせいなのか
未だに せん妄全開になる事がしばしば。
それが
自宅でひとり介護する母の一番辛い事
一対一
母も逃げ場が無く 大きな声で怒鳴られると
元気な頃は、言い返し方もしなかった母が冷静でいられなくなり
怒鳴り合いになるらしい
たまにしか逢わない私は
そんな父に 適当な返事も聞き流す事もできるけど
カッと目を見開いて 怒鳴るような声を出す父を見るのはやっぱり怖い。
子供の頃思い出すし・・・
それでも
できるだけ父のベッドの横に座るようにしている。
それが離れて暮らしている 私に出来る事。
本音を言うとショートステイには行きたくないって話
私の子供の頃の話 仕事してた時の話
就職が決まった私の息子の話
自分の葬式にかける曲の話
母に感謝している話（自分で直接言え
）
突然泣き出す父
「うれしい。」
母へ
父がショートステイに行きたくないって思うほど
あなたが丁寧に介護してるって事で
嫌がれば嫌がるほど 喜びましょう 
soreguraino kimotiwo motte
タイミングなのよね
親父一泊のショートステイデビュー
天気がいいし ドライブだ！と 無計画に車を出し
×2 『余部鉄橋をくぐって500円の弁当を買って食べて
温泉に入ってきた。ゆっくりさしてもらったわ～。』
と 母から報告
おいしいもん食べちゃろーって思ってたのに
500円の弁当
帰宅時間は5時。
ご飯用意せんなあかんしなぁ っていう主婦感覚の帰宅時間
羽伸ばそうと頭で思ってても
いつも通りってのが泣けるな
いつもと違ったのは
ふろの休憩所でおじいさんにナンパされた事
やるなぁ ばあさん
そんな一人ドライブで随分リフレッシュできたようで
『月に一度程度 ショートステイをお願いしようと思う。』
と 前向き発言
そう
他の人に迷惑かけたらあかんって
頑張れば頑張るほど
「あんな風にわたしはでけへんわぁ。」とか
「手伝ったら 嫌がられるかなぁ。」って考えて
周囲はどんどんひいちゃうんだから。
H27.4月1日
引きこもり息子 社会人デビュー 
本当に長い道のりだった
しんどかった。
他のお母ちゃんには無い経験をさせてもらった。
自分自身もほめてやりたい
雲一つない 春の日差しが強い中
息子を採用してくれた会社を見に行く 
桜の木が多い その町の外れにある会社。
広大なねぎ畑に囲まれた大きな構えの会社を見て
一人で育ててきて うまくいかないことだらけだったけど
社会に送り出すことが出来たーーー
って 胸が熱く・・・
というより
うれしく晴れやかな気持ちになった
本当にうれしい
さぁ スタートした後が大変だ！
