『ショパン 愛と哀しみの旋律』
出演者:ピョートル・アダムチク、ダヌタ・ステンカ
音楽:フレデリック・ショパン、イェジー・マクシミウク、ヤヌーシュ・オレイニチャク、ヨーヨー・マ、横山幸雄
19世紀、帝政ロシアの圧政に苦しむ祖国ポーランドを捨て、自由な音楽活動を求めて若き天才作曲家フレデリック・ショパンはフランスに向かう。パリのサロンでは、超絶技巧のピアニスト、フランツ・リストの名演奏によってショパンの才能は一気に認められる。女流作家で社交界の花形のジョルジュ・サンドもショパンに魅了された1人だった。離婚歴のある年上のサンドの包容力に繊細で病弱なショパンも癒されてゆく。
『ヒトラー 〜最期の12日間〜』
出演者:ブルーノ・ガンツ、アレクサンドラ・マリア・ララ
1945年4月のベルリン市街戦を背景に、独裁者アドルフ・ヒトラーの総統地下壕における最期の日々を描く。混乱の中でドイツ国防軍の軍人やナチス親衛隊の隊員が迎える終末や、ナチス宣伝相ヨーゼフ・ゲッベルス一家の悲劇、老若男女を問わず戦火に巻き込まれるベルリン市民の姿にも焦点が置かれている。ヨアヒム・フェストによる同名の研究書、およびアドルフ・ヒトラーの個人秘書を務めたトラウドゥル・ユンゲの証言が本作の土台となった。撮影はベルリン、ミュンヘンおよび当時のベルリンに近い雰囲気を持つサンクトペテルブルクで行われた。
『アレクサンドリア』
出演者:レイチェル・ワイズ
4世紀末のエジプトのアレクサンドリア。そこには人類の叡智を集めた“図書館”があり、図書館長の娘で天文学者でもあるヒュパティアによる、天体についての授業が行われていた。宗教を問わずに生徒を集めていた彼女だが、急速に数を増したキリスト教徒が古代の神を侮辱した事から、市民の間に争いが起きる。やがて図書館はキリスト教徒に破壊される。数年後、増大するキリスト教徒は、その支配の邪魔になるヒュパティアに狙いをつける。
『ブレイブハート』
監督:メル・ギブソン
出演者:メル・ギブソン、ソフィー・マルソー、パトリック・マクグーハン
13世紀のスコットランドに実在し、その独立と解放を目指して戦った男の半生を描いたヒストリー・ロマン。幼い頃、イングランド国王エドワード1世の侵略により家族を皆殺しにされ、故郷を離れ成長したウォレスは、イングランドへの怨念と復讐に燃え反抗軍を組織。愛国心に溢れ、現状打破を求めるスコットランドの民衆は、彼のカリスマ性と指導力にひかれ続々と集まってくるのだが…。
『真珠の耳飾りの少女』
出演者:コリン・ファース、スカーレット・ヨハンソン
1660年代のオランダ。タイル絵師の父を持つグリートはフェルメール家に下働きとして入る。妻に、アトリエの掃除を命じられ、「窓を拭いてよろしいですか? 光が変わりますが?」と問う。芸術を理解しない妻との対比がされている。彼女は陰影、色彩、構図に隠れた天分を持っていた。才能を見出したフェルメールは彼女に遠近法や絵の具の調合を教える。絵の構図が悪いと考えたグリートは、アトリエでモデルとなった椅子を除けて、陰影を強調する。画家はこれを見て、描いていた椅子を消し、光と影を付け加える。
ついに、画家はグリートをモデルとした製作を決意する。狂気の目で彼女を見て創造の苦しみに耐える画家。妻はグリートに恋情を抱いていると誤解する。画家が使用人とアトリエに篭りきっている事はあらぬ噂を呼び、妻を苦しめる。とうとう、妻は逆上。立ち入らないはずの、アトリエに乱入して妻が見たものは、自分の耳飾りをつけたグリートの肖像画だった。
『リバティーン』
出演者:ジョニー・デップ、サマンサ・モートン、ジョン・マルコヴィッチ ほか
17世紀のイギリスに実在した天才詩人、第2代ロチェスター伯爵ジョン・ウィルモットの生涯を描く。彼はすばらしい才能の持ち主だったが故に、酒とポルノに溺れていき33歳の若さでこの世を去る。この映画では、彼が唯一愛した女優エリザベス・バリーとの関係に視点を置いている。
<感想>
『自己愛型社会』という本を読んだら、歴史を扱った洋画が見たくなって一気に見まくった。
頭の中に過去の人物があふれて混乱している(^。^;)フウ
一番見たかった『真珠の耳飾りの少女』のフェルメール役は「英国王のスピーチ」のイギリス王ジョージ6世役だったんだ~!(^^)!
肉屋のせがれ役は「TIME/タイム」のタイムキーパー役だったU^ェ^U ワン!