バウンディングボックスコマンド(解析メニュー)は、
オブジェクトを直方体で囲んで(バウンディングボックス)、
そのモデルの範囲(大きさ)を示すコマンド。
モデルの寸法を測るようなときに使えそうですね。
しかし!このバウンディングボックス、シェーディングや
レンダリングに使用されるポリゴンメッシュを基に、
生成されるため、そのメッシュ設定(*1)によっては、
正確に計測できないことがあります。
(*1)ファイルメニュー> プロパティ から、
「ドキュメントのプロパティ」の"メッシュ"ページ
実際に「レンダリングメッシュの質」の項目を変更して、
バウンディングボックスで、このモデルの高さを測ると...
・「粗い&高速」 : 122.264mm
・「滑らか&やや遅い」: 123.461mm
今度は、123.486mm!
断面を切って計測してみると、同じ値。
Meshコマンドで、各メッシュ設定を視覚化してみると、
「カスタム」は、細かいメッシュで、基のサーフェスに
対して、より近似されていることがわかります。
(*2)アプリクラフト「いまさら~」ブログをご参照ください。
バウンディングボックスを用いて、寸法を測る場合は
このメッシュ設定にご注意ください。モデルによっては、
断面曲線から計測した方がいいかもしれません。
最後に、USのRhinoニュースグループで、
ClosestPointを用いたスクリプトを見つけました。
コピー&ペーストしてお試ししてみてください。