気侭に

その時々で気の向くままに

羅平の市場(中国雲南省)

2017年05月09日 | 中国雲南省

羅平は、小数民族のプイ(布依)族が多く居住する地域ですが、隣の貴州から流れてきたシュイ(水)族の一部もここに住んでいます。

プイ族もシュイ族もチワン(壮)族やタイ(傣)族と同じく、現在の浙江省あたりに国を構えていた中国古代越民族が戦乱に敗れて離散したと言われています。その時期は春秋戦国時代、つまり大陸から海を渡ってきた稲作文化の人々が先導したと言われている日本の弥生時代がその戦いが収まる頃に始まっているのもうなづけます。

前回は風景写真を載せましたが、今回はプイ族の市場です。以前は市場に行くと民族衣裳姿の女性たちが多く見かけられましたが、現在では滅多に目にすることはありません。これも中国の高度成長によるインフラ整備が奥地まで届いている影響でしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シーサンパンナの国境にあるプーラン族の村にて(中国雲南省)

羅平の風景 (中国雲南省)

 



2 コメント

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懐かしい風景です! (ひろ)
2017-05-09 11:53:56
市場の風景 懐かしく昔出かけた市場の
音も香りも思い出しました。
安徽省の蕪湖の郊外でしたが いつも買い物してたのは
規模はもっと小さかったけれどこの写真のとおり、
また行ってみたいとGoogleマップで見るともう 
市場は無くなっていました。
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市場 (ac2essk)
2017-05-09 12:42:36
市場にはその土地独特の雰囲気と香りがします。
ですから私は行く先々で観光地など目もくれずにまず市場を目指します。
安徽省も随分都会化したことでしょうし、市場も形態を変えていることでしょうね。
Googleマップは中国のストリートビューは見られませんが、百度地図を使うとそれができます。
ひろさんが以前お住まいになっていた場所などを覗いてみては如何ですか?
http://map.baidu.com/
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