昨日から仙台メディアテークで始まった、
『レオナール・フジタ展』を観て来た。
数年前にも藤田嗣治として大規模な展覧会があり、
私は東京へ観に行った。
そのとき、日曜美術館でも取り上げられて
“近年発見され、修復中”と紹介されていたその大作が公開されたのだ。
フランスが国として修復にあたり、国の宝となるためか、
日本での公開はもうないかもしれないとか。
何度観てもあの絵肌は信じられない美しさ。
どんなに近くで見ても、あのラインが油絵の具で、筆で描かれたなんて
到底信じられるものではないのだ。
ほんとによっぽど器用なんだな。
前の展覧会でも思ったけど、
彼はデザイナーとしてすごいセンスがある。
何でも自分で作ってしまって、しかもお洒落でカワイイのだ。
キャンバスで作ったパーテーションなんか本気で欲しいぞ。
今回は、フジタの最後の作品となった教会のための作品も
後半にずらりと並んでいる。
凄いエネルギーで迫ってくる。
凄いってしか、凄いってしか、
ばかみたいにそれしか言いようがなかった。
フジタが亡くなったのは1968年。
ほんとに、つい最近の人なんだな。
晩年の画材に、フェルトペン とか、ボールペン なんてあって
思わず微笑んでしまった。
あのタッチにはそれまでの絵画の歴史と、その後のすべてが息づいていた。
西洋であり東洋であり、その裸体画は日本画であり、
ルネサンス絵画であり、漫画のルーツのようでもあり・・・
一度では足りない。
もう1回、いやもう2回は行きたい。
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話題は変わって。
今日、本屋で見つけたモノ。『芸術新潮』。
まるまる1冊ムーミン特集!!(笑)
こんな… こんなキャラ大特集まで!!(≧▽≦)/
とうぶん楽しめるゼ。。。
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明日から弘前桜祭り。
この時期、何年も帰省できていない。
もちろん、今年もだ。
でもそんな私に強い味方がある。
弘前桜祭りのブログがあるのだ。
『弘前のさくら』
私の母校は弘前公園の向かい側で、
授業中に賑やかな音が聞こえてきていた。
祭り期間中は登下校に公園を通ってはいけないとか、
なんだかいろいろ言われたような気もするが、
どうしたって、浮き立つ気分を抑えるのなんてムリ。
ほんとはセンセイたちだって
花見の計画に余念がなかったくせに(笑
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大家さんにりんごジュースをもらいました。
アップルジュース ではなく、りんごジュースなのだ。
農家から直接買ったりんごジュースだそうです。
豊作すぎてりんごが余っていたそうで、
そのわりにはりんご自体は値下がりしないよね。
味はそりゃーもうとっても美味しかったです♪
さて、ばななさんの『初恋』を読んだ。
その本の挿絵がむっちゃラブリ~なんだけど、
ただ可愛いんじゃないんですよ。
なんだか分からないけど、ひっかかるものがあったわけです。
山西ゲンイチさんという方が描かれたそうで。
『イルカ』の挿絵もそうでしたね。
それでね、こないだ神社に行って、石畳を歩いていたときに
ふとわかったんです。
石畳の石と石のすき間がタッチ(筆致)に見えて、
あらこれどっかで見たわ と、
そうだ山西さんのタッチと共通してるわ と。
あくまで私の感覚でしかないのだけれど、
石畳のすき間の黒は、人界と異界の狭間なのだ。
ふとした拍子に通じてしまう、辻のような場なんだ。
それで、ああだからかわいいだけじゃなく、
ハートにひっかかってくる何かが
フツフツと感じられるんだ。
と、
思ったのでした。
今度は『春になったら苺を摘みに』を読んでいます。
梨木香歩さんです。
エッセイなんだけど、まるで小説です。
はまるわ~♪
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『Go with the flow-流れに乗って-』
もしかしたら“部分的には”、花粉症の人にも役に立つ・・かも?
でもあまり役に立たないかも?(どっちだ!!)
シータヒーリングで瞬間ヒーリングしたときのことをば。^^
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