ばれるずBLOG

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新聞はなくなるのか、否。

2023年04月16日 12時12分50秒 | 三重県全域
こんにちは、ヅメです。唐突ですが皆さん、新聞って読んでいますか?私は読まない派。昔は正月が辛いと感じるほどに毎日読んでいたのですが、随分前に止めてしまいました。

まあ、きっかけはニュースなんてインターネットで見られるから、ということになります。スピードで言えばネットに敵うことはないし、文化という側面でも、大衆的な訴求力のある記事よりはもう少し専門的なものを求める傾向にあり、そういったメディアは雑誌でも、Youtubeでも、それこそいくらでもある。

そんな私でも、このニュースは衝撃的でした。
「東海3県で朝日新聞夕刊を休刊―朝日新聞デジタル」


ただ、冷静に考えてみると、それには「三重県なり」の特殊事情があるようです。

一つは、朝日新聞など、いわゆる全国紙の普及率の低さ。だって中日新聞が強いんだもん。どのくらいの比率かというと…読売新聞さんが丁寧に統計をまとめてくれていました。

上位3紙朝刊販売部数・世帯普及率

やはり、中日新聞の圧勝です。それにしても、全国紙と言いながらもシェアNo.1を取っている都府県はわずか10に過ぎないんですね。中日新聞のように県をまたいでいるのも例外で、殆どは、その県の新聞がトップシェアを誇っています。

もう一つは、地方新聞紙の多さ。Wikipediaでは8つの県紙、地域紙が掲載されています。

日本の新聞一覧

これは、他の都道府県に比べても、多い方。(八番目、かな)
ついでに、発行部数も調べてみました。

伊勢新聞 発行部数:100,000
東海けいざい新聞(津市)発行部数:57,000
紀勢新聞(尾鷲市)発行部数:3000 *夕刊のみ
紀南新聞(新宮市)発行部数:11,000 *夕刊のみ
南海日日(尾鷲市)発行部数:9,000 *夕刊のみ
南紀新報(熊野市)発行部数:9,600
吉野熊野新聞(熊野市)発行部数:9,000
夕刊三重(松阪市)発行部数:? *夕刊のみ

南紀が多い、というのはやはり元々中央から遠い地域だったことから、独自性が強いということなのでしょう。そういえば、他の地方紙が多い地域も、複数の文化圏を持つとところが多いです。

地域密着性というのも、大事な要素なんでしょうね。そうなると、全国紙の地方面よりきめ細やかな情報を発信しうる地域紙の方が愛されるのも、わかる気がします。夕刊が多いというのも特徴であり、発行部数は分かりませんでしたが、夕刊三重は結構出ていそうです。

以上、新聞休刊のニュースをきっかけに、三重の新聞事情を少し知ることが出来ました。今度南紀に行ったら、色々な新聞を買ってみよう。

次はえみこさんです。宜しくお願いします。
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