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第52回活動「答志島へごみ拾いに行こう!」活動報告

2012年07月04日 01時08分21秒 | 活動報告

リーダー勝田です。
報告が遅れましたが、6月7日(土)に鳥羽市答志島にごみ拾いに行きました。
このまとめブログを書き残しておきますv


○メンバー
勝田・レイ・八木・松林・古水・智子・中川


鳥羽駅近くの定期船に乗って、答志島へは向かいます。


この日の参加者は、後の新聞によると、約300人だったそうです。


参加手続きを済ませて、定期船に乗り込みます。実は勝田も答志島に行くのは初!


15分ほど揺られて、答志島へ・・・。


到着!300人は乗り切らないということで、何便かに分けられたそうな・・・。


ここから、ごみ拾いポイントまで約30分ウォーキング。
これがごみ拾い前から結構しんどいのですよ^^;


ただ、漁港ならではの景色を楽しめたのは良かったかな。


ポーズをとる、松林と勝田。

ということで、30分ほどアップダウンを繰り返して、ポイントへ到着。
この日は答志島の中でも「奈佐の浜海岸」を清掃しました。


写真では伝わりづらいのですが、一面ごみ・・・。


さて、気合を入れてごみ拾いを誓う、レイ・めがね・勝田。


うおおお!とにかくどこもかしこも、ごみだらけ。


こういった大きな木材?などもごみとして扱われます。


さて、主催した「22世紀奈佐の浜プロジェクト委員会」によると、
平成19・20年度に実施された、全国7県・11海岸調査によると、
愛知・岐阜・三重の三県から流れ出た伊勢湾の漂着ごみは年間約11654t。
そのうち半分が鳥羽市に漂着し、その半分が答志島にやってくるそうです。
つまり、年間10000tと考えても2500tが答志島に流れつくわけです。

このごみを減らそうと、三県が協力し、例えば森林整備をすることで、流木を減らしたり、
それぞれのごみを無くそうとする運動が行われています。



わずかな時間で軽トラックが満載になります。


拾っても拾ってもごみがある。


軽トラックを運転していた方が地元の方でしたので、勝田が話を聞きました。
それによると、この漂流物によるごみは何も最近始まったことではなく、
昔からこうだったと話していました。

島民にとってはごみを拾ってもらえるのはとてもありがたいが、
正直言って、また雨が降れば元通りになっちゃうよ。

と、諦めにも似た言葉を話していました。

これはなかなか、難しい問題なのだなと、現場で感じました。
実行委員会としてもこれを100年計画として、
10年後には半減、100年後にはゼロを目指して活動するということです。


さて、1時間30分ほどでごみ拾い活動は終了v記念写真!



最初のフェリー乗り場近くの公民館へ移動しての昼食でした。
今回、勝田の写真多いな・・・。


ちょwwww人多すぎwwww


だが食いましたv


お食事はこんな感じですv


食事をとりながら主催者さんが挨拶をされていましたが、
ここからは勝田個人の感想ですが、うーん・・・

正直行ってイベントとして答志島にあまり愛着が持てなかったです。
もっと答志島のことが知りたかった。

歴史や自分たちとの生活の関連性が、人を惹きつける魅力になるんだと思う。

そういう意味では、陸の孤島「尾鷲市須賀利」は歴史や文化を感じられた。
また行きたいって、行ったメンバーは口をそろえる。

例えば、出された食事について、
答志島について関連するものであればもうちょっとその話を聞きたかったし、
これからごみをどのようにして減らしていくのかという具体案を知りたかった。

入口としては、素晴らしいイベントだったけど、
実際ごみ拾いに熱中して、熱中症とおぼしき人もいたし、
何度係員に止められてもごみ拾いをやめない、マナーのない人もいた。

ただ、自分としてはこういったイベントに身を投じて、
休日を過ごすというのは、一つのこれからの社会生活のあり方だと思う。
この答志島でのごみ拾いイベントは今後も継続されるということなので、
また機会があれば参加したいし、
何より一度、答志島で海の幸を楽しみたいなと、超思いました!
(刺身とか新鮮な魚介系を食えなかったからこそ、一層思ったw)


以下、今回のバレルズ参加者の感想です。



レイ

ゴミ拾いしながら記念写真を撮ったり、終了時間が来てもやめない人がいたり、
積極的に楽しむ人が多かった。休日のゴミ拾いイベントはアリだと思います。



めがね

海があんなに汚れているのを間近で見て、結構衝撃を受けました。
綺麗な海だけではなく、この汚い現状をしっかり伝えていくことも大切だと感じました。
ただ300名近い人が、綺麗にしようと清掃活動に参加したことは素晴らしいと思いました。
大切なことは、活動の継続だと思います。
次に繋がるために、今出来ることを考えることが大切だと思いました。



松林

想像以上にゴミの量が多くて驚きました。
また、例えゴミを拾っても雨が降ったらまた同じようにゴミが溢れるということも衝撃でした。
答志島で生活している人以外の人も、もっとこの現実を知らなければいけないと思いました。



智子

澄んだエメラルドグリーンの海なのに、
1,360kgのゴミ拾いで埋め尽くされた海岸をみて、ぞっとしました。
それを島の方総出で、毎回きれいにするんだとか。
この島の方は、何もしていないのに、とても悲しくなりました。
私たちになにかできることはないか、とても考えさせていただきました。



八木

現地に着いて最初に思ったのは漂着ゴミがあまりに多くてびっくりしました。
それが終わる頃には見違えるくらいキレイになったのはすごく気持ち良かったです。
ただ一週間もすればまた清掃前の状態になってしまうということを聞いて、
継続していくことが大切だと知りました。
あと船に乗って島に行くのは初めてですごい楽しかったのでまたみんなと行きたいなと思いました。



中川
*ごみ拾いが始まった瞬間から行方不明になったため、こんな写真しかない。

自然がいっぱいで、魚介もおいしいイメージがあった答志島。
三重県で一番漂着ゴミが多いという側面を知ってびっくりしました。
拾ったゴミは、漂流する間にとても小さくなっていました。
一人が捨てたときは、少量のゴミでも、集まるとこんな膨大な量になるんだなあ、
自分の目の前からなくなっても必ずどこかに漂着して、環境を壊しているんだなぁ、と
当たり前のことを体感した日でした。
貴重な機会に誘ってもらってありがとうございました!
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