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三重の東西南北譚

2021年10月09日 00時56分57秒 | 三重県全域
三重の東西南北譚

こんばんは、ヅメです。皆様、いかがお過ごしでしょうか。私は恐らく第六派が来るであろう束の間、短い秋を楽しんでおります。やっと「県境を超えるな」みたいな奇妙なスローガンも下火になったし。

元々国境と違って県境というのは曖昧なものです。検問所があるわけでもなし、身分証明書の提示があるわけでもなし。県を越えても移動者にとっては、税金も法律も変わりません。県は異なっていても実質的な生活は他都道府県に依存している事例はいくらでもあるし…

であれば、逆に「県を超えない旅」というのはどうだろう、と思ったのです。三重に来て早十余年、県内、東西南北隅々を回った訳ではないので、折角だから三重県の東西南北端を調べてみました。そうしたら、個人的には衝撃的なことに、どこにも行っていないことが分かりました。

三重県最北端…いなべ市の山の奥にあります。少なくとも車で行けるところではなさそう。一般的に行けるところで言えば、国道365号で関が原に至る道の途中でしょうか。そちらであれば、まあ通過したことはあるかな。

三重県最東端…神島です。ただ、この国において離島を東西南北端に入れることは、現実的ではない。沖の鳥島とか、行けないし。そうなると、鳥羽市の鎧崎になります。近くまでは行ったことあるかなあ。

三重県最南端…紀宝町で、新宮に渡る熊野川のどこか。良くある話ですが、県境が川の中にあるので、正確に「ここに行った!」というのは困難です。因みに、紀宝町すら行ったことはありません。

三重県最西端…熊野市内。市内と言っても、田辺に抜ける山路の、どこかに近接点がありそう。因みに、熊野市すら行ったことはありません。絶対名張だと思ったのに。

という訳で、実はどの端も行ったことがないのです。案外皆さんもそんなものではないでしょうか。碑が建っている訳でもなし、パスポートを提示する必要もなし。

南に向かうと、私の住む鈴鹿からだと中勢バイパスに乗って、津から熊野まで高速に乗って、そこからは国道42号線で、紀宝町\に向かうことになる。一車線なので途中工事渋滞とかもあり、途中昼ごはんを食べながらでも、5時間ほどで県境通過。



箸の途中で、「ここが県境だろうか」と思う程度。と言いたいところですが、分岐点で道を間違い、危うく尾鷲に戻るところでした(笑)。地元民だと間違えないんだろうなあ。

新宮に入ってみると、多少風景は違う感覚はあったのですが、基本的には同じ日本で、同じ言語を話す人たちが同じように生活をしてることにほっとしました。少し前はそれが当たり前だったのに、「境目」というレッテルを張られると途端に緊張するものですね。早く、そういう「境目」のない世界になって欲しいものです。(県境制覇はしたいですけどね!)

次はトモコさんです。宜しくお願いします。




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