とてもいいプレ金だつた

その日は午前中に卓球の練習があった。
中間の休憩時間に会長より副会長の退会と当日元都城高校の野球の河野監督の講演会がある旨が知らされた。

会員の多いこのグループ副会長は会の仕切りが主な仕事でおばちゃん達の多いグループではご苦労が多かったことだろう。
副会長がいらっしゃらない時に二度代役をしたが進んで引き受けるにはちと肩の荷が重すぎる。

練習が終わり帰宅して昼食を取り銀行の用事を済ませた。
車で帰ろうと思って助手席を見たら講演会のチラシを置いていた。

都城高校が準決勝だっただろうか桑田・清原のＰＬ高校と互角に戦ったことがある。
結果は、延長に入り外野フライを落球して一塁ランナーを生還させ負け試合の時の監督である。
あの勝負勝てそうだと思っていたそうだ、当時の生々しいベンチ内の話など聞けた。

この監督私より２日早く生まれたことが分かると何故か特に親しく感じたものだった。
生の甲子園の話は興味深い物であった。

当日、公民館活動の会場許使用可証を渡される日で卓球の会長も見えていた。
「○○さんの後任を受けてくれないか」と言われ「技量が皆さんに及んでいないので、もう少し練習に力を入れたい」とお断りしておいた。
初めての花金、いやプレミアムフライデイは良い日だった。