べるぎぃ*さばく

兵庫→京都→兵庫→東京→ベルギーへお引越ししました。
日々のちょっとした出来事をつづってます*

ベルギーの幼稚園の参観日

2013年06月21日 | * おべんきょう・おけいこごと *




今日はまめちゃんのクラスの参観日

時間が11:00から12:00だったので旦那さまに早めの
お昼休憩をとってもらい一緒に行ってきました!

旦那さまの職場からまめちゃんの幼稚園まで
自転車で5分かからない距離なのです♪




教室前にたくさんの子供達と両親達がいたのでそちらへ合流


するとこつぶちゃんを見つけたまめちゃんのクラスメイトが
わらわらと集まってきました(笑)


左からピエトロ、ピーテル、アレックス、バルトス、スヨン





バルトスがまめちゃんと旦那さまと話している間
なにやらピエトロが自分で持っていた定規でこつぶちゃんの
いろいろなところをはかりだしました。




嫌がることなく応じるこつぶちゃん。

先生から「1列に並びなさい!」と号令がかかっても
なおこつぶちゃんに定規をあててはかるピエトロ


最後には先生に手を引っ張って行かれていました(笑)





さぁ、何が始まるのでしょうか?!


ドキドキしながら写真を撮っていると変装した2名の先生が
長い定規を持って1列に並んだ子供達に向かっていろいろと説明していますが
なんせオランダ語のためさっぱりと分かりません。




すると先生がわたし達両親のところへ来て足元に
長い定規を置き「もっと前、もっとうしろ、あなたはこちらへ・・・」などと
指示をはじめました。


両親たちも子供達も大笑い!




先生の指示通り、背の順に並びました。


ちなみに1番小さいのはわたし

旦那さまとの間に4名の両親(&おばぁちゃん)が入りました。


あぁ~こつぶちゃんがあんなに遠くに~(笑)



2名の変装した先生はまるでピエロのようにみんなを笑わしながら
背の順や定規で何かをはかるということを教えている姿に
なんだかこの幼稚園(&小学校)は教育熱心な学校と聞いていたけれど
ちゃんと楽しく勉強できているようで安心しました*




一通りコント?!いえいえ定規のお話が終わると
次はお遊戯室の中に入っていきます。



子供達が全員入ると先生は扉を閉めながら「今日はこれで終わり!」と。


そんなはずはないと分かっている両親たちはまたまた大笑い


そして中の準備が整うまで外で両親同士おしゃべりタイム


ちょうどスヨンのママとウォルダのママが来たのでおしゃべり

旦那さまは仕事上でも関係のあるアレックスのママとおしゃべり





お遊戯室の中に入ってみると子供達はプロジェクターの前に
しかれたマットの上に座っていました。



ちなみにまめちゃんの学年2+1(まめちゃんの学年のあまり良く出来ない子+下の学年の良く出来る子の合同クラス)

上の学年の2クラスの学年違いの合計5クラスが集合しています。



ベルギーの幼稚園では留年があります。
もちろん小学校も中学校も高校もずっと留年はあります。

出席日数だけでなく年齢に応じてオランダ語の理解力や
発音、運動、工作、お友達との交流などなど


先々週行われた個人面談でまめちゃんは9月から上のクラスに上がれると
先生に言われましたが、オランダ語の読み書きが入ってくるため
両親がオランダ語が分からない場合は家庭教師をつけるか
学校の補修(先生が勉強をみてくれる)に参加するように勧められたようです。


幼稚園によっては厳しくオランダ語の勉強を強要しないところもあるようですが、
まめちゃんの幼稚園は近くの研究所や大学関係者の子供ちゃんが
多く通うこともあり、教育状況がしっかりしている。


ということを旦那さまの職場の同僚の方々に聞き
幼稚園の近くに引っ越して、この幼稚園にまめちゃんを入れたのです。


そのためにまめちゃんの系列幼稚園では3年で日本へ帰国予定のお子さんが
とても大変な思いをし、登園拒否気味になってしまったそうな。。。


結局、校長先生と担任の先生をまじえて
話し合いの場をもってもらい「その子にはオランダ語を強要せず
楽しく幼稚園に通うことを優先にする」という風になったようです。


1人の生徒のために話し合いの場をもってくれる学校も
少ないようなので、そういう意味でも良い幼稚園なのでは?!
なんてプラス思考に考えてしまうのですが・・・。




実際まめちゃんがこの幼稚園に通うようになり教育面もなのですが
立地がルーヴェンのリング外(研究所のすぐ近く)なので土地もたくさんあり
園庭や教室も広々とし、窓も大きく太陽光もしっかり入ってくるし
道をはさんで付属の小学校があるため学年の違うお兄さんお姉さんとの交流
さらに近くの特別支援学校とも交流があるため
環境的にもとても良いと思っています。



プロジェクターには日々の幼稚園の様子が映し出されて
「これは誰かな?!」「何をしているところ?」
なんていう質問を変装している先生がPCを操作しながらし
手を上げた子に拡声器を渡して答えさせます(もちろんすべてオランダ語)



プロジェクターを見ている子もいればうしろの両親が気になって見ていない子も

ちなみに左前の椅子に座って「APPLAUS」と書かれたボードを持っています。


そのボードを上にあげるとみんな拍手タイム


拡声器でクラスメイトが答えた答えが合っているかどうかは
このボードが上に上がるか上がらないかで分かるようです(笑)





ちなみにまめちゃんは途中から仲良しクラスメイトとなにやら
自分たちの持っている道具で遊びだしました。



これは何をしている?!という質問の他に
下の画像のような道具類がプロジェクターに映し出されて
「この中にあるものを持っている人、立って!」という質問もあり

瞬時に画像から自分の持っている道具を見つけて立ち上がるスヨン

それに比べ、まめちゃん(+仲良しグループ)は・・・(笑)





プロジェクターでの授業が終わると
お遊戯室に置かれているゴミの分別(子供達が分別した)
などなど見て周り、最後は工作タイム






もう何がなんだか分からない状態のお遊戯室


日本のきっちりとした参観日ではなく
もうダラダラすぎて笑えてきます。



まめちゃんもこつぶちゃんと廃材で工作中


最後は木、針金、発泡スチロールと分別の勉強をするための
工作なのかもしれませんが、なんだか・・・。




何はともあれ、日本の幼稚園で参加したお茶参観日(茶道の参観日)とは
まったく違い、自由というか自由すぎるというか・・・かなりびっくりしました!


4歳児&5歳児ってこんなものなのかな?





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