ベルギー中部のAndenne(アンデンヌ・アルダンヌ)で行なわれる
「熊のカーニバル」にmamatjeさんファミリーといっしょに行ってきました。
アンデンヌの伝説に登場する熊はこの街のシンボルです。
1954年に熊がカーニバルのマスコットとなり、この日もブーランジェリー兼
パティスリーにかわいいクマのケーキがならんでいましたよー。
あいにくのお天気の中、カーニバルがはじまりました!
街のメイン通りを半往復するかたちでパレードが行進します。
papatjeさんが近くにいた警察官にフランス語でパレードの道順を聞いてくれたので、
ちょうど往復する2度おいしい場所にいることが出来ました。
ベルギーのワロン地方(フランス語圏)は英語が通じないところが
多々あるのでフランス語が堪能なベルギー人のpapatjeさんに頼りっきり状態です。
本当にありがとうございます。
さぁメイン通りの奥の方から大きなクマが見えてきたので
急いで寝ているまめちゃんを起こします。
「起きて~!大きなクマさんが来たよ!」
やってきた巨大なクマは胸のところに「MARTIN」
あれ?名前はマーティン?マルテルだったような。。。
これでマルテルって読むの?!
~ アンデンヌのサイトより ~
母の聖女ベッグがこの地で育てたシャルル・マルテルが、
わずか9歳にしてこの猛獣を槌で退治した故事に因みます。
1954年にカーニバルのマスコットに採用されました。
以来、マルタンの巨像やシャルル・マルテルの巨像や山車とともに、
10数頭の熊が行進します。初日は「王と王妃の選挙」、
2日目は祭りの最後にカーニバルの王と王女が市庁舎のバルコニーから
熊のぬいぐるみを子供たちに向かって投げる「熊投げ」です。
再度確認してもサイトにはマルテルって書いてあります。
あっマルテルは9歳の子供ちゃんでクマは退治された方ですね。
勘違いしていました(笑)
ちょうど折り返してきたところをpapatjeさん、えいじくん
旦那さま、まめちゃんでハイチーズ♪
しかし、えいじくんは大きなクマに釘付けで何度呼んでも
振り向いてくれませんでした(笑)
さらにまめちゃんも早く大きなクマを見たくて半振り向き&不機嫌さん(笑)
大きなクマのまわりには鼻を黒く塗った
クマに扮した人々がたくさん歩いていて
お菓子を投げたり、紙ふぶきを巻いたり。
首から小さなクマをさげている人や白い熊もいます。
熊のカーニバル・・・熊は退治された方だからマルテルが主役のはず。
でも、かわいいクマばかりなのでいっか♪
と、思っていたら檻に入ったクマが目の前を通り過ぎていきました。
檻の中のクマはスプレーをかけられたり、紙ふぶきをかけられたり
自由がきかない状態で詰め込まれているので
カーニバルの1部とはいえなんだかとてもかわいそうに見えてきます。
仮装は行進している人だけでなく観客の中にもいます。
目立っていた2組を激写!
左の女性二人組みはあまりに派手&おそろいを着ているので
行進している人かと思っていましたが一般の人でした(笑)
ちなみに行進しているのは熊に扮した人ばかりではなく
中世の衣装を来た人や牛、花をまとった人、ピエロなんていうのもありました。
山車?!もさすがベルギー、ビールサーバー(ピンクの四角の中)が
設置してあるものもあり、プラスチックコップに入れて観客に振舞っていました。
右にはDJブースも設置されています。
そして、一番ビックリしたのがこの逆掃除機(勝手に命名しました)
袋に入っているのはすべて紙ふぶき
mamatjeさんにフラマン語名を教えてもらったのに忘れてしまいました・・・。
何度もしつこく降らしてくるので、身体のあらゆるところに入ります。
このトラックが通り過ぎた後、観客はこんな状態
↓
みんなお洋服や頭に紙ふぶきがひっついています。
この紙ふぶきはカーニバルが始まる前に移動する屋台で売りに来るので
観客の人も買うことが出来ます。
浮かぶバルーンや、パーティーグッズのスプレー
音の出るクラッカーやラッパなども売っています。
それでは、少しだけわたしの斜め前にいた女の子の惨劇を・・・。
行進しているクマにいきなり泡を頭にかけられていました。
最初はスプレー?!と思って見ていましたが、これはシャンプーの泡です!
そしてナースに扮している大きな男性が近くに寄ってきて
頭アワ泡の女の子の背中に手を入れました!
女の子は「キャー」っと叫んだあと、隣の男の子に言って
背中から大量の紙ふぶきを取り出してもらっていました。
あれは紙ふぶきを入れられていたのですね。。。
そして、逆掃除機の紙ふぶきを浴びたら・・・こんな状態。
それでも彼女はおうちへ帰る様子などもなく楽しそうにパレードを見ています。
もしかして行進する人たちのお友達で毎年こういう目にあってるとか?!
もしこの女の子が無作為に選ばれてこういうことになっているのであれば
建物の上から見ている人たちが一番安全で一番ゆっくり見れるのかもしれませんね。
しかしそれだと紙ふぶきも届かないけれどお菓子もGet出来ません。
きっとまめちゃんは紙ふぶきを浴びてでもお菓子が欲しいので
建物の上からの観戦は嫌がりそう。
というか、まめちゃんは紙ふぶきをとても楽しんでいます。
結局、身体に紙ふぶきをつけて車の中やおうちの中に持って入っても
かたづけるのはまめちゃんじゃないからだろうなぁ~(笑)
こつぶちゃんもいっしょに熊のカーニバルに行ったよー!
ということで列のうしろの方から行進の山車といっしょにパチリ。
カーニバルがおわった街は大量の紙ふぶきで
地面一面まっしろでした。
清掃する人は大変だろうなぁ・・・。
最後にmamatjeさんファミリーといっしょに♪
今日は会えて嬉しかったよー!
またどこか遊びに行こうね。
ポテトチップス、キーホルダー、ボールペンなど撮るのを忘れていました。
おうちに帰ってまめちゃんとわたしのお菓子袋を見るとこんなにたくさん!
「あきらくんにいっぱいsnoepje(お菓子)もらった!」
と上機嫌のまめちゃん。
優しいあきらくんが自分でGetしたお菓子をまめちゃんの袋に
たくさん入れてくれていたのです。
こつぶちゃんが大きくなったらあきらくんのようにお菓子を分けて
あげられるような優しいおにぃちゃんになってね。
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