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日本文学館=文芸社・西瓜谷南瓜“吊るしあげられ”の記 その①(通算No188)

2012年07月19日 21時14分14秒 | 日本文学館=文芸社の労働問題
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 西瓜谷さん吊るしあげられの実態 その①(7月9日月曜日午後3時~同4時半)

 履歴書の記載違いで大騒ぎ!





 去る7月15日夜にクンちゃんが西瓜谷南瓜さんに電話取材した内容につき、「電話でのやり取りは、17日にも1問1答方式でその全体像を明らかにする考えである」(通算No187、本文)と予告しましたが、またまたそのままになっていて、心苦しい限りでした。やっとこさ、書き始められます。

 この取材では、文芸社=日本文学館に労働組合(東京管理職ユニオン支部)がホントに立ち上がってしまった驚愕からか、あろうことか、今やあの東京管理職ユニオンの支部長たる立場になった西瓜谷さんを個室に呼び付けただけではなく、会社側要員が3人がかりで1時間半にわたり吊るしあげるという、“怖いもの知らず”の実態が明らかになりました。もし、クンちゃんが在職していて、会社側の人間として動いたとしても、怖くて怖くてこんなことは到底出来なかったでしょう。知らないということは、強いものです。

 このような司法書士社会保険労務士を含む会社側従業員の行為は、明らかに労働組合法第7条一号が禁じる不当労働行為であり、厳しく指弾されなければなりません。

 ところで、西瓜谷さん吊るしあげの中身のうち、嘘っぱちコンテスト商法について西瓜谷さんが日本文学館の社内機関・賞罰委員会に審議開始を申し立てた件については、同社側がとにもかくにも嘘っぱちコンテストと非難される実態があったことを認め、嘘かホントか、非違行為をおこなった人物を「処分」したとまで言及してしまったことなどは既報のとおりです。これも、まったく抜き差しならぬことを口走ってしまったものです。なお、これまた申し訳ないことに予告したまま放ってある賞罰委員会にかかる補正記事も大至急追加します。

 というようなわけで、嘘っぱちコンテストがらみ以外については、以下、大要をお伝えします。

 (あいさつ部分は省略)

 履歴書の卒業年次記載間違いで、“鬼の首とったど!”


ク ン 早速だけど、しばらくコンタクトとれなかったんで、いろいろあったと思うけど、かいつまんで聞かせてもらいたいね。 

西瓜谷 少しさかのぼって振り返ってみますが、6月19日だったか、例のコンテストにからむ賞罰委員会の審議を求める申立てをしてですね、次の次の日、21日に、「それぞれの卒業証明書を出せっ」ていう通知が来て、だいぶ時間がたってこの間、7月9日の吊るしあげのときに、その意味がわかったんですけど…。

ク ン ふーん、卒業証明書ねえ、文芸社関連会社の就業規則では、新入の従業員に対し、卒業証明書の提出は義務付けてないね。まあ、こんなもんは調べりゃすぐわかるんで、あんまり嘘を言う人はおらんわな。でも、この提出を求める企業は少なくないし、新卒採用ならまず必ず提出だな。だけど、文芸社では今までこれを提出せよなんていうことはまったくなかったよ。

西瓜谷 私もヘンな話だなって思って、一応取り寄せておいたんですが、提出しないでかなり長くデスクに放りこんでおいたんです。

ク ン うーん、そりゃ、こういうことだな。なんか、あなたを日本文学館=文芸社から放逐するネタはないか、探したんだよ、会社は。こういうときは、まず、履歴書の記載に嘘がないかどうか、興信所を使って調べるのが会社側の常套手段だわな。重大な嘘が出てくりゃ、いわゆる経歴詐称でおっぽりだせるからね。それで、興信所があなたの在学関係でなんか摑んだんだろうね。
 あなたに卒業証明書の提出を求めた段階では、既にあなたの証明書を手に入れて履歴書と対照したか、あるいは卒業の事実がないということを確認したので、わざわざあなたに証明書を持って来いって言ったわけだ。会社が卒業証明書を手に入れていてもだよ、それは鬼蜘蛛ねえさんとこの興信所調査のリポートで書いたように、どうせ後ろ暗いやり方で不法取得したものであって表に出せるシロモノじゃないから、あなたに“正規”の証明書を持って来いって言うわけよ。

西瓜谷 なるほどねえ、そういうことだったんですね。実は、吊るしあげのときにはいくつかの、なんていうんですか“テーマ”っていうのか、そういうのがあって、そのいくつめかの中で、これが出てきたんです。確か前の週の金曜日の6日、この日は組合結成通告の翌日ですが、うるさく部長(註・エロサイトたっちんのこと)から督促されてしぶしぶ卒業証明書を出していたんですが、それを見せての話なんですけど、卒業年度が1年違うって言うんですよ! 指摘されてよく勘定すれば、確かに1年違っている…。もちろん、証明書のほうが正解ですよね。

ク ン ウワッハハハ! それだよ。しかし、かばだね、あの会社は。卒業年次の記憶違いで、「鬼の首とったど!」かい? そんな程度の書き間違いや勘定間違いじゃ、どうにもならんよ。労働問題ではよ、膨大な裁判例が積み上がっていてね、確かに重大な経歴詐称は解雇や、場合によっては懲戒解雇の理由にもなり得る。だけど、この程度じゃどうしようもないな。だいたい、コンテスト商法の嘘っぱちはどないするんや?(笑) 従業員の書き間違いを大嘘だと言うなら、まずてめえの襟を正せやと言いたいね。
 おっと、つい話がそれちまったけど、逆に言うとだな、会社はそんなもんしか握れなかったってことなんだよ、あなたをつぶすネタをね。それで、あなたはなんて答えたんや?

西瓜谷 ちょっと見せてくれって。そして、現物を見たら、確かに1年違っているんですわ。だから、そりゃあ、卒業証明書の記載が正しいでしょうね、そういうことで、って。

ク ン フフ、そんだけ?
 
西瓜谷 それだけです。(笑) 会社のほうは、引き続き、なんでだか知らないですが同席していた社労士ね、森本茂樹、あれが、ああだこうだ言い始めて。
      確か、その時点で、「2名の方を除いて全社員、役員の方から提出いただいております」なんちゃって。

ク ン なんだい、それは?

西瓜谷 よくわからないんですが、会社の全員に対し、卒業証明書の提出を求めたってことになってたんですよ。

ク ン は、はーん。あなたから卒業証明書1通とるのに、そんなことはやらんだろうよ。それは、そういう、全員出せよ、という文書を出して、あなたを狙い撃ちしたわけじゃないってことを言いたいだけだよ。だいたい、従業員だけじゃなくて、役員までなんて、役員にいまさら卒業証明書出させてどうしようってえの?

西瓜谷 だから、私も、私だけに要求したのか、あるいは全体の話なのかどうかについては、えらく興味があるんですよ、不愉快でね。会社は、会社の費用で全員のものを取り寄せたという趣旨を述べています。

ク ン そんなら、いずれ団交があるだろうから、その席で他のやつの卒業証明書の束や領収書みたいなもんを見せてもらうんだな。あの社労士が出張っているってことは、この間の経緯からして、その吊るしあげは労働問題に関わっているんだから、要求したらいいよ。見るところは何箇所もないから、個人情報がどうだとかいう理由で会社が拒むことはできねえべよ。卒業証明書というタイトルと発行日ぐらいを見りゃ済む話だからね、証明書の発行年月日が、「その時点」、えーと、7月9日だっけ、それ以前の日付じゃないとおかしいわな。

西瓜谷 そうですね! だいたい、入社のときに提出を義務付けていない書類を何年もたってから出せなんて、おっかしい話なんで、黒白をつけようと思ってます。

                                                                              (つづく)