世界に冠たる医療AMTを再確認 (2013-01-02)

2017-05-15 16:45:01 | Weblog

 年末に、刊行されたばかりの黒岩祐治著『末期ガンと漢方』を拝読。一度、講演を拝聴したことがあり、ほぼ同じ内容の御本でした。タイトルどおり、それはガンに関する漢方治療の有効性を、御尊父様の例を中心に記述されています。
 以下に、読んでの感想を少々。

 (1) エビデンスについて
    漢方にそれをもとめるのは無理として、むしろ漢方医療の哲学を汲むべきであるとされています。ただ、これを一般化できるかは、疑問なしとしません。ご出身の灘高の同窓会で現役医師と激論になったそうですが、医科学的エビデンスを捨象して、”医哲学”で理解せよというのには、少し無理があるやに窺えます。
 (2) 医療の東西融合について
    著書での”東”は、漢方にかぎられていて、インド・イスラムその他の東洋医療、また東・西では括れないその他の医療、それぞれからもブーイングがおきそうです。融合の目指すところは、QOLの高い、「効く治す」なのですから、WHOのような国際的機関において、「医療五輪」を開催すれば、医療の優劣が客観的に判明する、と愚考します。

 名の有るおかたの著書なれば、一定の影響力はおありでしょうが、実質的には、AMTこそは、漢方医療をはるかに凌駕する、世界に冠たる医療である、と改めて確信しました。
 漢方4千年にはとおくおよびませんが、AMTにも80年余の歴史があります。現代医療では最古参のはずです。しかも副作用は皆無で、科学的客観性すなわちエビデンスにおいても比肩できるもの皆無。なにより他を圧しているのは、一医療で幾つもの疾病を治す(称して「一医当千」医療)、という類例なしの断凸医療。これこそ正真正銘、最先端の多機能医療ではありませんか。
   

 


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