有名なあの少年。
顔をみればすぐわかる。
サン・テグジュペリ 「星の王子さま」
あまりにも有名なお話で絵も、著者も知っているのに、
肝心な中身を読んだことが無かったの。
そういう人は意外に多い(はず)。
素朴な絵なのにこれだけ印象にのこる絵もそうそうありません。
装丁のよさなのでしょうか?
村上春樹 「ノルウェイの森」も装丁が好きな一冊
黒柳徹子 「トットちゃん」にはいわさきちひろの子供の絵が描かれています。
この表装も好きだ。
ちなみに村上春樹はあたしには難解すぎるようで・・・・。
だからどんなに騒がれようとも「1Q84」は読まないぞ!
実は「星の王子さま」も「トットちゃん」、「ノルウェイの森」も父の本棚から持ち出したもの。
人の本棚って面白いよね。
新田次郎の小説、そしてアインシュタインの相対性理論の解説本まで。
雑多な種類の本を読む習慣は父から受け継いだに違いない。
もちろん1Q84もありましたよ。
だけどやはり難解で面白くなったようで3巻が読みかけ。
1・2巻を貸してくれといったら1Q84の解説本がでてくる始末。
ぺらっとこれでストーリーを追っかけて3巻で読みおさめる腹積もりらしい。
あはは、あたしと同じ「急ぐ」人だな。
結末から読みすすめる親子。
いやはや父があたしに似てるんではなくあたしが父に似たんでした。
先急ぐ、せっかち親子。
似た者同士。
星の王子様は子供向けの童話というより大人の物語。
あれは一種の哲学書ですな。
想像の産物というよりはサン・テグジュペリの考え、思考を文章化するとああいう物語になったということなんだろうね。
禅問答の域です。
文章にはその人の個性や好みそして頭の中を映し出す一端があって
それを集大成させた本を詰め込んだ本棚にもそれは現れてくる
言葉を集めた文筆家の脳
本を詰め込んだ本棚
並べられた本からみえるその人の個性。
専門分野を究めた本棚。
雑多きわまる本の数々
人の本棚のぞきはちょっと面白い。
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