日々草

「つれづれなるままに・・」日々の事を記す。

春の芽吹き

2006-03-05 | ギャラリー

今日は告知(?)の通り、小旅行で「益子」まで行ってきました。
暖かくお日柄もよく目一杯楽しんできてしまいました。
しかもあたしの友人とその同僚の方そしてお子2人・・・・
お子のパワーにはおばさんへとへとです。
あのパワーはスゴイ!!!
興奮してるからなんだろうけど喋る、歌う、踊る、走り回る・・・そしてイキナリ寝てしまう。
物事を楽しむ本能のチカラを見たような気がします。

自分の年齢を再自覚するとともに、体力が下り坂にあることも改めて感じることとなりました。
ふう あたしもう寝なきゃ・・・・・

今まで、益子は何回も行った事があったけど、一緒に楽しむ相手が違うと新たな発見の連続でした。
今まで言ったことのないお店にもいけたしね。
窯の見学もしてきちゃいましたよ。
売っている商品(器)が作られる過程を見られるのは興味深い事でした。

そして青い色が独特の世界を放つ作家さんのお店へ・・
もちろん作品(器)も美しいのですが、そのお店のニャンコがシャムネコでした。
「青い器を作る作家の飼い猫は青い澄んだ目をもつシャムネコ。」
シャムネコの青い目もとても印象にのこったにゃん。

そしてこの益子小旅行のおみやは
楽しい時間と「春」でした。

写真だと分かりにくいけど小さな小さな盆栽です。
三脚ですくっと立った手の平大の鉢に苔とどんぐりが一粒。
そのどんぐりは芽を出し今まさに地に根づかんとしている。
小さいながら大きな命と春の芽吹きを感じさせてくれます。

作家は「陶 土筆房」の服部俊三さん
この植え込みもご自身でされたそうです。
ホントは器だけなのですがどんぐり入りを頂いてきました。
作家ご本人の顔を見れるというのはすごい得した気分になる。

この人が愛情をこめて創りだしたものをあたしがいとおしいと感じる。
そして同じ琴線に触れる事ができたという同志感。
生みの親に育ての親。
この小さな作品はあたしの手元に来て生活を彩ってくれるものになるのです。

すてきな春に出会う事ができた一日になりました。

 


 

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