酸素ボンベがまだ来ない

上手い思考の吐き出し方を探しています。目指せ週1更新。しかし最近ゲームメインになってます。

【感想】ロマンピースを探して

2012-10-29 00:58:32 | その他感想
 最近自炊を始めました。しかしLPガスだから主に切ってこねて電子レンジですが。本当は鍋がしたいけれどガス代がちょい怖い、8bitです。

■今日感想を書くのは、『初公開2012.1.21 水彩グラフィックが爽やかな、フリーシナリオRPG! 第7回ふりーむ!フリーゲームコンテスト「長編RPG部門金賞」受賞! WOLF RPGエディターにて製作。』公式サイト(こちら)より引用。新しいゲームやろうかなぁ、と夢現を回っていたときに見ていたのをようやくプレイ。賞を取っていたのは気づいてなかったです。

■主人公は女冒険家のドレス。小さいころ父の形見としてもらった魔法の絵のかけらを、伝説の絵「ロマングラム」の欠片「ロマンピース」ではないか、と信じ、残りの欠片を探すために日々遺跡等々を冒険しています。ゲームはそんな感じである遺跡を馴染みのメンバーで冒険しているところからはじまります。

 色んな人の頼み事を聞くことで情報を得て行動範囲を広げ、その町でまた困っている事件を解決してその中でロマンピースが手に入り、という風に進みます。どの町のイベントから進めるかは自由です。攻略の難度はマップ画面の星印でおおよそ知ることが出来ます。

■それにしても、カードを売ってお金を稼ぐ、と酒場のマスターから聞いたはいいものの、序盤はほとんどカードが出ず、お金に困ってしまいました。二周目を少しやったらすぐにカードが出たので、例のごとく乱数の巡りが悪かっただけなのでしょう。カード以外にもあちこちで発生するイベントでも、多くの場合報酬を得ることが可能なので、レベル上げも兼ねてたくさんやっていきました。

■水彩グラフィックと強調されているとおり、柔らかい色合いのグラフィックです。あまりステータス画面を気にせずともサクサク進めることも可能ですが、ステータス画面用の絵も格好良いので必見です。主人公が集めていくロマンピースも本当に綺麗で、プレイヤーとしてもシナリオを進めるのが楽しみになります。背景の雰囲気もワクワクしてくるような明るい感じです。

 公式サイトでジョーのグラフィックを再確認したところ、プレイ中に思ったよりチャライ……。

■戦闘はターン制で、行動順が主人公・敵のグラフィックの上に数字で示されます。上手く調整して敵に行動順が回る前に倒していくように調整する感じ。キャラクターによって、戦闘スタイルが変わります。たとえば、同じ魔法使い型でも、リードは基本的にチャージしてから高い威力の魔法で敵を一掃するような感じになりますが、シャーロットは色々と補助系を持ちつつそこそこの威力の攻撃魔法を溜め無しで放つことが出来ます。自分としては雑魚戦では1ターン目から攻撃に参加できるシャーロットの方が使い勝手がよいような気もしますが、ボス戦に向けてのレベル上げをあまりしたくなかったのでリードを中心に使用していました。最終的に主人公他二人は完璧にリードのサポートというね。

■イベントがほどよくあっさり進んで、サブイベントをこなしていればレベル上げもさほど必要なくプレイしていて快適でした。自分はほとんどイベントの都合以外は、初期メンバーで進んでいったので、少し勿体なかったかも。さっくり一日楽しく遊べるので、フォルダに取っておいて気がついたらまたやりそうな気がします。

 最近フォルダに溜めてたゲームをいくつか消化できたので、少し幸せ。
 それでは、お休みなさい。

【感想】エルディア大陸戦記1st~リタニア編~

2012-10-24 22:27:23 | ゲーム・感想単品
バイト先で生徒さんからのお土産だよーということで高そうなチョコレートをいただいたのですが、アールグレイ味はともかく、残り二つが梅・山椒と結構冒険した味付けでリアクションに困りました、8bitです。

■今日感想を書くのは、SRPGツクール95製のファンタジーシミュレーションRPGです。こちらで配布されています。主人公の暮らすエルディア大陸に平和が訪れるまでの戦いを描く長いお話の中の序章、という位置づけになっています。大陸には大小10ほどの国がありましたが、ヴァイスランド帝国とメシュール同盟王国の二つの大きな勢力にわかれていました。この二つは、それぞれ一昔前の大きな戦争によりその力を失ってしまいます。主人公達の属する国・ヴァイス(ヴァイスランド帝国勢の盟主国)がかつての力を取り戻すため、失地回復を狙いリタニアへ侵攻する場面が今作にあたります。

■主人公は有名な将軍の娘です。軍の派閥争いらしき圧力で、開始早々役立たずの「ゴミ」と呼ばれる癖の強い(一部本当にやる気がない人もいるような気はするが)兵の寄せ集めで、そのうえ人数も一般の軍団の1/3以下という第12軍団を預かることになります。軍団は一瞬腐っていましたが、団長の腕っ節に驚いてほどなく意気投合して戦場に出かけていきます。

 本当は平和を願っているのだけれど、祈っているだけでは戦乱は終わらない。帝国を他の国が逆らえないような大国にすることで戦乱を終わらせることを思って剣を取る彼女ですが、実際戦っていくうちに葛藤が生じていきます……。まぁ、基本的に明るい雰囲気であまりそういう場面は良くも悪くも通過儀礼のような程度にしか感じませんでした。

■オーソドックスなSRPGのような気はしますが他にSRPGをあまりやらないのでなんともいえません……()。属性等以外に、章ごとにどのように動けばよいのか、といったことをステージの初めに主人公達が言うのでそれを聞いておけば、たぶん大丈夫です。特に説明されないですが、自軍以外の自国の軍のユニットが動かせる面があり、これに気づかなかったので、何度もゲストキャラのお姉さんをお亡くなりさせてしまいました……。

 ほほえましかったのが、前衛歩兵師団といういわゆる雑兵が軍に三隊いるのですが、戦力としては後半のイベントを起こすまでほとんど使えません。メインキャラの会話から察するに用途は隠しイベント探索要因。他の精鋭達が前線で戦っている後ろをひょこひょこ歩き回ってイベントを起こし回る可愛らしい「後衛歩兵師団」です。ランクアップ(方法がひどい……笑)後は騎馬ユニットのランツが馬を失って戦力ダウンした感じの所をよく補うほどの成長ぶりでした。攻撃時ボイスも……笑

■年代のせいかもしれませんが、絵柄が古いのと色数制限による荒れが気になるかもしれません。絵の入るタイミングがよいです。そうえいば、戦闘時にボイスが入ります。思いの外、丸い感じの声なのでもうちょっときりっとした方が好みだなぁ、と思う人も多かったです。お気に入りは切り込み隊とアリーナの声でした。

■格好良く、かつ使える性能なのに顔出し程度に終わった人も多いし、盛り上がってきたところで「To be continued...」で終わるのが最大の欠点というか、もう10年くらい続編出ていないのだから、でないのでしょうね……。
 ちょっと寂しい気持ちになりつつ、今夜もお休みなさい。

【感想】双翼の大地

2012-10-19 22:11:36 | ゲーム・感想単品
明日からがんばります。(何度目だ)
8bitです。

■無限∞空間製作、2007年公開、RPGツクールXP製のフリーゲームです。
こちらで公開されている古代エジプト三部作の最終章ですが、これから初めても問題はありません。
(キャラのつながりが気になる方は、製作サイト様の別館にてエジプト神話が非常に面白おかしく解説されているので、そちらに目を通すとよいかもしれません。)

「前作から50年後の世界―― 上下二つに分かれたその国は、今も戦乱の中にある。
ホルスとセト、白冠と赤冠、知恵と力、過去と未来… 相対するものが真実に気づくとき、時は再び動き出す。」
以上、公開サイト様より引用。

■ゲーム開始時、古代エジプトはナイル川の上流に位置する"上の国"、下流~河口に位置する"下の国"の二つに分かれていて、本作の主人公二人は、アジールが"下の国"近郊の荒野の村、メルフェルは"上の国"の宗教都市エドフで暮らしています。
アジールは異国民であるための理不尽から故郷の村を追われるところからはじまり、よそ者でも落ち着いて暮らせるところを求めて、メルフェルは故郷のウアセトでの謀反により父を失い、これ以上大事なものを失わないために、大事なものを守るために、それぞれ守護神となる神に助けられながら、王を目指していく。というのが大体のあらすじです。

■といっても、王とはっきり呼ばれたり意識するのは結構後で、最初は大神官様の使いっ走りですが。
"上の国","下の国"はそれぞれ事情は少し異なるものの、それぞれの国に所属する都市で同盟を組んで戦乱に備えよう、という流れが起こっています。それで、大きな宗教都市の大神官様からそれぞれ主人公は同盟を組むための使いっ走りもとい使者(および実質的指揮官)を命じられ、序盤はこのお使いが中心となります。
このおつかい部分、一周目はメルフェルでプレイしたのですが、彼が非常に礼儀正しく、本人自身も重苦しい一面があるため、最初に同盟になってくれる都市がどれかよく分からず、明らかに遠回りしてしまった(都市に一回行く度に1ヶ月が経過し、ゲームは三年間の時限制)とき、「自分なんかが使者をやってごめんなさーい!」とF12を押したくなりました。一周目はボスの前後以外はリセットしませんでしたが……。のんびりしてても二ヶ月くらい余りましたし……。二周目アジールでプレイする頃にはこちらも勝手が分かっており、しかも赤冠の章に登場する州知事(都市の偉い人)さんの困りごとが大変共感できるものばかりだったため、すっかり気分は観光でした。後で自分の都市で買うことが出来るようになっていると分かっていても何かしら供物を買っていったり。
メルフェルが主人公の白冠の章では主に前作の、アジールが主人公の赤冠の章では主に前々作のキャラクターがちらっと登場します。

■戦闘は軍単位で行うものと、個人戦に別れています。
個人戦はそのまんま。軍戦闘は同盟都市の中で比較的大きな軍が、一般的なRPGでのプレイヤーとして、小さな軍が装備品のようなポジションになっており、同盟都市で隊列を組んで、相手側の軍隊とフロントビュー式ターン制の戦闘で戦術の采配が表現されます。
と言うと大げさかもしれませんが、そこまでの戦略部分の流れが上手いし、『「兵力」はまんま軍の兵数です』ということもあり、かなり真剣になってしまいました。負けてもたぶん住民が減っていたりすることはないのですが。
個人戦と言えば、アジールプレイ時、最初に仲間になるセクメト女神さま(※都市ごとに神様が祭られており、同盟を組むときに護符がもらえます。そして、護符に対応する女神様が戦闘中祈ると助けてくれる)の物理攻撃(50SP消費)が隠しダンジョンのボスすら運がよければ二撃という素晴らしい強さで、最終決戦の時、主人公単騎で臨む局面でこの護符使っていいのか……? と悩みながら、結局使いました。人間って駄目ですね。

■このシリーズを通して、古代エジプトでは神と人が一緒に(一般人に見えるわけではないんだけれど)暮らしており、人は神からの恵みを受け取り、人は神の動力源である祈りを捧げるという感じになっていて、要するに主人公周りには非常にほいほいほいほい神様が歩き回っていて、そこにいるのが当たり前であり、説明されてもぽんぽんぽんぽん名前が出てくるから、ゲーム中だけじゃちょっと追いつかない感じです。
※今作は予習してからプレイしたのですが、前作に当たる「灰色の街の守護者」のときは途中からちょっと諦めていて勿体ないことしてしまった……。
神話に登場する実在の神から、前作の主人公達ゆかりの神まで。シナリオに関わったり、サブイベントで顔を出したり、名前だけだったり、戦闘を補助したり、と関わり方は様々ですが、非常に魅力的です。(特に女神様が美人です……) 基本的に綺麗だなーすごいなーと思っていればよいのですが、一部、神話が暗号に関わったりします。4つ目の神様のペアは欠員の方です。

■メインキャラクターの立ち絵は老若男女問わず美麗ですが、それ以外のグラフィックは総じて地味です。これはシリーズ通しての特徴で、自主参加イベントが数多く配置されていて、それを探して味わうタイプのゲームです。
このブログ、その手のRPG多くな(ry
音楽は、都市ごとに異なりますが、なにしろ数が多いので全てがエジプト風ではなく、入った瞬間はあれっとなる都市もあるのですが、お使いが終わる頃には慣れている不思議。総プレイ時間は一周5~8時間程度だそうです。二周ともサブイベントを回ったり、一周目、メルフェルの時は序盤慣れて神様の名前が少し覚えてくるまでメモ取っていたせいもあります。エンディングが3種類あり、それを見るためには三周プレイする必要があります。
一周目攻略見ないでプレイすると、サブイベントを見逃してしまうことも多いのですが、一周目は何も分からずドキドキするのが推奨です。

ゲームからも、サイトからもエジプト愛があふれ出してきていて、最近自分もにわかエジプトファンになってました。
人間らしい神様のことを調べてみたりしつつ、今夜もおやすみなさい。

Deazon -呪いの宝石オビディヴェンジ- プレイ記12。

2012-10-14 03:34:23 | ゲーム・プレイ記
失敗分析はキリがつかないということでキリをつかせました。
何百回測っても上手くいかないものは知らないよー。
とりあえず測定をほっぽって作製をやってみることにして、で作製用の装置が直るまで、表向き平穏な日々を過ごすことにきめました。
8bitです。

この記事を書くのが楽しみでしたー!
すぐ更新が止まるんだからネタは貯めて置けよ、という感じなのですが、気にせず上げます。
隠しラスボスなので一応以下は伏せ字です。リンクが伏せられていないのはご愛敬です←



■VSハーバイル 後半戦

■ちょっと、残念な感じでもあるのですが。結局自力では倒せそうになかったので、
あれから5回くらい挑戦した後、音を上げて、大人しく作者様のプレイ動画を拝見することに。

というか、毎回思うのですが。
もしかしなくても、私のDeazon特殊技出なさすぎ?

連携が特にでないのですが、連携の出やすさは本篇の選択肢だった様な気がしておりまして、いや、しかしそんな他人と仲良くなれないような選択肢を選び続けた覚えはないのだけれど。
状態異常を直すのがめんどくさいため、割とぽこぽこ戦闘不能にしているのが原因の気もします。

つコミュ障         orz


……それはさておき。
参考にしたのはこちらの動画です。
【Deazon】作者自らバトryVS隠しラスボス前半
【Deazon】作者自らバトryVS隠しラスボス後半

■■■参考になった点
■タテキの序盤の雄叫び → 雄叫び=状態異常耐性付与なので、状態異常補正用の宝石が外せるので、その分をパラメータ強化に当てることが出来る。自分の場合、赤と水色の宝石を装備したけれど、宝石よりも宝玉の問題だったのか、動画見ておおーっと思ったほど攻撃力は伸びませんでした。

というか、赤の宝石で+8補正をつけても何も付けないハルキさんの方が力が強いのか……。
やっぱr(ry

■メグの炎系魔法 → 追撃は目立つから覚えていたのだけれど、各属性魔法の追加効果を忘れていたなぁ、という感じです。

■リョウの攻撃技について → ひたすら戦車(=4000ダメージ固定。クリティカル8000)を惰性で使っていたのですが、激励なども考えれば、ガトリング電柱やスーパースローの方が効くみたいです。

■命中率 → ハルキの呪言の闇の追加効果の部分。実際動画では2(miss)/5(攻撃回数)とかの確率で避けていました。まあ、自分のプレイの時は案の定あまり目立たず、状態異常耐性の装備で固めていたので、回避出来る攻撃よりほとんど実害のないメグリムの方が嬉しかったりしました。

■エイジアマハリト → この具体的効果が分かったのがよい収穫でした。20回で段々威力上昇なら、HP満タンでお守りがあれば防げそうです。ということで後半戦になったら、素早さの高いリョウを回復してお守りを投げたりしていました。

■序盤の回復 → SPCを狙うより堅実に行く方がよいみたいです。後半にハルキの覚醒や最期の唄を取っておけるとかなり楽なのですが、そのためには宝玉を攻撃にしたり、状態異常を割り切ったり(自分の場合はメグリム狙いで状態異常耐性を固めています)して、攻撃力を上げて早く攻められるようにしておかないとそもそも後半まで都合よく技が残ってくれないのではないか、と思いました。

■気合いのオーラ → 序盤で覚えた技なので忘れているとは何事……! かなーり、助けになりました。CCが3ターン必要となってますが、そのうち2つは自分の増えた行動で消費されるため、そこまでコストが大きくもないですが、しばしば御霊を喰らうでSPが切れたーとかいうときの回復とかにとても重宝しました。

■クールタイムのある技の使用 → 自分はそれまでどうせ封印されるしーと思ってあまり使っていなかったのですが、メグのプレジャーやミハル流回復を使えるときに使っておかないと、神秘の石が足りなくなる様子。(クリアしたときは実際足りなくなり、メグのプレジャー、タテキのアイテムによる個別の回復頼りでした)ガトリング電柱も安定してかなり大きな(自分の守りの宝玉+宝石補正無しで5000超)ダメージを与えてくれるので、使えるときは使ったほうがいいのでしょう。

以上の点をふまえたら三回目でクリアしたのですが、残念ながら今回は細かく記録してないのでログは出ません。
というか、片手の回数で終わると思ってなかったので(ry

まあ、大体こんな下のような感じでした。

■タテキは以外は前回述べたように状態異常耐性の宝石で固めて、タテキは一部を赤・水色の宝石に置き換えています。
動画を見て後半に最期の唄→アトロスヒルを取っておきたかったのですが、前半で壊滅状態になり早々と使用する羽目に。防戦装備にしてもダメージは致死量であることには違いないのです。
■とりあえず、初手の回復と、タテキの気合いのオーラはどんどん使います。回復に神秘の石も惜しんでいられない、とか言ってたらかなり序盤で使い果たしてしまいちょっと無理かなーと思いました。
■後半では珍しくハルキとリョウの連携が出て、今回は装備で怯み耐性をつけていたためあまりそこの部分の恩恵はなかったのですが、SP全体回復がありがたかったです。
■思ったより全体的に攻撃力が低く、やっぱり攻めて出るなら宝玉変えないといけないのかーと思いました。
■最期にケンズフォースでシメとなる部分が被ったときは、ちょっと感動しました。

今回、多分気合いのオーラと雄叫びが自分の戦略の中でかなり鍵だったらしく、とくに注意しなくても後半まで進められるようになったとき、かなり嬉しかったです。

それにしても、毎回思うのだけれど、ハーバイルさんジャンプに出ていそうなまっとうな悪役で
清々しいですね。


とりあえず、何度もヨロヨロしながらもDeazon -呪いの宝石オビディヴェンジ- プレイ記はこれで一旦おしまいです。
とても楽しい……とだけいうには辛くも嬉しくも充実した時間を過ごせました。本当にありがとうございます。

それでは、今晩はこれでお休みなさい。

【感想】研修医 任天堂独太2 命の天秤 ※ネタバレ有

2012-10-13 00:44:16 | ゲーム・感想単品
なんで先輩が研究室の受け入れ定員よりも少ないのかを段々理解してきたぞ……。

でもまあ、今週の火曜日からは落ち着くはずだ……。

それはさておき。
昨日クリアしたゲームの感想を。

放置している、あれやこれは?という感じですが、落ち着いてゲームする余裕がちょっとなかったので、毎日ちょこちょこ進められそうなこのゲームをやってました……。

このゲームはタイトル通りに、研修医の主人公となって手術を行い患者さんを救うというお約束なものです。

DSが発売されて間もない時期にこれの無印の広告を見て存在は知っていたのですが、当時中学生だった自分の財力では手が出せず。
なんでもいいから、生活にゲームを……!
とめぼしいものを探していたところ、これを思い出したので買ってみた感じです。
2なのは1は地雷らしいと評判だったので……←

ハードの出始めはそのハードを活かしたシステムのゲームが出る、という話がありますがこのゲームもタッチペンを操って診察や手術を進めるタッチスクリーンを活かした仕様となっています。

(消毒は指でやった方が速いですけどね)

書かなくても分かるような気がしますが、この診察・手術パートとアドベンチャーモードに分かれていて、アドベンチャーモードでの選択や手術パートのスコア(患者さんの体力や手術時間、メスの軌跡の正確性など)によるマルチエンディングです。

一通り説明が終わったので感想に移るのですが。

まず、手術パート。

いやー、私アクション苦手ですね!

ということを再認識いたしました。
序盤なんて普通やれば出来ないほうがないはずなのですが、1話にて3回、2話にて10回患者を救えず、上司から失望されまくり※。

※手術に失敗すると、後で外科部長室に呼び出されて指導医と部長の教授から「失望した」と口を揃えて言われてゲームオーバーになります。

後半は結構上達してきた! と思ってきても、当然さらに難しくなっており。
この手技の判定はここ!
この手技の前にはライフ(患者さんの体力)がいくら必要!
この手技は気を抜いていいがこの手技は……。

と、結局たくさんの患者さんを見送り()ながら学んでいく感じでした。

手技ごとに指示や手技に関するコメントが出るのですが、主人公が後半、「縫合には自信があるんだ」※と内心呟いたのが、このゲームで一番共感を覚えるくらい、手術が苦手なのでありました……。

※縫合はどんなに適当にやっても失敗判定がないみたいでした。

一番共感するのが「縫合には自信があるんだ」とはどういうことだという感じですが、シナリオ構成は少し微妙でした。

病院で働く若き医師のストーリー、命の意味とは……
みたいなことをタイトルから感じていたのですが、終わってみたら医療モノの皮を被った昼ドラ……のほうが近かったです。

話の主要人物がですね、外科部長=主人公の実の父(主人公は育ての父しか父と認めていない)で、研究者として出世のために主人公の母を捨てたかのように描かれています。

で、主人公の指導医の凄腕美人女医はその部長のもと恋人でひどい振られ方をしているものの、まだ部長が気になっている。

主人公は母と自分を捨てた部長を恨んでいたいけど、部長と後妻(この人はまったく出てきません)の間に生まれた妹のために、そうすることが難しくて悩んでいて。

という感じの背景ならいいんですが。めっちゃくちゃこの路線が強調されていて、シナリオ構成も、5話中2話が妹のために部長の代理として行った夏休みの旅行先の話となっています。

なんか絵柄的(きれい系でも萌え系でもなく古くさくちょっともっさりした感じで、むしろ珍しいような感じ)にも、こんな暗い粗筋なのに暗くもなりきらず。

主人公は研修医2年目ということで、後輩が出来るのですが、一話で彼女と関わったので、先輩としての一面があるのか……と思ったら、そういう描写はほとんどなく、終盤になってから「私も成長したでしょ」って話振られても見たことないから知らないよ、という。

割とお話は中途半端な感じがしました。
雰囲気は逆転裁判とゴッドハンド輝を混ぜて3で割り、空気を昭和に戻してきつめの色でセル画化した感じです。
昼ドラ風な展開を軽いのりで眺めていました。

疲れた日常を癒すにはこの入りきれない軽いのりの方が良かったかもですが。

感動するはずのシーンより、主人公の(この患者、めんどくさい……)という感じのぼやきの方にかなり共感できてしまい、結構アドベンチャーパートもめんどくさいというか、不意にフリーズしてくださるのも楽しかったです。

人にネタとして話す分には結構突っ込みどころが多くて、おいしいゲームでありました。