酸素ボンベがまだ来ない

上手い思考の吐き出し方を探しています。目指せ週1更新。しかし最近ゲームメインになってます。

【感想】かねをかせぐ

2013-06-29 03:27:42 | ゲーム・感想単品
現実がつまったときはむしろゲームをやっちゃいけないんだ、目を覚ますんだ。
それはさておき8bitです。

世の中には見ているだけで面白いゲームではなくて、
見ているだけがなんか面白いゲームがあると思います。

VIPRPGより「かねをかせぐ」はそんなゲーム。

グラフィックがきれいだったりすればそれを見ているからでしょって
感じなのですが、(もちろんきれいなグラフィック見てるのは楽しいですけど)
そうでなくてサクサク進むテンポとか。

世界をすくなわなくてもいいのです。戦略を練らなくてもいいのです。
装備の調整はおれツエーのためにあり、てきとうにぽちぽちしたら、
あとは、サクサク勝手に進むのを半分笑いながら気楽に指差しているという楽しみ方があるのです。(私には)

レミュ金のお店を眺めているのが楽しい感じに少し近いのかも、だけどもっと気楽です。

いわゆるRPGの楽しさとはまた別物なんだけど。
テレビでお笑い芸人見ているような感じでしょうか。私テレビそんなに見ませんけど←
(まあ、本格的RPGといってこれを出されたら怒ると思います。勝手な話)

ストーリーはいきなりおなじみアレックス君がぽーんと島みたいなとこに投げ出されて、
店みたいなのはあるけど金はないし、行くとこもないのでとりあえず階段を下りたらダンジョンだった。
という感じで始まり、非常にてきとうな感じで続きます。
というか、アレックス君は何をしたのか(笑)

そのあとは、ダンジョンの中のモンスターやなにか意識しすぎなボス達を倒しながら、
お金をかせいでは武器を買い、途中から家を増築し……とその名に恥じず金を稼ぎまくることになります。

だけど、そのダンジョン攻略中のテンポや数字がゆれている演出が非常に気持ちいい。
特に数字のゆれ。がしがしダンジョンの中を進んでいる感じがして楽しくて癖になる。
揺れてるだけなんですけど(笑)

グラフィックが美麗なわけではなく、インタフェースの部分に関する調整がすごく丁寧に感じて、
やっていて妙に面白いゲームでした。

【感想】冠を持つ神の手/Gu-L/はじめての宿屋さん

2013-06-23 02:12:25 | ゲーム・感想単品
お久しぶりです。以前の日にちを確認するのが怖いのでもう二度としません。
M1ってヒマなんじゃないんデスカー?
英語が出来ない自分が悪いのだけれど……。


【冠を持つ神の手】
なんという、作業ゲー(褒め言葉)。
私のGWはこいつに盗まれました。
個人的な感触が某恋愛シミュレーションゲームに近いです。

最初は攻略wikiを見るのは邪道な気がして、のほほんと五週くらいやったけど、ヴァイルくらいしかエンディングに届かず。自分は攻略情報を見て計画を立てて進めていかないと太刀打ちできなかった。(太刀打ちて。

ヴァイルやサニャはともかく、ユリリエとか他のキャラクターをかませないといけない場合も多くてイベントのタイミング調整がけっこうシビアです……。
計画立てておけばたしょうずれても大丈夫な感じですが。

途中からイベントそのものより、計略がうまくいってイベントを発生させた達成感を楽しむようになっておりw
萌えイベントを見るための計画が燃えるこの感じ(え

まだまだ見れていないエンドのほうが多いのですが、とりあえず
ヴァイル愛情エンドA/タナッセ愛情.友情B/ローニカ愛情B/サニャ愛情
ティントア殺害/ルージョン愛情/ユリリエ愛情
は見ました。

ユリリエ大好き。サニャは憎悪も簡単に見れそうな気がしたのだけどいじめるのがつらくて断念。
タナッセ愛情は3回くらい失敗してしまい、見れたときはPC前でガッツポーズしてしまったよ……。
愛情から分岐したときのリリアノの台詞が公式サイトさまのおまけにある奴なんですが、ここで出てくるかとこういう結末を選んだのは自分ながら胸が苦しくなりました。

【Gu-L】
5年ぶりくらいに起動。前プレイしたときの記憶は、
「逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ」
「私たちは大丈夫、私たちは死なない、私たちは大丈夫」
のような台詞と隆と安住の顔を覚えているくらいだったので新鮮にプレイしました。

よい、よい。一つ一つ楽しいです。
このゲームの感想でよく言われるように誤字とかありますけど、
イベントの組み立て方が丁寧で、探していくのが楽しいです。

安住の周り、というか研究者たちの人間模様のイベントは本当に追いかけていてぞくぞくしました。
Flameのくだりで鳥肌がたったというのだけは覚えてたのだけど、
その周りの研究者のやりとりが研究者に近い立場になった(なれる気はしないが)今としては勝手に感慨深かったです。
子どもがいる研究者が一生を保障するなんて言われたら、今の予算削減の感じだと乗っちゃいたいかも……。
実現するかどうか分からないんだし、企画書だけは書いて出してしまいそうだ。


終盤の隆戦は本当によいホラーでした。ぽたぽたやめてよ!

ノーマルエンドで残留思念関連がある、といわれる部分だけ少し唐突な感じはしたけれど。

主に戦闘時に入る台詞の発音が良い悪いとかは、戦闘をさけまくっているのもあって、あまり気にならなかったです。
思い出補正もあるだろうけど、思い出以上に楽しくてよかったー。

【はじめての宿屋さん】
ニコニコ自作ゲームフェスより。
ホラー以外で目立ったゲームはないかということでプレイしたのですが、ほのぼのとした雰囲気がかわいらしい割にしっかりした経営ゲームでした。

というか、あ、はい。
しっかりしすぎて高ランク攻略法が「従業員に毎週疲労回復ドリンクを配布することにより休暇を与えず、能力が上がりすぎた従業員は給与を増やさないために怪しい薬剤で伸びた能力を削る」というとんだブラック企業ですが……。

経営部分はいつどの施設を増設するか、宿泊料金を上げるか上げまいかなど悩ましいことてんこもりですが、実収入があがったときはその分素直にうれしいです。
戦闘も低レベルクリアのためにボス画面で装備を入れ替えたり、TPスキルの利用タイミングを考えたりするのが思っていたより楽しい。

けれど、要の経営部分がちょっとテンポが悪いです。働いているところ、キャラクターの一枚絵の挿入でもいいから何か変化があれば楽しかったのですが、プレイヤー単に山眺めてるだけですからね……。
週末の交流イベントもやりこみ不足のせいか、手間の割にそこまでうれしくなく、終盤は怪しい薬剤で能力を下げてまわるという悲しみしか残らない感じです……。
あと、ライバルキャラクターとの戦闘イベントがあるのですがあまり興味が持てなかったので、エンディングでそんなのあったね、という感じになってしまいました。
彼らと絡んでいたらシナリオがもうちょっと味があるものになっていたのかもしれないです。

経営がよく分からない割に日数制限がそれなりに厳しくてそれがちょっとうれしくない感じです。
もうちょいシナリオイベントに面白みがあったりするか、テンポが良くて周回がやりやすければやる気が出たかも……。
EDは知らないキャラクターのほうが多かったのでむしろ寂しさが(え

ごほうびにあたるイベントがもう少し派手だとうれしかったですね……。

以上、8bitでした。