若いころ、年配のオーディオマニの方が
みなさん口を揃えて、
俺も若いころは大きなユニットでマルチとかやってたんだけど
最近はフルレンジでいいや、
とか
小さいスピーカーが楽だよなー・・・・・とか
ふーん年をとると大迫力が苦手になるのかなー・・、なんて思っていましたが
・・・・・
違いますね、
私にも残念ながらわかるようになってきました
大きなスピーカーは“重いんです”
年取ると一人では動かせないんです~!。
勿論、家族からつまはじきのちょっと変〇者のオーディオマニの
なんの意味もないスピーカー配置変更のお手伝いなんか、誰~も手出しなんかしてくれない
「たいへんね~、がんばってね~、」と声かけられれば、マシなほう
寝静まった夜中に汗だくになって、
ホーンに潰されたらどうしよう
スピーカから下に落ちたらどうしよう
ドライバーが持ち上げられなかったらどうしよう
・・・・・・
そんな不安と戦いながら
夜な夜なの作業で、WE22Aほーん、本来のちょんまげスタイルに変更しました~
ご存じない方もいらっしゃるようですが、本来WE22Aホーンは
たいへん優雅なスロートカーブを描くカールホーンの名機です
それを何故このような“ちょんまげ”スタイルで使うかと言うと
戦国時代だからです、
倒さなければならない相手がいるんです!
いざ東西決戦、戦う相手は西の知将WE13A美音公なるもの・・・・・・
ではありません(笑)
絶対使用条件のWE555Wの口径は約1インチ、その口径に合わせたスロートが本来の美しいスロートですが
NCT-WEで使う288Fcの口径は2インチ、なんと倍以上の口径があります
美しいいスロートを、ぶった切って使うしかない
仕方がないのでこのスタイル
折り曲げられず真っ直ぐなので、ちょんまげスタイルとなってしまう
このちょんまげスタイルがかっこ悪いのと、
WE16A風の横ロールで
音エネルギーの集中を狙ったのだが、
いろんな面で挫折しました
至近距離で聴くには違和感あるサウンドになってしまいました
最大の違和感はピントが合わない、ピンボケ音像
私には技術力が不足していたようです
残念!
本来の縦ロールに戻せばピントは合うのは、単体のフルレンジ視聴で分かっていたので
みっともないが“ちょんまげスタイル”に配置変更
ホーンの開口面積は縦横同じだが、スロートは全然違う
したがって取り付けの足の位置も全く違ってくる
足をばらして、ホーンを立てて、一から設置のやり直し
重心がかなり高くなるので、三点支持ではなく、今度はワイヤーを使った四点支持
不安は残るが、なかなか安定度は良い、
ホーンの向きも、あらかじめテスト済み、
音軸でセッティングのためか
かなり上を向いてしまった、
腰痛と落下の恐怖と闘いながらやっとセッティング完了しました
ベテラン・オーディオマニアの苦労が身に染みた配置変更でした。