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海外は何処も危険!?

2013年09月14日 | 気になるネタ

トルコの世界遺産・カッパドキアで日本人女子大生2人がナイフで刺されて死傷した事件で、現地メディアは、電気作業員の男が捜査当局に拘束され、容疑を認めていると報じた。日本人観光客が海外で事件や事故に巻き込まれる例は後を絶たず、世界的に有名な観光名所にも危険な落とし穴が存在するという。

 トルコのドアン通信などによると、拘束されたのは26歳の電気作業員の男。27歳との報道もある。「私がやりました」と犯行を認めているという。トルコの一部メディアは、男には薬物乱用、わいせつ、窃盗など17の犯罪歴があり、最近刑務所から出所したばかりだったと報じた。被害者が滞在していたギョレメ周辺を、3日ぐらい前から赤い車で走り回っていたという。

 殺害された新潟大学教育学部4年の栗原舞さん(22)と一時意識不明の重体だった寺松星絵さん(22)が被害に遭った現場付近は「治安も比較的良かった」(学校関係者)というが、海外旅行先で日本人が巻き込まれた事件・事故は少なくない。

 「今回事件のあったトルコは、親日国で比較的安全とされているが、ぼったくりやスリ被害は依然として多い。日本と同じ感覚で過ごしていると痛い目に遭う」と話すのは、観光ジャーナリストの千葉千枝子氏。

 特に要注意なのが女性の1人旅や、女性同士のツアーだ。

 「イスラム圏の国に行くときは特に警戒が必要。女性が肌の露出を避ける文化があり、日本と同じ感覚で薄着で歩いていると目立ってしまう」(千葉氏)

 昨年8月に、ルーマニアで現地の男(26)=当時=に襲われて命を落とした女子大生(20)=同=も1人旅の途中で被害に遭っている。

 経験を重ねて生まれる過信も旅の天敵となる。

 「旅慣れてくると安全対策もおろそかにしがち。観光地だから安全というわけでなく、観光地だからこそ危ない。カモにしようとする連中は、ターゲットを物色するために集まってきている。常に危険と隣り合わせであることを肝に銘じたほうがいい」(同)

 では、事件・事故に巻き込まれないために、どんな予防策を取っていればいいのか。

 「昼間でも人目がある所を選んで回るようにする。女性は肌の露出をなるべく避け、財布は無防備に出さないこと。海外旅行保険にもなるべく入っておいたほうがいい。救急対応の補償をしてくれる『救援特約』も付けておくと安心。救急車の派遣は、ほとんどの国では有料で、後で治療費とともに莫大(ばくだい)な請求がくる可能性もある」(同)

 保険は1週間程度の旅行なら、1万円以下でも入れるという。安心が手に入ると思えば安いものかもしれない。



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