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台風の目となるトランプ大統領

2018年01月07日 | 気になるネタ

明けましておめでとうございます。

本年も相場観と注目される銘柄を取り上げていきます。日経平均は平成バブル後の最高値近辺にあります。過去の経緯では、株価の上昇局面で多くの個人投資家が株式市場に参入してきます。2018年はそうした動きがさらに強く出る年になりそうです。その中で「投資資金」が集まってくる銘柄が投資すべき銘柄となります。多くの人の思いが株価上昇に表れる格好になるのです。まずはこのイメージを持っておきましょう。

 今年も世界の株式市場を動かす最大要因は「トランプ米大統領」になりそうです。台風の目となるトランプ大統領の動向には関心をもっていきたいと思います。税制改革、規制緩和などトランプ政策はおおむね進展しています。それを好感し米株市場も史上最高値を更新し続けているのです。今年の早い段階で、16年の大統領選挙で公約として掲げた「巨額インフラ投資計画」の具体策が出てくるものと考えられます。総額1兆ドル(約113兆円)の天文学的な規模になることも想定されています。

 当然、日本株にもメリットを受ける銘柄があります。建設機械世界2位の「コマツ(6301)」、米国内展開進む「太平洋セメント(5233)」は筆頭となるでしょう。

国内に目を転じても、景気拡大には疑問がありません。多くの銘柄が高値を更新することになるのは当然のことです。あっちを向いてもこっちを向いても個別銘柄の株価が上昇しているような「夢の時」が18年のいずれかでやってくるでしょう。

 中心的な存在となるのはメガバンク株です。「三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)」、「三井住友フィナンシャルグループ(8316)」がそれに該当します。日本経済を映す鏡と考えてよさそうです。

 安倍政権が掲げる「働き方改革」、「人づくり革命」もさらに進んでいくでしょう。これまでの人材サービス企業一辺倒から広がっていくものとみています。就業時間管理システム国内最大手の「アマノ(6436)」も物色されそうです。個人消費の伸びは18年に顕在化しそうです。

 もっとも恩恵を受けるのは「外食」、「EC」とみています。立ち食いステーキの「ペッパーフードサービス(3053)」の出直り、搬送システム世界首位級の「ダイフク(6383)」の一段高に期待しています。もちろん「任天堂(7974)」にも継続注目です。(株式ジャーナリスト・天海源一郎)

 



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