44歳 ~人生を語りたくなる年頃~

南 武志/621&アソシエイツ。広告業界の転職エージェントが20代、30代の方に綴っていきます。

内ラチ沿いのディープ

2006-04-30 16:24:59 | トピックス
ディープインパクトが見事に4冠を達成しましたね。

私が競馬をはじめて2年後にミスターシービーが3冠を達成しました。
その翌年にはシンボリルドルフが無配の3冠馬となり暮れの有馬記念も制しました。

後方一気の脚質に危うさを感じるミスターシービーと、好位差しで普通に勝利するシンボリルドルフ。

当時、競馬ファンにおける2頭の3冠馬の人気は、危険な匂いを漂わせるミスターシービーが圧倒的にファンの心を捉えていましたが、2頭の出走したレースではルドルフの3戦3勝でした。

ディープインパクトは、スタートで出遅れたり、道中折り合いを欠いたりととても危ういレースをしますが、ゴール前の直線はシンボリルドルフを彷彿とさせる安心して見ていられる勝ちっぷり。

人気も実力も他馬を圧倒するスーパーホースは、私の競馬暦の中でもディープインパクト唯1頭です。

武騎手には、ぜひディープの引退レースでは、何馬身引き離していてもゴールまで目一杯追ってもらいたいものです。

私は、GIレースの大差勝ちはまだ見たことがありません。
ぜひ一度、大差で決着の付くGIを見てみたいものです。

出る杭の人は自分のことを出る杭とは言いません

2006-04-30 16:05:27 | 周囲の目は気にしなくてもいいのです
会社組織においては、自分の実績が周囲の人たちと比べて飛び抜けていることを、言葉に出して自慢したり、急に胸を張って大股で歩き始めるなどの行動を取る人がいますが、このような行為は周囲から見ると滑稽に映ります。

また、人間は誰しも、他人が出る杭になっている瞬間には嫉妬の思いが出るものですから、自慢げな言動や行動を取ることで、ますますあなた自身が孤立していくことでしょう。

ひとつの真理があります。
それは、自分のことを出る杭だと公言する人に限って、他人から見ると大して「出る杭」にはなっていないということです。

本当の「出る杭」の人は、自分のことを出る杭だとは言いませんし、逆に「なぜ他の人たちはやらないのだろう?」と思うものです。
なぜなら、突出した「出る杭」の人は自分の行動を普通のことだと思っているからです。

自分のやりたいことを、自分のペースで行なっていくからこそ、自分自身の驚異的な成長を実現することができるのです。

そして、突出した「出る杭」は周囲の目を気にすることはありません。
本当に出る杭になっている人には周囲の目を気にする暇はないのです。

荒川静香さん、連盟の人事について発言を

2006-04-29 18:55:07 | トピックス
日本スケート連盟の1億円の赤字に伴う金銭疑惑によって8人の理事が引責辞任をしてから4日。

今日のスポーツ紙に、荒川静香選手がアイスショーのマスコミ向け公開リハーサルを行ったという記事が掲載されました。
マスコミ向けということですから、会見もあったようですが、連盟の不祥事についての質問は一切受け付けないという規制の中で行なわれたと記事にはありました。

荒川さん、おそらく、あなたなら連盟の不祥事について言いたいことがあるはずです。
日本フィギュアスケート史上唯一人のオリンピックの金メダリストであるあなたなら、連盟に対して意見を述べることには誰も文句は言えないはずです。

荒川さん、連盟に対して言いたいことを遠慮なく述べてください。
それが、若い選手達のためです。

荒川さん、金メダリストであるあなたには、今回のような連盟の不祥事に対してはマスコミを通じてファンにコメントを出す義務があります。

荒川さん、遠慮なく口を開いてください。

「出る杭」になりたければ遠慮なくなりなさい

2006-04-29 18:41:21 | 周囲の目は気にしなくてもいいのです
この項の最初に、若い人たちの中には「出る杭」になることを避けようとする人が多く見受けられますと述べましたが、同じくらい「出る杭」になりたいと思っている人も数多く見受けられます。

もちろん、私に対して「自分は出る杭になりたい」と公言する人は滅多にいませんが、例え言葉には出さなくても、その人のニュアンスから「この人は出る杭になりたいのだな」と思える人に数多く出会います。

「出る杭」になりたいと思えばなればいいのです。
あなたの頭に斬新なアイデアが浮かんだときは、周囲の反応を気にすることなく、臆せずにアイデアを述べればいいのです。また、会社の人たちが尻込みするような巨大クライアントに飛び込みたいと思えば飛び込めばいいのです。

少なくとも、自分の起こした行動に対する周囲の目を気にして、自主規制することはないのです。

さて、ここでひとつの落とし穴があります。
それは、自分が出る杭になっていることを自慢げに吹聴してしまうことです。

仕事のできる人ほど「出る杭」を打ちません

2006-04-28 19:48:05 | 周囲の目は気にしなくてもいいのです
これまでに、自分の挙げた業績に対して職場の同僚から嫉妬の目で見られたことがあるという方には分かってもらえると思いますが、自分の出した斬新なアイデアと真正面から向き合ってくれる人、自分が大手クライアントを新規で獲得したことに対して祝福を送ってくれる人は、間違いなく仕事のできる人たちです。

あなたのグッドジョブに対して賛辞を贈ってくれる人は、以前にその人自身が嫉妬の目にあって嫌な経験をしているはずです。だからこそ、あなたの成功を手放しで喜んでくれるわけです。

「出る杭」になっている瞬間というのは心地良いものです。
私にも経験がありますが、自分が周りから一歩突出しているときには社長が直々に声をかけに来ますし、周囲からは、本人には嫌味だとは気付かないお世辞も言ってくれます。
そして、自分だけが特別に選ばれた人種なのだと錯覚してしまうものです。

私が携わっている広告業界という世界は、言ってみれば目立ちたがり屋さんの集まりのようなところですが、広告業界に限って言えば、「出る杭」になりたいと思っている人が他業種に比べて多いものと思います。

ビバ!「カンプ・ノウ」

2006-04-28 18:51:52 | トピックス
欧州チャンピオンズ・リーグでバルセロナが決勝に進出しましたね。
ホームスタジアムの「カンプ・ノウ」は、海外のスタジアムの中で私の最も好きなスタジアムですので、あそこでバルサが負けなくて良かったとホッとしています。

その「カンプ・ノウ」ですが、1982年のワールドカップをオンタイムでご覧になったサッカーファンの方でしたら、当時のNHKの実況で「カンプ・ノウ」を「ノウ・カンプ・スタジアム」とアナウンスされていたのを憶えているかと思います。

日本で、「ノウ・カンプ・スタジアム」はいつから「カンプ・ノウ」と呼ばれるようになったのでしょうか。

出る杭になることを怖れてはいけません

2006-04-27 18:21:56 | 周囲の目は気にしなくてもいいのです
周囲の目は気にすることはありません。
別の言い方をすると「出る杭」になることを恐れてはいけないということです。

広告業界にご在籍の方でしたら、自分が斬新なアイデアを出した時に、周囲からの反応が意外と冷たいという経験をされたことがあることでしょう。

また、飛び込みで大手クライアントを獲得したときには、会社の同僚から大歓迎されるものと思っていたのに誰も手助けしてくれなかったり、頼んでもいないのに、わざわざ新規クライアントのネガティブな情報を持ってきてくれる人もいることでしょう。

これは、嫉妬の目です。
私も職場で嫉妬の眼を受けたことがありますし、職場の同僚に対して嫉妬の目を向けたこともあります。

ただ、自分が嫉妬の目を向けたときのことを思い返して見ますと、心の中では「あいつ凄いよな」と思っていましたし、本気でその同僚を潰そうとは思わなかったものです。
つまり、自分自身は成功した同僚に嫉妬の目を向けていても、その同僚には実害はなかったということです。

このことからも分かるとおり、周囲からの嫉妬の目は一切気にすることはありません。

やすしさんから若い頃の三枝さんへの言葉

2006-04-26 17:29:53 | 周囲の目は気にしなくてもいいのです
若い人によく見受けられるのは、周囲の目を気にするあまり、仕事を頑張りすぎないことです。いわゆる「出る杭」になることを避けようとしてしまうのです。

ひとつ、芸人の世界でのことを例にあげて説明していきましよう。
これは、私の大学時代だったと思いますが、桂三枝さんがテレビのインタビューで語っていたことです。

三枝師匠が若手落語家として飛ぶ鳥を落とす勢いだった頃、ある日の仕事が終わった後に横山やすしさんに飲みに誘われたそうです。

テレビのインタビューで三枝師匠が、「いやぁー、怖かったですわ。何を言われるんやろうとビクビクしながら付いて行きました」と語っていましたが、私も同じような場面に遭遇したなら逃げ出したくなります。

桂三枝さんは、お酒の席で横山やすしさんから次のように言われたそうです。
「お前、最近よう売れとるやないかい。ええか、この世界はマイペースで行かなあかん。それも、他人を追い抜いていくマイペースで行かなあかんで。」

おそらく、やすしさんは、人気急上昇中の三枝さんに「周りから嫉妬の目があるかもしれないが、お前には才能があるんだから、周囲を気にすることなく追い抜いていきなさい。」と言いたかったのでしょう。

そして、桂三枝師匠は名実ともに上方落語界の頂点に駆け上がっていきました。

閑話休題 - ライト兄弟は、なぜ空を飛べたのか

2006-04-25 16:25:31 | トピックス
太古の昔から、人は皆「空を飛びたい」と思い続けてきました。
しかし、飛ぶことはできませんでした。
ライト兄弟は、「空を飛びたい」ではなく、「空を飛べる」と思ったからこそ空を飛べたのです。

彼らの素晴らしいところは、周りの目を気にしなかったことです。
試行錯誤を繰り返し、試作品が何度も失敗している間、おそらく彼らは周囲から冷ややかな目で見られていたことでしょう。

そうなのです。周囲の目は気にすることは無いのです。