pursuit day by day

to accommodate and facilitate you to broaden your horizon.

鳴沢氷穴

2006-04-30 14:44:32 | travel
でも樹海って、セダンの車で走ると、ただの平坦な森の間の道路でしかない。夜走ると違うのかもしれないけど、木の葉も新緑で明るいし。暗さのかけらもないな。

氷穴がいくつかあるが一番大きい鳴沢氷穴に行ってみた。車の誘導員が何名もいるが、そもそも車が少ないから入口近くまで行けて、道路の整備具合といい、過剰な気がする。それだけ観光客が多いのかもしれないけど。

さっきの食事と同じくDaiquili君がわしの分まで入場料を払ってくれて、だからどこで仕付けられたんだ? 階段を下りるともう空気は寒くて、さらに奥底へ急な梯子階段を下りると水も冷たい。天井もどんどん低くなって、腰を曲げないと通り抜けられない。横溝正史の『八つ墓村』を思い出して「走り回れるもんか!」と思う。

江ノ島まで抜けるという穴は、ゴミや土砂で半ば埋まっているから、猫も通れそうにない。氷がびっしり積んであるが、この規則的な直方体のブロック、あとから入れたものだろう。大雨のときなんか排水どうするんだか。

檻の向こうに氷柱があった。

ヒメマスの塩焼き

2006-04-30 14:00:00 | travel
西湖の南側を走ってみたところにあったコテージに入って昼食にする。名物にうまいものなしと言うが、たしかに観光地価格。ヒメマスの塩焼きが20分掛かるというので、三人ともそれにしてみた。いそいそとお茶を支度するdaiquili。どこで仕込まれたんだ、まったく。

しかし出てきた定食はかなりうまかった。味噌汁は薄くて熱過ぎたが、ヒメマス塩焼きのうまいこと。どうせ赤身のパサパサしたやつだろうと高をくくっていたが大外れ。炭火でじっくり焼いたものらしい。

たいしたもんだ、サン・レイク

気になるのが、奥の席に陣取る白人2人の米国訛り。我々が長時間居座ったら先に出て行って、次にそこへ陣取った2人もまた別の白人。さてPCで渋滞情報を見るに、東名高速の渋滞はもう始まっている。距離はかなりのものだが、考えてみたら渋滞の最大距離なんかどうでもいい。一番大事なのは通過にどれだけの時間が掛かるかである。昼食をたいらげたせいで眠気が来ている。

では樹海へ行ってみよう。

psycho

2006-04-30 12:58:48 | travel
河口湖から西湖までは思ったより勾配を上がる。サイコという立て看板を見て気に掛かるが、とりあえず湖を見に北岸へ行く。ジェットスキーはいないがウィンドサーフィンはいる。狭い池って感じだが湧き水で冷たいんじゃないかな。

毒苺が「撮っておかないと後悔する」と言う。ごもっともなので株式会社サイコの立て看板まで戻って写真を撮る。もっともその株式会社サイコの実体はわからない。その傍にあるのは農機具か旋盤類を入れてるようなプレハブひとつ。

ちょうどその看板のところで南岸へ行く道がある。

河口湖

2006-04-30 12:36:05 | travel
いいかげんに荷造りしたから部屋の片付けに時間をとられる。作務を終えておやつ。晴れて眩しくて頭痛がするからサングラス。おにぎりを食いつつ道路地図を見て、このあとどうするか考える。先生を皆で見送ってから撤収。

近所なのに見たことがない河口湖に行ってみると、ジェットスキーのエンジン音が騒々しい。釣りに来るところのようだ。

演武会

2006-04-29 21:05:01 | shorinji kempo
今演武会が済んだ。

腰は夕刻の整法タイムに脚をクロスさせて踵を引くやりかたで復旧させて臨んだが、毎度ながら量の多い夕食のあとで部屋に帰ると、脹脛も尻も硬直していて立ち上がるのも困難。左膝外側が何故かおかしいが、飛び受身の着地ミスか?

今年の演武会は例年の色物主体をやめて真面目に採点する、かつ野次も減らす、という話だったが、ぜーんぜん、去年と変わらずツッコミ集中砲火。次に何やるか忘れるとかは珍しくもなく。落ちたティッシュを拾ったり、投げてないのに飛んだり。
我々は三つしかやんなかったけど、atmosphereが気楽だったから二つはやり直したような。予想どおり毒苺が走るし突っ込んでくるから。でももともと今日の午後にでっちあげた色物。そうそう綺麗に一回で仕上がらないのは自分の習熟度が低いということ。

中一・小六の組の演武に嘘がないのがよいねえ。

海老名S.A. まで

2006-04-28 21:16:00 | travel
今朝とけいやさんから電話があり、ご不幸があって今夜からの合宿に参加不能となったとのこと。明日から参加予定だったわしが、代わってDaiquili君と毒苺君に連れて行くことにした。
ただしこれから今夜片付ける用事を繰上げるため、待合せの時間と場所をすぐには確定しにくい。まず2人には、携帯メールの受信フィルタを設定変更するよう指示。
幸い毒苺が所用でDaiquili宅のすぐ近所まで来るため、そのまま2人まとめて拾うことにした。

合宿先道院の幹事の携帯(去年登録しておいた)に、今夜の到着を留守電連絡したが、念のためとけいやさんにも電話。そこで勘違いが判明。とけいやさんは我々の到着が明日だと思っていた。わしは今夜のつもりだった。齟齬はその場で解決。

夕刻に書類を取りに一旦帰宅して宅急便を営業所留め、その他予約類を操作して会社に戻る。2人との待合せの時間と場所を変更。荷はいいかげんに車のトランクに突っ込んでおく。

WEB研修を終えて18時半に会社を離脱し、そのまま出発して薬局でティッシュペーパー(鼻水が止まらないため)の箱と湿布、テーピングを購入して20時まで雑用。順調に合流して、全員空腹なのだが、そのまま高速に乗る。

海老名S.A.のココスで晩飯。

Forum Japan / 指導考

2006-04-27 17:15:15 | i.t.
panel discussionの中で会場からある女性技術者がたいへん面白い指摘をしてきた。

今日の議題は組織(SDOばかりでなくWIDEのような研究機関やJANOGのようなただの集まりもある)の間でどう連携するかという話だと思うが、現状by name(属人的)にことが進んでいる気がする。「この件だったら誰を呼べ」というようになっている。だが「この件についてはJANOGに振ってみよう」と、by personではなくby organizationにやるだけで変わるのではないか、という主旨。

わし自身、けっこう一匹狼のタイプではあるが、こと仕事に関してはチームワーク重視だ。たとえば問合せは「情報管理部に尋ねる」「法務部に尋ねる」という形態であるべきで、その中の特定担当者を指名するのは、望ましくないと思う。
なぜなら部署がプラットフォームとして機能しないからだ。その部署の中でknow-howの蓄積ができないからだ。

ところがどこの会社も一匹狼を育てている。なぜなら給与の査定は業績で定まり、業績は個人に属するからだ。わしが一年前に育成担当課長や人事部に尋ねた範囲から判断するに、五人チームで達成した業績は、その五人が申告してもいい。見た目五倍に見えるがそれで構わない、という見解だった。しかし昨夜のTさんもそうだし、わしもそうだし、たぶん若い連中がみんなそう思っているのだろうけど、五人チームで達成した業績は、1/5を乗じると考えてしまう。そしてTちゃんが昨夜言っていたが、古株年寄り社員は、コネで仕事をしようとする。つまり「××部門の▲▲さんを知っている」という、いわば名刺のライブラリーの豊富さで仕事をする。こんなのネームサーバにキャッシュが効いているだけ。proxyとしても働かず、集めた情報に付加価値をつけることもない。
実は年寄り社員は、それを自覚していて、部下や後輩からfunctionalに使いこなしてくれることを待ち望んでいるってところもあるんだが……。

話を戻そう。少林寺の初代管長宗道臣は「属人的」であることを推奨した。今の校長も、フォークリフトの操縦をしていた一時期に、指名で仕事が来るようになったことがとても嬉しかったと言っている。なるほど組織の歯車ではなく、仕事が指名で振ってくるくらいに頭角を現し人の役に立つということは、わしにもその利益がよくわかる。だが、それは「一兵卒として有能である」というだけの意味になる。一兵卒としての実力を手控えてでも、後輩の育成にコストを裂き、ある烏合の衆を機能集団(プラットフォーム)として育て上げるってこと、大事じゃないかな、とわしは思う。

いや、わしは、そういうことを考えなくてはならない年齢と役職と地位についたのかもしれない。2年前にはそこまで考えてなかったな、確か。

この話でpanel discussionはおわり、そのあと村井純教授の生き生きした(というよりアジテートの多い)講演になった。

Forum Japan (SIPitの話)

2006-04-27 14:20:12 | i.t.
砂防会館隣の建物の地下駐車場、10分100円も取られるが仕方ない。この法曹エリアに有料駐車場があるほうが奇跡的だし、みかける駐車場はすべて満車だ。

SDOの話、特にIETFの話が当初は多かった。それはいいのだが、すぐに違う方向に進みだし、このフォーラムの題名とは随分違う中身だった。

4月17日から21日に秋葉原でSIP forum関係でSIPitという相互接続の集まりがあったらしい。日本でやったにも関わらず参加組織数が75、参加者数が160名以上で、欧州北米アジアが1/3ずつ程度のバランスのとれたものだったそうだ。

どこにでもいる東大のE教授の話では、IETFでベラベラ喋るその後ろにいて手を動かして実装している者が来たという印象だったとのこと。その場でcodeを直せない技術者は来るなという触れ込みだったから「ここはブラックボックスなので直せません」と発言した技術者は全員からバカにされたそうだ。うちの会社からは出ていない。

「日本がぶっちぎりに仕切ってくれて、特に日本のcarrierが国内外vendorを叱咤してくれるものと期待していたが、そうはならなかった」という。それだげ技術が複雑ということ。

あまりに変なpacketが飛ぶため、Juniperのルータがすぐ落ちたそうだ。
「carrierの皆さん、大丈夫ですか? こんなの運用できますか?」とのこと。

それ以外に発言にあったのは、電話類似で国家単位の法規制やビジネス規制(自主規制や発想の貧困さを含む)があり、かつビジネスモデルがISPに閉じているということ。まるでかつてのISOを見ているよう(オプションだらけ、そのオプションで差別化を図ろうとしている、universalにならない)だという。

彼が出しゃばったため今日の会合は最後までその論調だった。「いまのimplementationはdomesticを向きすぎる。もっとglobalを意識しないとダメ。実際に日本のvendorが持ってきた端末はどれもボロだった。日本の製品は、一部はとても美しく実装しているが、最新の標準にcatch upしていない。このままでは絶対海外製品に負ける。日本vendorは『まずglobal製品にして、それから日本向けにtune upする』という戦略を取るべきだ。」

それから、わしも博多で見たRandy Bushの話があった。彼は運用者としてIETFで強い指導力を発揮していたが、彼が去ってからIETFに混乱が見られる、そんな彼は「温室vendorが大嫌い」だそうだ。

指導躊躇

2006-04-25 21:48:46 | shorinji kempo
定時で引き上げて近所の道場へ行ってきた。またゴリ不在。

少年部の時間の間は放逐されている中学生以上一般級拳士の傍にいたら、向こうから「この法形教えて」とか「演武みて」とか来た。むろん応じるが、咽喉にタンが絡む。ゴホゴホ。

一般が各クラスに分かれたあとも、そのときの話の流れでブロック大会に出る組の面倒を見ていたけど……大丈夫なんかなあ。彼らの段位をちゃんと聞いてないけど、片方はわしより年上で黒卍、法形の知識からするとたぶん初段だろう。もう一人は若い級拳士。
だが、二人してやってる法形は、飛二連蹴から蹴返しだったり、小手投(それも対天一から入ろうとしていた)だったり、袖巻返だったり。「もしもし? 君たちって袖巻返やってもいい段位なんですか?」とは思ったが、元を糺せば、そもそも他道院のわしがどこまで口を出していいのか不透明なのである。
わしはいつものとおり包み隠さず「こういうやりかた」「ああいうやりかた」を合理的に説明して実演もするけど、それがこの道院の幹部の眼鏡に適うかどうか、全然責任が持てない。

この二人、しかも飛び受身したがっているようなのだ。袖巻返と小手投でわしが飛ぶと(ほとんど自分からだ)、どーもしきりに真似しようとしている。忠告はしたけどね。「柔道場で、問題なく受身が取れるようになるまで練習してから、板の間でスピードアップすることにしている。しかも肘や膝にはサポーターを入れる」
でもなあ、彼ら、今のままで続けそうだなあ。着地に失敗して怪我しなければいいけど……。

ブロック大会本番は6月だ。わしは審判員になるんじゃないかなあ?

三計画

2006-04-25 16:01:54 | shorinji kempo
出張報告書の宿題がDallasからこっち4つも溜まっているが、出張をこなすという山を越えたあとだから、全然仕事する気にならない。その代わりに考えているのが出稽古。

今夜をGYMにするか道場に行くかは改めて考えることにして。

4月28日(金)~30日(日)に合宿がある。この往路復路が難問である。
28日(金)の会議が消えたから定時に帰れるとしても、一旦八王子方面まで行って、出稽古を一つ片付けたらおそらく終わるのは24時。八王子に泊まればいいのだが、翌朝6時~10時(ピーク8時)で稲城から相模湖まで中央道下りが大渋滞の予測。しかし相模湖には泊まるところがない。そこから先も適当なところがない。
30日も、14時から中央道上りに渋滞がある。ちょっとでも後れをとると、首都高まで辿り着けなくなる。

二つ目は5月2日(火)。翌日が休日だからいくら遅くなろうが泊まることにして酒を飲もうが自由なのだが、残念ながら県行事。むろん、わしも参加してもいいんだけど……夜にブロック月例会議が入ってるんだよな。戻れない時間ではないけど。5月4日(木)は第39回関東学生大会だが、そちらは関係ない。

最後の一つはその二週間後。5月11日(木)~12日(金)が人間ドックだ。ただし入る病院が去年と同じだから勝手は分かっている。10日(水)~12日(金)まで全部夜は暇になるということだ。すぐ出稽古先を調べ、二箇所をピックアップ。ただし曜日に不確定要素がある。

日曜昼寝

2006-04-23 18:37:51 | usual
起きたら11時。これから行けば午後から出席できるが、なにしろ全身が痛い。

GYMへ行こうかと考えるが、天気も悪いしなんだか寒い。そこまで空腹が我慢できるとは思えないため、フジリを一袋全部茹で、ポモドーロの缶を一つ空けて全部おいしく食った。そのまま寝たら、また日が暮れている。昨日と変わらない。

アップルとベラの両方から、日比谷花壇から送った鉢植えの観葉植物が届いたとメールが来た。二人とも武専に行ったんだろうな。えらいね。

土曜昼寝

2006-04-22 21:15:53 | shorinji kempo
トランクから出した洗濯関係済ませ、きつねどんべえを昼食にして、午後は連日の睡眠不足を補うべくしっかり昼寝。今日英会話を入れておかなくて本当に良かったと思う。

起きたら陽が落ちていた。身体も冷えていて、特に首の前部が硬い。大胸筋もかなり痛いし、今朝から変だった右肘も、暖めないと動かせない。

今日の稽古場所である小学校は車が禁止されているため、路駐がばれないようにするためには、やや遅れて到着するのが良い。寝坊でちょうどいい遅刻になり、そそくさと鎮魂行直前に加わった。ただし両腕をはじめ全身が硬い。

今夜は人数が少ないため不調ながら相手しつつ、毎度のことながら過敏に早く終了。解散後すぐ人目に触れぬよう車で離脱。腹が減っていたため吉野屋に入り、昨夜のつまらんディナーコースの代金で、軽くこれが7回は食えるなと思うと、何事も経験だと改めて思う。

東から照明のあたった日本列島

2006-04-22 10:00:54 | travel
今日が土曜日ということもあってか、遊ぶ目的で上京してくる女の子達が隣でうるさい。そのうちビューアーで睫を直し始め、房総半島上空通過頃には揃って寝ていた。

西日本は天気が下り坂だが雲は伊勢湾では晴れた。中部国際空港がよく見えた。第二東名らしい工事現場が上空から目立った。大井川を越した頃には赤石山脈の冠雪も望めて、富士山や伊豆半島はいつもどおりだが、東側から照らされると見慣れない感じ。房総半島がとにかく綺麗に見下ろせた。

Biscuitはみっちゃんところの道院の合宿で秩父らしい。

わしはそのままどこにも寄らずにまっすぐ家に帰る。駅に着いたのが10時過ぎだった。今朝起きたのが5時、駅に着いたのが6時だから、それなりに時間がかかるものだ。通勤は無理だな。都内ならできるだろうけど。