pursuit day by day

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横浜新道交通事故

2005-11-30 19:06:43 | i.t.
メールで仕事を片付けたり上司に再三電話したりしていたら17時のチャイムが鳴った。ビルの12階の喫煙所でSに電話すると会議中だった。世話になった例を述べておいた。
IETF隊で同期でSに電話した。間違えた。姓が同じSが出てきた。まあ、入社後の配属が同じ部署だったから少し話すと、1998年当時のわしの上司の御母堂が昨日亡くなったというニュースを知らされた。ご香典を預けるにしても、部署名が色々変わっているからどこの誰に言えばいいか分からない。

正しくSに電話して廊下の休憩コーナーで立ち話。たまにメールで見てはいるが、今の標準化の進捗状況がどうなっているか尋ねると、前回のバンクーバーでも次回のダラスでもWGで発表するそうだ。すでにLAST CALLがかかっていて、次回で要求条件RFCが出ることになりそう。どうせ格下のInformationalカテゴリーだろうけど、着実に進んでいる。すでにフレームワークのI-DもWGのアイテムになっているから、ついでこれを行うことになるだろう。だがインプリは遠い。本当に何年もかかる。
12月22日の新宿でのセミナーには出ないこと、SがRFPの経験を買われて最近はコアをやっていることなどを知る。彼の仕事は着実だと思う。自分が何をやっているのかと思う。
最後に一つ、わしが親会社を離れるタイミングで始った裁量制でどうかわった尋ねた。一番大きいのは残業代が出なくなったことくらいで、みなの仕事ぶりに大差はないらしい。フレックスのコアタイムが消失したから遅刻があっても大目に見るようになり、コアタイムに病院へ中抜けすることも問題がなくなって、給料格差さえ目を瞑れば、はるかに勤務しやすくなっている。うらやましいような。

最後に彼に居室へのドアを開けてもらい、1997年当時の上司、今ではここのNo.2部長に挨拶に行く。東大ボート部のOBで王道を歩み成功体験だらけ。仕事の勘もいい。でもそのせいで無神経な物言いをするからわしは嫌っていたが、もう今更関係ないから素直に挨拶できる。部長も人脈を最大重視する人だから、色々尋ねられた。「おまえ、その近距離で車通勤のせいだろう、ずいぶん太ったね」と言われた。この部長より重いのでは、本当に太ったんだな。

月末でこちらも飲み会だそうだ。先ほどの訃報をメールで転送してもらった。

18時前には車でセンターを離脱。環八外回りは大渋滞だが、内回りは順調で、45分で第三京浜にたどりついた。ところが保土ヶ谷の掲示によると横浜新道が大渋滞。しょうがないので保土ヶ谷P.A.に入って休憩。ふと気づくとP.A.に隣接するラブホテルのバルコニーに、気味の悪い動きをする物体がある。自殺者かと思ったが、よくよく観察すると、風に揺れている雪だるま状の人形らしい。気持ち悪いな、もう。

プロダクト説明会

2005-11-30 17:04:33 | i.t.
親会社のセンターで午後からプロダクトの展示会。
10時のチェックアウト時間ぎりぎりにホテルを出て車を走らせているうちに、電器屋へウォシュレットのノズル代金を払ってなかったことを思い出した。ここに立ち寄って世間話しているうちに11時になった。そろそろやばいので高速で出張先に行った。昔だったら160km/hくらい出したのだが、覆面パトカーがいることがわかったため140km/hまでしか出さない。

同じビル内にある長年いた部署の連中と落ち合って近況をこれまた世間話。もう一年半経つのに仕事のテーマは凍結されているそうだ。

13時に受付をすませて展示会に入る。昔の上司がこの企画部署にいるため、名刺交換し今近い将来うちの本社を経由せずに直接交流を持とうという話になる。
展示会そのものは、グループ会社においてほぼ成熟した開発解(主産物もあれば副産物もあり)を一覧して、商品化の引き取り先を探索するというもの。だからわしの仕事からするとお門違い。むしろ「こうしたほうが売れる」「こうしてくれれば買う」という立場なわけだが、ここは議論の場ではないので話を聞くだけにしておく。人が多くて酸欠になりそうなので、ひととおりチェックし終わったら会社に接続して仕事を片付ける。

今日は飲み会が二つある。一つは入社時同期のもの、一つは送別会。渋滞でどちらも間に合わないだろうから、どちらも欠席して、まっすぐ帰宅することにした。りょうさんのところも近頃人気が高いから残念ながら当日予約も取れなかったし。

人事評価は並

2005-11-29 19:30:50 | i.t.
帰宅が1時だったうえにblogを片付けていたら、目覚時計で二度寝して寝坊。会議直前に会社に断りを入れて、翌日の出張と泊りの準備をして出社。それでもやはり眠いものは眠い。
廃棄物の整理を済ませてから14時からの技術会議でTV会議室に入るが、本社側で企画部長が例によって脱線してねちねち言う言葉も、いつもならタイプできるが今日は耳と脳を素通りする。うちの部門に関係ないからメモってもしかたがないことではあるが。隣の上司もうとうとしている。

30分ほど人事評価の面談で、やはり半期とも通年とも並という評価だった。考えてみたら、会社を移ってから一度も並を超えたことがないように思う。適度に器用でも、その場その場で集中力が切替えられないのが災いしている。少林寺拳法がわしの仕事の出力を大幅に下げている事態が、これで五年半続いている。

そして今日も本業以外に精を出す。16時から脱走準備し16時半に脱走成功。月末の道路渋滞がどう作用するか分からないが、前回と同じルートを辿ってみた。前回は八王子から圏央道あきる野I.C.へ抜ける道が狭くて辟易したため今回は拝島まで国道16号を行くことにしたが、みごとな渋滞だった。おかしいな。以前ここを通ったとき車線が拡張済みだった気がしたのだが。記憶間違いだったのか。結局稽古には30分程度遅れた。つまり休憩無しで3時間かかった。16時ちょうどに出ないと間に合わないってことだな。

京都(5) 鯖寿司

2005-11-28 20:54:46 | travel
会議終了後、クロークからトランクを引きずり出して外に出ると、もう陽が暮れていた。妹に電話して駅まで迎えに着てもらう。姪2人が後部座席にいた。

晩飯を馳走になりつつ、京都府の道路地図を隅から隅まで読み耽る。
まずは自分がいる土地のロケーションを把握。面白い。まだ一度も行ったことがない京阪奈の学園研究都市も周辺をじっくり見て学習する。生駒市ってほとんど大阪じゃん。ふーむ。面白い。
山科の地名「御陵」(天智天皇陵)と三井寺周辺の皇太子(大友皇子)を見るに桓武天皇のころからその祖である天智天皇がかなり尊ばれていたことがわかる。なにしろ桓武天皇は奈良を廃棄したくらいだもの。面白い。
琵琶湖西岸の山の中に鯖街道というのがある。そういえば水上勉がそのネタで開高健に一席ぶったのを覚えている。わざわざ山の中を通るとはね。台所で料理中の妹は京都の鯖はうまいと言っていた。わしも鯖は大好物。

遅れて帰宅した亭主とカード詐欺について雑談するうち20時になったため、また駅へ送ってもらう。

鯖寿司食いたい。駅弁を探すが、21時前から全種類の駅弁が「売切れ」。おそらく鮮度保持のため販売を停止しているのだろうけど。悔しいから土産用の焼鯖寿司を購入した。ゴマ生八橋も興味津々だが、鞄に入りきらないから見送った。
京都はつくづく、散財させる街だ。

京都(4) 遍在網会合

2005-11-28 14:22:22 | i.t.
会議場が綺麗なことに加えて、IETFのようにミネラルウォーター、ミニッツメイド、珈琲が飲み放題。ロビーの隅に灰皿があり喫煙できる。会議場内にはIEEE802.11b/gの無線LANが自由に使えるようになっていて、机の下に電源まである。全発表スライドが綺麗な冊子にしてあり参加者に無料で一部くれる。これで会合参加費が無料、おまけに懇親会パーティも無料ときている。過去に遭遇したどの会合よりも至れり尽くせり。総務省がからむとすごいな。

内容もなかなか面白い。学会に傾きすぎるとオタクな内容で飽きるし、産業界に傾きすぎると自社製品の広告になってこれまた飽きる。今回はその中間くらいで、内容がすべて複数社の連名によるものになっており、しかも全発表件は隣の展示会場にデモがあって詳細を訊くことができる。

すごい。うちの会社、なんで加わってないんだ?

昼休みが2時間もあるというのも素晴しい。主催者が、ものをよく分かっていると見える。ふつう1時間しか設けてくれない。欧米の学会等の会合で昼休みが1時間だと苦情が殺到すると思う。

部下と1kmほど歩いて昼食に出かける。ここは京都らしからぬ新興住宅地といった感じ。お昼時の小奇麗な店は奥様方で埋まっており、おおかた近所にテニスコートでもあるのだろう。入った店も、靴を脱いで座敷に上がるタイプで、麻布十番近辺に似ている。二人して、豆乳とユリ根のコロッケの定食にした。ただのクリームコロッケの、ちょっとフレーバーが違った感じ。ただし赤味噌にも見えるソースがうまい。

昼休みが20分ほど残っているから展示会場に。明日の発表者でもある入社時の同期と出くわした。GLになっていて、しかもうちの隣のビルの8階だった。博士入社だとこうなるもんなんかねー。

午後の中休みにもIETF組で一緒に動いていた人と久しぶりに遭遇。もらった名刺の住所が、わしが学生の頃に住んだ下目黒2なので、おやおやと思う。

京都(3) 毒苺と京都駅で

2005-11-27 23:19:38 | shorinji kempo
烏丸通りのスターバックスで携帯がとうとう電池切れ。毒苺が来る気配がないのでホテルへ帰ることにしたが、その通り道にあったデパートに本屋「旭屋書店」があるのに目を留め、寄ってみることにした。でんべえさんから先月号と今月号のTarzanにバランスボールの紹介記事があると薦められたからだ。

Tarzanは見つからなかったが、正道会館の機関紙をみつけた。その3号の表紙に新井会長がいる。胸章が卍のままだが、2005年6月発行となっている。ちょうど20時の閉店時刻になり、中にある少林寺拳法の技法解説ページをじっくり調べる間もなくレジへ持っていき、そのままホテルへ持ち帰った。

今日は一日中歩き回って、さっきタイ料理と一緒にビールを飲んだのが効いたらしく眠くてかなわん。ベッドに転がっていたら、21時を過ぎて毒苺から駅に来たとメールが。雑誌を持って出て、地下街のスターバックス前で落ち合う。稽古会に一緒に来た長野県の拳士も一緒だった。 ひとしきりこの雑誌をネタに三人であれこれ雑談。

毒苺が23時の夜行バスまで暇なので、駅前の郵便局の下にある珈琲屋のVeloce(伊語。英語ではSpeedの意味)へ一緒に入る。

開祖直弟子の濃い先生から教わってきたそうだ。エピソードをいちいち覚えていないが、話を聞いているうちに自分への反省点がみつかって感銘を受けた。

わしは武専特別講座で正中線をしつこく教わり、かつそれを後輩にも教えてきたが、実はその剛体近似の限界を感じてきていた。前所属のボスも(その師匠の三崎先生も)、最近の典型では藤野先生なんかが特に、上半身が中身を抜いたマッチ箱のように平行四辺形的にぐねぐね動くのだ。一昨日も膝つきで上半身ウィービングだけ使ってウタカタさんと打ち合ったが、肩甲骨の可動範囲が大きいと突きがかなり重いのだ。
なんかあるなーとは思っていたが、毒苺が教わった先生も、やはりそうだということ。肩甲骨の可動範囲が大きいそうだ。
しかもそれが「まず守る」という理にかなっており、くまくまが見抜いたとおり「重心は崩れていない」ということ。
わしはどうも「正中線を崩さないこと」に居着いていたような気がする。
明後日ボスのところで稽古するとき試してみよう。ボコボコに殴られるわけだが。

毒苺の土産話もう一つ。
京都別院時代から基本がとにかく多量だったらしい。ただしその基本が、他で聞いたことのないバラエティに富んでいて、そのまま連反攻・亂捕・演武につながるものだ。
たとえば上受突をやるにしても、攻者が差替えて上段に二連攻する。守者は上受突したら開き退って上受蹴をする。こんなの演武のユニットとしてすぐ使える。
たとえば受けの練習で、いちいち号令をかけて上受、内受、下受、払受、外受、とやるのではなく、それを全部連続して上半身をぐねぐねさせてしまう。そしたら10連続攻撃する攻者を前に立ててやる。
ここまで拡張しても、まだ基本。
そしてこんな基本が、このあとの法形練習で全部生きている。いや、正確に言うと、指導者がきちんと関連付けた説明と実技を示すから、教わるほうは「一粒でN度おいしい」わけだ。

いやー、考えさせられた。
わしの演武練習は毎回、作曲してからユニットを切り出して練っていたわけで、だが本来それは順序が逆だ。分かっていたつもりで、時間がないとか言い訳して、やってきてなかった。嘘の演武をやってた。
ちょっと突飛な比喩だが「本物は、ジャズだ」ってことだな。そもそもバロック時代の作曲家は即興演奏なんて平気でやっていたわけだし。

それに、わしが指導するときも、基本とそのあとの関連付けは自分にできる限りでやってはいたが、やっぱり基本をウォーミングアップのルーチンとしてしか捉えてなかったという自己批判はできるな。

明後日の出稽古のとき、主座やるだろうから、そこで小学生相手に、ハイブリッド基本をやってみよう。人を教える振りして、じつは自分がやってたりするわけだな。

夜行バスに乗る毒苺と駅前で別れる。いい先生みつけたね、毒苺(ビスも)。

京都(2) 晴明神社・白峯神社

2005-11-27 18:18:57 | travel
そのまま今出川通を堀川通まで歩いて西陣織会館の前を通り過ぎ、南下すると晴明神社があった。ずいぶん小さい神社だ。もう日が暮れているせいか参拝者もまばら。お稲荷さんみたいだった。 わしは神社にほとんど敬意を払わないのだが、腕の痺れ、首の凝りが境内にいるあいだは一時的にやんでいたので二礼二拍手一礼した。お守り類を物色したが、Syamiさんが携帯に張っていた五芒星のシールはなかった。

来た道を戻る途中で、境内の雰囲気が異様な白峯神社の前で痺れが再発。サッカーに興味はないが参拝することにした。崇徳上皇は香川県に流されたわけだし、ご挨拶しておくのが礼儀だろうと思って。本来、ついで参りは無礼ではあるが。
御神体よりも蹴鞠場となりの舞台が気になった。ここって奉納演武やるところじゃないのかと。

地下鉄駅近辺まで戻ってタイ料理屋で香辛料の効いた晩飯にする。辛い、酸っぱい、うまい。ビールに合う。しかし眠い。
毒苺とからのメールでは、銭湯に行ったらしい。

京都(1) 山背京

2005-11-27 17:02:28 | travel
京都って、なんで京都って言うんだろう? 元々ここはただの山背國。百済派の中大兄皇子(天智天皇)が新羅派に殺されるまでウロウロしていた(かみさんの実家が山科~大津だから)その当時には、何にもなかった土地だ。その子孫の桓武天皇が、奈良を捨てて藤原京へ移ったはいいが、うっかり弟の早良を殺して祟り神にしてしまった。そこで風水による防壁が鉄壁だからというのでここに逃げ込んだ。念入りに山城と漢字表記も変えて(言霊ですな)。
それ以来ずーっとここの住人はこの盆地で(奈良も同様だが)夏の暑さと冬の寒さに耐えてきたわけで。
でももうここは、明治天皇が東京に引っ越してから首都ではなくなったのだし。

そういうつまらんことを考えつつ駅前のホテルに無事到着。値段の割に部屋が広くてマトモそう。ただし、部屋の前に下京消防署がある。消防者救急車がサイレン鳴らして夜中に出るんじゃないかと気にかかる。一応二重窓だけど車のクラクションとか聴こえるし。

毒苺からは連絡がこない。もう稽古は終わったはずなのに。
わしが大学生の頃に京都で寄るのは百万遍近辺、哲学の道などの東山と嵯峨。あと教王護国寺の彫像を見るくらいだ。今回は晴明神社ヘ行ってみることにした。携帯のタウンページで場所を、PCから開いている時間を調べて出発する。

烏丸今出川で地下鉄を降りると、どうやら同志社大学が学園祭らしい。不動産屋やカジュアル方面のレストランやファストフード、それにコンビニがあり、この界隈は学生向けのようだ。

北ノ庄・福井

2005-11-27 15:08:24 | travel
おろし蕎麦を食ったあとおつりを使ってコインロッカーにトランクを放り込み、西口側へ駅舎の外に出ると雨の降りが痛い。古本屋で冷やかしているうちに止んできた。路面電車の床が高くて違和感がある。福井城址の天守閣跡を抜け、雨上がりで客がいない養浩館庭園(旧御泉水屋敷)に入ってみた。紅葉がちょうど見頃だった。たぶん京都もそうだろう。

消防本部がある駅舎の東側も、少しだけ散歩してから駅舎で焼かにめし購入して、そのまま特急サンダーバード28に乗る。なかなか出汁がうまい。井戸にちなんだ地名にしているだけあり、水の豊かなところだった。酒も陸のモノも海のものも美味かろう。秋田に似ている気もした。観光資源は乏しいようだが。

いよいよ平野が終わって山間部へ入る。

石川県第二の都市

2005-11-27 10:43:47 | travel
ホテルでの朝食時、窓の外には冷たそうな雨が降っていた。目の前にアーケードがあるせいか町並みが丸亀に似ている気がする。木造家屋も多い。ただ、家屋構造が異なる気はする。それに道幅が広い。降雪対策なのかもしれない。雨に濡れながら昨日も使った小松駅へ到着。昨日も使ったことを忘れていて、なんで見覚えがあるんだろうかと訝しく思った。

寒いプラットフォームで京都に電話すると姪が出てきた。今から京都に行って明日一日国際会館の会議場だと伝達。妹は、今日は会えないが家がその近所だから明日寄らないかと言われた。無料のレセプションをさぼれば時間はある。パーティは嫌いだし。だが最終の新幹線は調べておかねばならん。
特急しらさぎは予讃本線の特急より一回り大きいように見える。

北陸オフ会(1)

2005-11-26 15:08:08 | shorinji kempo
とりあえず、武道場の方が駅から500mと近いため、まずそちらへ歩いていってみる。食欲はないけど二日酔いの糖分不足を感じ、途中で喫茶店に入ってカツカレーを無理やり食う。
雨が降り出した。なんだか熱っぽいぞ。

武道場は無人の様子。出てきたお姐さんに「啓武館」を尋ねたが知らないとのこと。総合体育公園の方ではないかと言われて方向を教わる。
また雨の中を濡れながら歩いた。アーチ型の変な建物が白山市役所で、その隣に公園があった。幸いそこに「啓武館」という立て看板があった。今日の午前中は極真空手の審査会があったらしい。

大きな体育館の別館の三階に柔道場があった。過去見たことがないほど大きいアリーナ形式の柔道場で、その隅っこで北陸オフの面々がいた。全員、わしとは顔見知りだった。さっそく更衣室でシャワーを浴びて道衣に着替える。皆はでんべえさん指揮によるきっつい基本を終えたところだそうだ。あーくやしい。ストレッチをしながらでめきんさんの太い足を見て、なんかどこかで見たことがあるなと考えて……思い出した。まんじ丸氏と体型が似ているのだ。まあ、まんじ丸氏の方が寒冷地用で太いけど。

福岡県から石川県へ

2005-11-26 13:05:31 | travel
博多駅東口のホテルにチェックインして部屋に入ったあと、ベッドに倒れこんで気付いたら朝だった。着替えてもいないしコンタクトも外してない。かなり酒が残っている感じ。飛行機の出発時間まで余裕がないからそのまま地下鉄で空港へ行き、第一ターミナルまで歩いた。

血中のアセトアルデヒドを除去するため搭乗口前の売店でサンドイッチとジュースで糖分を補給。機内窓側席で窓を締め切っで病人のように寝るが、その席が南側だったため日光が照りつけて暑い。

小松空港からバスで小松駅へ行き、各駅停車で松任へ。福岡から一転して曇天。道路は雨上がりらしく濡れている。私服の中学生が車内に多いが、金沢へ遊びに行くのだろうか。松任の駅前に着いたのが北陸オフ会開始時刻の13時。

駅前の看板を見て、会場である「啓武館」の場所がわからないのに気づいた。事前にMAPIONで下調べした記憶から、駅の南東側にあることはわかるのだが、その方向に武道場が二つある。一つは小学校に隣接した松任武道場、もう一つは総合運動公園の中。わしの下準備が甘く、今日の参加者の携帯へ連絡できない。

郷家

2005-11-25 21:50:52 | night life
100円バスで西へ少し行ったところにあるこのラーメンは癒し系の味覚という話。確かにうまい。八角らしき香辛料の聞いた煮玉子がまたうまい。

せいもん払い

2005-11-25 21:28:04 | night life
せいもん払いの予約時刻18時30分が迫っているため大急ぎで着替えて体育館前でタクシーを拾う。この店は予約時刻を5分過ぎるとキャンセルされてしまうのだ。両脚がほかほかしている。付け根圧迫って効くんだな。
川端周辺は夕方の渋滞だったが、ぎりぎりで滑り込めた。

魚介類好き(赤身魚は除く)のわしには至福の味覚ばかりである。関アジは単品でうまいから寿司にしたくない。関サバのねっとりした食感がすばらしい。トコブシはコリコリして美味。鮟鱇の肝は食感こそフォアグラだが、それよりさっぱり油がなくて幾らでもいけてしまう。むろん酒はドライな舞水である。

こんなもん食ってるウタカタさんに、逆に何かご馳走しようとしても、全然思い浮かばないぞ。酔心の河豚づくしくらいか(芸がないな)。
また今回も閉店近くまで居座ってしまった。

福岡稽古中盤後半

2005-11-25 18:05:28 | shorinji kempo
腰が不調。これを動かすために鍛錬系の稽古を数種類やる。

ひとつは昔NHK教育テレビのスポーツ教室「ボクシング」で見たMASSスパーリング。お互い膝立ちになって殴り合いつつウイービングやブロックを駆使するというもの。こんな練習方法はずっと忘れていたが、最近ワタさんに借りた『世界最強のカラテ』のDVDに、南アフリカの選手がこういう稽古をしているシーンがあって、思い出した。膝立ちを使っているのは、その選手が著しく長身だからだろう。
ウタカタさんは左膝外側が最近痛いそうなので、これを試してみた。ただし顔面防具がないから中段のみ。
開始早々分かったが、ウタカタさんは肩甲骨が使えるから突きが重い。わしは代わりに骨盤回転と肋骨伸縮を使ってくねくねしていたが、後半は肩を落として体重使ってどつきかえした。

ひとつはローキックの受け返し。ムエタイ風にやっても面白いだろうけど、むしろ手を落とさない癖をつけたり、上半身の姿勢を歪めない癖を作ることに注意したい。

ひとつは先日丸廉東京オフ50回でやった、法形の対角線動作。天地拳第一を流用したもの、天地拳第二を流用したもの、そして、わしがとけいやさんとこの道院長の中段返変形を見てとりいれたもの。相手の廻蹴を受流ししてもいいし、吸収して落としてもいい。

ここで思いついたのが武専特別講座で小判教頭がやってみせた「先」。さっそく中段返と下受段突で「攻者のスタート時刻を察知して、守者のスタートを切る」「うまくスタートすると攻者が居着く」をやってみた。これを知っていると、演武も亂捕も楽になる。

最後のスパーは、顔面寸止め、ローは軽め、ボディは普通。
わしはいつものように勝手に自分のテーマを決めておいて、途中でモードをチェンジする。ひとつ目は、左のパンチだけ。そろそろ左肩と突き指も回復中のはずだから慣らしたかった。数分経過してウタカタさんがそれに慣れてしまったため、ふたつ目は左右、蹴りも全部解禁した。ただし、お互い先を取り合う剣道・フェンシング系統に行ってしまうため、ところどころでステップを大目にして蹴りだけにしてみたりする。最後は体力浪費型のラッシュもしてみる。

日が暮れていい時間になったので、本山の支那武術研究班の単純な整法で股関節と仙骨を整え、りょうさんの操体法で教わった足の指をぶらさげる方法で腰を緩め、仙腸関節周辺とハムストリングスに膝や肘、足で圧迫。足の血行を改善する。
最後に頸の天柱周辺。目を使いすぎらしくてウタカタさんが痛がる。