54のパラレルワールド

Photon's parallel world~光子の世界はパラレルだ。

Dying Massage

2006年03月28日 | クリエイティブな思考への挑戦
リストカット―それは手首に刻まれた現在進行形のダイイング・メッセージ―

Dying Message

友達を正直者で固めてきたのは
裏切られて取り返しつかなくなるのが怖かったから
だけどそんな私は何も信じることができなくて
そんな人生ならば今すぐ終わらせましょう

楽しいことなんて何ひとつなかった
偽りの笑顔はただ疲れるだけ

手首を切るカミソリは百円で買ったから
人間の価値なんてその程度のものなんでしょう
だけど命までは容易く奪えなくて
後先残ってく傷だけが増えてゆく

死のうとした数
生きるのを恨んだ数

自殺なんて馬鹿なことどうしてしようとするのか
不思議そうに怒ってみんなは聞いてくるけど
どうして生きようとするのかがわからない
答えの出ない問題なんて捨ててしまいましょう

悲しいことなんて何ひとつなかった
流れる涙に理由はなくて

手首に刻まれた醜い線の傷は
正しさと愚かさを主張して泣いているよ
矛盾した思いが正常じゃないというなら
感情なんてものは最初からなければよかった

死のうとした数
生きるのを恨んだ数

死のうとすることはあまりにも簡単で
死ぬことはとても難しいと思います


//////
こんな詩を書いたこともあったっけ。浜崎あゆみっぽい曲だったんだ。「Dying Massage」。
「リストカット」というのを聞いたときに書いたんだった。リストカットを繰り返してしまう女の子になりきって。
生きることが正しいかどうかなんて誰も断言できない。だから生きていることを表現しようとする。少女にとっては手首を切ることが、生きていることの「表現」だったのではないか。
でも、そんな表現は悲しすぎる。
最後の2行は、本当にそう思います。

今日のヘビーローテーションは浜崎あゆみ「A Sing for XX」。。

人を信じることって いつか裏切られ
はねつけられる事と同じと思っていたよ
あの頃そんな力どこにもなかった
きっと 色んなこと知り過ぎてた

いつも強い子だねって言われ続けてた
泣かないで偉いねって褒められたりしていたよ
そんな風に周りが言えば言う程に
笑うことさえ苦痛になってた

一人きりで生まれて 一人きりで生きて行く
きっとそんな毎日が当たり前と思ってた



  

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