花紀行

トレッキングしたりその時々に出会った花たちの思い出
デジカメで撮った写真など・・・

春らしくなって♪

2015年02月27日 | 小石川植物園
散歩の間がしばらく開いてしまったらその間に大分春めいていました。
ミチタネツケバナやオオイヌノフグリが勢いをつけてほほがゆるみます♪
ナズナもちょこっと顔をのぞかせていましたしこれくらいのときって心が弾んで楽しいです。
オオイヌノフグリは今年あらたな一面を探ってみたいとソワソワ ざわざわ!!!


ミチタネツケバナは雄しべ4つ  果実は茎に沿うようにつく♪








イヌザクラの芽吹き! 赤くてきれいだと聞いて勇んで眺めてきました♪
気持ちは冬芽にまっしぐらなのに・・・なぜかそれているピント・・・








どうかな~と期待して見てきたのは! シダレカツラの冬芽
まぁ~~~ これはなにかのひづめみたいに見えました!



枝の途中の冬芽はお互いにささえあって!  ピントぴたっと決まったら何も言うことないのに・・・



あらら・・・どうしてこんな色に? 寒さやけ? 中々のしろものになっていました♪ 素敵なタンポポ





この日の散歩は曇り空 ちょっと薄日 という状態
アマナやユキワリイチゲはつぼんだままやり過ごしているようでした。

ハヤザキマンサク

2015年02月25日 | 小石川植物園
ハヤザキマンサクという名札を見て以来ずっと咲くのを待ち続けて!
咲いたのを見たのはようやく1月の下旬になってからでした。原産地は北米 マンサク科マンサク属
シナマンサクと同じように古い茶色をした枯れた葉がまだついていました。





ガクが少し赤い色をしてシナマンサクの花より小ぶり♪


花をつけた後の枝がこんなに長く伸びて!


規則正しくこぶつきで面白かった♪


顔が並んだようにも見えました。花をつけた枝にできた後って呼び名があるのかしら・・・
花柄の付け根に葉が出てくるのかしら・・・こんなに長ったらしくなった枝を見たら余計なことまで
考えてしまってかえって悩む結果になりました。



顔といったら!!! 下のほうでなにかを見ている顔が! ちょこんと写りました。













1月の終わりごろから2月始めにかけてのハヤザキマンサクの様子でした。
今頃はきれいに咲きそろっているかもしれない  色合いももっと冴えて華やぎを増しているでしょう♪

紅梅(寒衣)

2015年02月23日 | 小石川植物園
1月~2月の寒い頃のチャボタイゲキを見るのが大好き  赤がとっても濃くて胸にじんときます♪







八重咲きの紅梅!!!  名前は ”寒衣(かんごろも)”でした。









梅の名前に気をつけながら見たのは今年が初めて!
今までは名前に思いが及ばす白梅・紅梅にしていただけです。
幸いにして名札がついているので分かるのですが、そうでなければとても無理
それにしても梅の花の名づけ方って粋で凝っていて奥行きがあると感じます。
寒衣・・・防寒服?  寒さから身を守るためあったかな色をまとっているように見えるのかな♪

真間の手児奈伝説の地1

2015年02月22日 | 千葉県内
長年生きてきて高校生の頃思っていたことが全く見当違いだったということが分かった瞬間
居ても立っても居られなくなり出かけてみよう!ということになって!
事の起こりは一か月に一度行く調剤薬局 たいてい空いているのですぐに順番が来るのですが
このときは何人も待っており時間つぶしのために雑誌を開いていました。

そこに!!!「真間の手児奈」のことが載っていたのです。  真間という場所が問題
今までずっとその地はふる里群馬の大間々のことを指すのだとなんの疑いもなく思っていました。
ところが雑誌に掲載された「真間の手児奈」伝説の地は千葉の市川にある!!!
群馬の「大間々」と市川の「真間」この年になってようやく知ることになり遅すぎる感慨にふけったのです。 
早速 雑誌に掲載された真間の手児奈伝説にかかわりのある場所を訪ねてみることにしました。


↑ 松戸駅から市川駅行きバスに乗って「国府台(こうのだい)」駅に下りると周辺案内のポスターが
貼ってありました。江戸川沿いから矢切の渡しの方面まで歩いても行かれるようです。
お手製の ≪マイ 駅からハイキング≫ に出発~~~

下↓は江戸川  土手沿いに出てみました。風が強くてとっても寒い日でした。出かけたのは 1/31



走っている電車は京成線  右にはスカイツリー♪


地図を頼りになんとか真間川に出会うことができました。江戸川にすぐ近いです。

調べたとき真間川沿いを行くといいとなっていました。そうなったのでほっとして左を歩いていきます。

まぁ~  これは「てこなばし」! 伝説なのにちゃんと橋までありました。


”真間の手児奈” ※真間に住んでいて身なりは粗末ながら絶世の美女 あまたの殿方から言い寄られ
むげに断ることもできずひとり悩み続け自分がいなくなればいいと真間の入り江に身を投げ
自ら命を絶った薄幸の人という伝説です。
伝説にもかかわらずその真間の手児奈のことは古くから歌人によりうたわれているのです。
「真間」とは「がけ」を意味するそうでこのあたりは崖になった地形が多い
この看板の説明にあるようにこの辺一帯は私の家から見ると低い土地になっているのが分かります。




てこなばしからほど近いところには! 真間の「継ぎ橋」がありました。
後ろのこんもりした森は後から行くことになる「真間山」 左は名前からして「つぎはし」という茶店
昔からこのあたりは「砂州」という地形だったようです。
真間川の河口付近からいくつもの入り江ができていてその入り江にはいくつかの「州」ができており
州から州にかけて渡された橋が万葉集に詠われた真間のつぎ橋なのだそうです。
とはいってもこの橋はたまたまここに作っただけで因果関係は全くなし・・・ですって!







水の流れる気配さえもなく想像を巡らせるだけのようです。



伝説が万葉集に詠われしかも今に至るまで伝説の地がそのまま生き続け残されているなんて
不思議な思いにかられます。なにしろ「伝説」ゆえ真偽はどうのということではなくおそらくは
奈良時代から伝わってきたという歴史の流れに興味がわいています。

これは自分のための覚えとして残しておきたいのでスルーされて全く構いませんので
そのまま通り過ぎてくださいますように!気の向いたときに続編を記したいと思っています。

 ♪オペラ真間の手児奈♪ は高校のときの文化祭の伝統の出し物の演目でした。
最初から最後まで聴いたことはなかったものの手児奈に愛の同意を求める
「てこな 今日こそ 言ってくれ~」と男性が悲痛に訴える場面ははっきり覚えています!
友達がその真似をよくしていたのでなお更脳裏に焼き付いて離れないのかもしれません。

紅梅(緋の司)

2015年02月20日 | 小石川植物園
肝心の顔が隠れて・・・それでもやっと撮れたヒヨドリ♪
ヒヨドリではなくて ツグミ でした!


いつも葉痕探ししているのに・・・これくらいしか見つからない コーカサスサワグルミについていました。





「緋の司」 濃い目の紅色が誇らしげに見えます~
樹高はそこそこ高く 花の色が濃く 一際目立つような咲きっぷり! 八重のせいかとも思えました。












梅の花の種類がたくさん咲き出している頃でしょうに肝心のときになって都合がつかない~
思い通りには行かない人生街道を相変わらず進むのみ  黄門様の歌を励みにして!!!

紅梅(扇流し)

2015年02月18日 | 小石川植物園
雪がまだ残っていた植物園 2/3に訪れたのですが1月下旬に降った雪は融けずにそのまま!
雪の信州の続きみたいになりました。
今日は雪が積もりそうな予報が出ていますが果たしてどうなのでしょう・・・






観梅♪  紅梅といっても色は淡いピンクで「扇流し」という風流な名札がついていました。













梅の花の色々が咲き誇っている頃だと思います。枝垂れ咲きなども期待が持てそう
そのうちお天気のよい日を選んでもう一度梅の花の鑑賞をしたいです♪

雪と温泉5最終

2015年02月17日 | 花旅
軽井沢方面へ向かう途中  ここへやってきました!
※上毛かるたの 「あ」 は 【浅間のいたずら 鬼の押し出し】



浅間山から噴火のときに噴き上がった真黒な溶岩があるところ  鬼押出し園は冬季は休業中でした。
浅間山のてっぺんから出ているのは白い雲ではなくて噴煙  いつでもこんな状態



これから先軽井沢へは絶景街道の連続~って言われた通り浅間山の勇姿を見ながら!進む!
左上の雲はなんとなく「彩雲」のよう・・・プチ彩雲にしておこ♪






絶景を眺めるポイントにやってきました♪ 連なって駐車しみんな浅間山と一体になって堪能しています
それぞれ記念撮影に余念がなく小さな子供たちはずんずん雪の中に入って雪遊び♪



大きな山! 目の前で見る浅間山はこっちに迫ってくるようでした。










軽井沢へ到着~ やっとお茶のひととき♪  軽井沢らしいお店はここしかなかった

暖炉か煙突を意味するとか・・・そのときはしっかり覚えたつもりがもう記憶から抜けてる

すでに午後になっているのに私たちがこの日の口開けだそうです。
マスターいわく 趣味でやっているようなものなのでこれでいいのだ  とのことでした。



この暖炉はノルウェイ産でもう30年も使い続けているそうです。
煙突のすすはらいは特に必要ないと言っていました。完全に乾燥した薪を使うのがコツですって!




街は昔の懐かしい軽井沢とは様変わりしてしまって味気ない感想を抱きました。
軽井沢からの連想は→結核→サナトリウム→堀辰雄→立原道造→北原白秋
それらしき情景はすでになく古きよき時代はとっくに遠のいていたのでした。
最後におセンチになって軽井沢ともお別れしました。
旅の記録をこれで終わります。 長くごらんいただいてありがとうございました。

雪と温泉4

2015年02月16日 | 花旅
2015.2.9  菅平スキー場へやってきました!!!学校単位でのスキー教室みたい


見るだけで冷や冷や


”たこにゅうどう”がいるの?


”えびのしっぽ”もあるし~


このスキー場ではすっごく上手な人が滑っていました。インストラクターだそうです。
♪ 処女雪 光る 光る 冬山 呼ぶよ 呼ぶよ や~ ヤッホ~ や~ ヤッホ~ こだまが応えるよ♪
トニーザイラー 古すぎる・・・



ここは別のスキー場! いくつもいくつもスキー場がありました!
ティータイムしたいのにどこも営業していない・・・仕方ないので軽井沢へ向かっていきます!





浅間山の全容が徐々に見え始めてきました。


なんだかいやにだだっ広いところ~  ここはどこ?


広い平地が延々と連なって・・・


そうだ!  ここは嬬恋村のキャベツ畑だった♪  畑はすっぽりと雪に覆われてなんにも見えない


嬬恋村のキャベツ畑から見た浅間山! 神々しいです~ この後は浅間山の追っかけすることに・・・


そして昨日雪と戯れていたあの 四阿山(あずまやさん)がここからもきれいに見えました!
実はこれが四阿山だなんて誰も分からなかったのです。 下のほうからやってくるおじいさんがいました。
ストックを両手に持って毎日散歩しているのだそうです。
その方が教えてくださって四阿山を眺めることができました。端麗な山を見て感激でした!



嬬恋村の北海道!!!  美瑛の丘じゃないの?  まるで錯覚  素敵な光景です!


ここ嬬恋村にはヤドリギがすごかった! まるでヤドリギ街道といってもいいくらい
ヤドリギが大群生していました。たったひとつついただけのヤドリギしか撮れなくて悔しい



素敵な林もありました。落葉松林かもしれない・・・

次回はやっとランチとお茶にありつけた軽井沢 それで終わりです~

雪と温泉3

2015年02月15日 | 花旅
翌朝 2015.2.9   日の出時刻は6:44 その時刻を待っていると・・・空がオレンジ色に!
このときすでに除雪車は仕事を始めていました。雪国の手際の良さに感動(^^♪



太陽が出てきました♪  東側の景色は部屋のガラス越しでしか見られないのでこれで我慢


浴場の屋根が赤く染まり始めました~ 銅(あかがね)御殿みたい・・・



今度はロビーに下りて別の角度から見てみます。
右よりに見えるのは「浅間山」  真っ白なのですがシルエットになって見えています。





もう一度部屋に戻って・・・浴場の屋根が金色になってきました。刻々と様相が変わる




陽が昇るにつれて木陰がくっきりしてきました♪


夜には新雪が降って木々にも積もりました。少しの風でも飛んでしまうほどさらさらでふわふわの
パウダースノーなので枝の雪は降って間もなくしか見られないようです。



ホテルのある場所は標高1452M
運がよければニホンカモシカが玄関までやってきてくれるのに・・・
「太郎」と名前を付けてもらったニホンカモシカはよく来るそうです。
ほかにも山の中で出会えるチャンスがあるそうですが・・・写真が何枚も展示されていました。
気を付けていたのですがとうとうニホンカモシカのお顔は拝むことなく終わりました。



新雪踏んで♪♪♪  気持ちがいいです!


だ~れも いないまっさらな 雪の中




外に出たり部屋に戻ったりを繰り返していたら山なみがよく見えるようになってきました。
太陽、杉の木、シルエット 記念に丁度いいです!



絵葉書と比べながら山の名前を入れておきました。多分合っているはず・・・ずっと左には浅間山が控えています♪
レストランからは左にどっしりと構える浅間山から右にある烏帽子岳までが一望のもとに見渡すことができます



ホテルを出発して菅平スキー場へ行ってみます♪



雪と温泉2

2015年02月14日 | 花旅
ホテルに到着してすぐ四阿山の空気をちょこっと味わったら次は周辺をぶらぶらして楽しむことに!!!


うろうろしているうちに曇りだった空模様が明るくなっていい感じです~


陽が射すと雪の白さがいっそうまぶしい!


雪紋といっていいのかな♪  模様が見えました♪




小屋に下がったつららもなんとなく光って見えたし!


真っ白な雪と青い空! それだけで満足です~  ここに生えているのはダケカンバかもしれない


もう調子に乗って雪遊びに没頭! ちゃっかり松ぼっくり手に持ってる~


太陽のお蔭でカラーがよみがえってきたみたい  緑色の葉はモミの木 
向こうの山は黒斑山のような気がします







山なみがとってもきれいに見えました。山の名前分かるともっといいのに・・・




落葉松ってこんな風になるのでした! 茶色の葉がまだ残っていたり松ぼっくりも見えます!

雪の上にこんな松ぼっくりがいっぱい落ちていました。宿の人に聞いたらこれが落葉松ですって♪
枝のあたりはイチョウの枝に似ている感じがします。落葉松ってここを見れば分かりそう。




次は翌日の朝焼けからにします♪