RURUのひとりごっち

「博多にわか」な「独り言」と「ごちそうさま」を鍋に放り込んでなんだか煮てみたら・・・ひとりごっちが生まれました。

夢追いかけて港の国際会議場まで真じて走ったら

2010-09-18 19:49:06 | 超おすすめ

(神を信じていなくても入れる教会)

銀行に検察
マニフェストに選挙管理委員
抗生物質に薬着けの芸能人
信用できぬものが
増え続ける日本
日本人はやっと
素直さから解放されて
疑い深い人種となれる

思ったりもする秋
疑い深し秋
いや
秋深し 隣はなにをするめ焼く
秋が来たのか
たぶん来た・・・。


(結婚式があったのよシャープなガイコツと小さな巨人さんの)


秋が好きな日本人は
感傷的で飽きっぽい
あきあきするほど
誠意に弱く
ビジネスライクを冷酷視
権威と肩書きにはすがりつく
キャリアを安くみてこき使う

あああきあき
秋なんて秋なんて
うすら寒くて
のそのそしてて
人恋しくて
涼しくて寂しい
でも
自転車の季節
散策の季節
栗の季節
だから大嫌いで だあい好き(笑)
複雑な心は何時も裏返し
心は 何時も崖っぷち


(花嫁が可憐すぎてステンドグラスがくすんだわ)


タカトラも崖っぷち
我が家もいつも崖っぷち
2時間ドラマみたいに
崖っぷちで事件解決
って訳にはいかない
崖から飛び降りるには
責任感が邪魔

兎に角
暑いうざい夏も終わるのに

我が家は問題山積みのまま
時間も無く
ランゲルハルス島も沈没して
ツナミが胸まで押し寄せる
膵臓がやられたか?

やられたとしても新聞を読む
連載中の
「漢字物語」(故白川静さんの研究より)
って時々恐いね
真実の「真」真理の「真」
って字のこと

行き倒れて死んでしまった人
のことらしい

不慮の災難で死んで無念な強い怒り
を象形しているって
だから土に埋めてやることを
「填」と書く
うめてふさぐ・・・。

お供え物して鎮めると
「鎮魂」
で「真」から「存在の根源」へ
永遠の生?へと
中国古代思想は向かうのね




(ハタハタハタ・・・。)



そんなに楽天的にはなれない
現代人の悲しさ

朝、目を覚ませば
障子を通して世界が黄色く見えた
このままでは真(しぬ)な

思った日

招待状が届いた


アジアフォーカス福岡国際映画祭
のオープニング上映会
福岡国際会議場にて2名様ご招待
金曜 夜7時からとある

自転車君が応募しといてくれたみたい
これはちょっと嬉しいなうん。




(ドリーマーな人生には清貧が伴う)


上映作品はインドネシアの監督
リリ・リザ氏の作品
「夢追いかけて」

インドネシア映画?
それは未だ見たことがない
インド映画ならある
どうなのか
これは 行くしかない
もう 行くしかない
ぬさもとりあえず
崖っぷちから
カケ キク ケコカコ
駆けつけるのです

沢山の人
沢山の映画人
20周年だから
ちょっとめでたい感じもある
映画人たち俳優達
プロデューサーも招待されていて
いい感じにオープニングセレモニー


(20周年がんばりましたね100年1000年続きますように)


それに
アジア映画はやっぱり面白いよ
かめばかむほど味があるの
スルメじゃないって?

だって
ハリウッド映画は最近ネタ切れ
味のないチューインガム
欧州映画はなんだか
小難しくてしちめんどうくさい
時に眠い
って
評するほど最近
見ちゃいないけどね


まあ話の流れで許して たもれ
本当は面白い映画は何処の国にもある
問題は見なきゃわからないってこと


(見ても解らないときは眠ろう)


さて
アジアフォーカス福岡国際映画祭
でしょ でしょ
インドネシア映画でしょ
「夢追いかけて」は
オープニング上映に選ばれただけあって
だれでもが楽しめそうな作品

年齢性別問わず
見終わった人達に
安らぎと 癒やしをくれる
アジアの少年達の
夢と希望を描いた青春ムービー
ブリトン島に住む
三人の仲良し少年達の
友情と成長物語

スタンドバイミー
という
アメリカ映画があったが
あれほど暗くはない




貧しく清く美しく
そして 熱く である
まあ若干
少年達がいろんな意味で
優等生すぎるが
だからこその癒しがあるのかも
すさんだ心を洗い流して遊ばせてくれる

博多の秋は
アジアマンス(アジア太平洋フェステバル)
アジアフォーカス福岡国際映画祭
10月にはミュージックシティ天神
大宰府の光のイベントとかもあるみたいよ
秋の博多もよかですばい。





そうそう
インドネシアの音楽や唱うたもいい
それを聞くだけでも充分楽しめる作品

崖っぷちから少し
つかの間だけど離れていられた
映画は唯一の庶民の心の薬
いっぷく飲んであったまり~な


ほんでも結局は
現実に引き戻され
真実真理は

「真」という字と共に填めてやろう


「希」という字で蓋をしよう。




(渡る世間や橋の上に暗闇を照らす道もある
そんな道を創るのが我々の仕事・・・仕事をくだされ。)



(今日の気分選詩)

    聖金曜日  ヘルマン・ヘッセ作


雲の垂れ込めた日 森にはまだ雪が残り
裸の樹でツグミが歌っている
春の息吹きはおずおずとそよぐ
よろこびにふくらみ 悲しみに重く。

あんなにも黙々と 草の中に低く生える
クロッカスの群れとスミレの群落
おずおずと香り 故知らず
死の匂いと 祝祭の匂いがする。

木の芽は涙で目が見えず
空は不安げに低く垂れこめ
そしてどの庭も どの丘も
ゲッセマネで ゴルゴダだ。