RURUのひとりごっち

「博多にわか」な「独り言」と「ごちそうさま」を鍋に放り込んでなんだか煮てみたら・・・ひとりごっちが生まれました。

またも湿舌が鯨飲の季節にちかぼる頬の肉

2010-06-29 01:24:15 | おすすめ

(なんだか泣けるでしょ?このあくゆう歌詞は)

なぜだろう
何故なのか
口の内側の頬肉を
噛みまくりながら
夕食を食べ終え
頬肉筋が傷だらけの純情
になってしまったよ
痛~あたた
背中から首や肩が
鯨の舌にぺろりと舐められたのか?
重い。

重いが
しかたない
夜遅く
乾ききらない洗濯物に
アイロンをかける
だれもかけちゃくれないからね
洗濯物は雨雨雨で
どれもなま乾き状態
もう湿度200%あるよね
またも
湿舌が鯨飲
の季節が来たの?
ん?
原因ともいう
でも鯨飲なんじゃない?

鯨が舌を出しながら
飲み込んだ潮を噴き出す
だから世は雨雨雨湿気湿気湿気

あまり~に
湿度~が高い~ので
さ~ぞやお月さ~ん
重た~あかろ
さのよいよい


重い疲れをせおいつつ
アイロンをもくもくともくもくと
蒸気で顔パック?
玉の汗また玉の汗
終わったら汗を風呂で流して
上がってきたら

テレビでは

オランダ対スロバキア戦

思わず

「オランダ頑張れ!」

そしたら
前半一点。後半一点。
2-1でホイッスル
いい感じで勝った!
何故
オランダを応援するのか
というと

ワールドカップ始まって
すぐの頃
晩御飯食べながらの会話

『どの国が優勝すると思う?』

自転車君に聞いた
『ドイツかイングランドあたりかな。』

『じゃあ るるは~オランダに一票~。
じゃあそちらはドイツとイングランドどっちにする?』
『え・・・う~ん、じゃドイツで・・・。』
『じゃあ、オランダが優勝したら何してくれる?』

『じゃあ僕が一ヵ月 ご飯 つくっちゃる!』
とかる~い感じで自転車君はいった

『じゃあドイツが勝ったら、私も一か月ご飯作ればいいのね。』
ふふふ・・いつもどうり。


「うん・・・・、、、、、」
という事で
成立したこの約束(笑)

優勝争いまで
ドイツとオランダが残らなければ
消滅しますが
今のところどちらも残っている
ちょっとびっくりです


日本が優勝争いに入ったら
どっちを応援しようか(笑)




決勝 
ドイツ 対 オランダ
あるいは
オランダ 対 日本

を是非に見たい。


自転車君の料理の腕前は
期待出来ないから
悩む事もなく日本を応援できる
でも 
やっぱり1ヶ月でも
夕食メニュウを考えなくて
いい
なんて
夢のようだし
オランダにもエールをおくろう




土曜日雨の中
落ち武者の涙降る日
大学の同級生で
親の工務店を継いでいる友

知り合いの建築家の設計した
オープンハウス見学に
一緒に行きましょう
と言うので
粕屋の長者原まで同乗した
雨は降り続いていた




外も中も真っ白な暖炉のある家

濡れながら建っていた
新築の匂いは仕上げ材の匂い
キッチンの裏に
勝手口に繋がる部屋があり
結構広く取ってある
コレが気に入った

下屋
とその建築家は言ったが
下屋はその横に繋がる
透過波型スレートの屋根の
物干し場であろうかと思う
そのまま裏に回ると
リビングと連なる屋外デッキスペース
船室のようなライトが付いていた




あとキッチンの
四角い小さなタイルの色
貝殻の裏的ライトグレーに
軽く虹色が所々光る感じが
結構おしゃれだ

我が家の1.5倍幅はある
ステンレスのキッチンシンクに
頬ずりしたくなるね
鉄&ステンフェチとしては(笑)
だが外も内も
白い家はなんだか落書きしたくなる
壁は白くないほうが好きだ
何色がいいかは周りの環境次第
かな

壁はキャンバス
汚れるのも早そうだし
まあ他人の家だからいいんだけどね




キャンバスと言えば
チカボ展の招待券があるから

ソンさん(ばり日本人です)

この前仕事に行く前に
ちょっと寄ってくれて
県美術館まで
やっぱり雨の中車で乗せてくれて
二人でチカボらせてもらった
本当にありがとう
いやはや感謝です。


(まだ見れます。筆づかい、息づかい~7月11日まで~)

ちかぼる?
熊田千佳慕さんです
去年98歳で亡くなるまで
筆をもち続け
昆虫や花や動物や
絵本の絵を描き続けた
細い細い 筆の先
数本の毛のマジック

根気尽きて
何度も歯ぐきが腫れるほど
細かく描きつづけたという
リアルだが筆の動きの見える
愛にあふれた絵は
子供の頃
何度も目にした絵だった

絵本の一ページに描かれた
魚の顔の女王の家臣たちの絵
確かに記憶の海の中にある
思い出の一ページ
「これ、懐かしい!」

思わず声をあげた
イヤホンで音楽を聴きながら
見ていたから
静かな空間にバカ声は響く
友に「し~っ」と諭される

誰もみな
お行儀よく絵をながめる美術館
もっとはしゃぎたい
のに・・・。



美術館は展示物を眺める所
じゃない気がするのは
私だけなんだな
いつも困る
美術館は遊ぶところだ
と思う自分と
お行儀よく眺める人たちとの
温度差に悩む
だからせめて順路どうり
には見ない
というささやかな抵抗?を
いつも心がける(笑)




それにしても
生物たちは絵の中で
その肌を筆にさらして
もぞもぞと動きだそうと
もがいていた
これは筆先マジックであるのか
わたしの幻覚なのか
人の一生も虫の一生もキリンの首も
永い 永い 遺伝子の螺旋の奥に
なにか
弾性のある絨毯のごとき
手触りを残している
もこもこと生きている


絵は言葉より有能だ

言葉はだめだね
大抵言葉は伝わらない
あらかじめ伝わらないのに
とことん伝えられないのに

「伝わったよ。」

言われても伝わったかどうか
わからないから
伝わったと
ようするに伝わってなくとも
まあ伝わった事に
しとかにゃならない




勇気を出して言葉を発信しても
返事がない
言葉がない
そんな人達に囲まれて
何故言葉が一方通行なのか
何故
沈黙の応酬なのか
いつも考えるが
考えても わからない

育って来た環境
生きて来た時代
植え付けられた教育
出会って来た人々
舐めて来た辛酸

それぞれが
それぞれに全く違う
そんな わかりきっている
ことが沈黙の答えなのか




沈黙の意味を考えて考えすぎて
一昨日悪夢にうなされた

自分の悲鳴におどろいたが
半睡状態で
一晩中夢を作り出し
それが悪夢だったとは
笑えてくる




会話が出来ないということは
ますます伝えたいことが
1ミリも伝わらないこと

わかりあえるという
幻想は
もともと持っていないが
少なくともなにか
一言返事をすることは
出来るはずだ

考えるのがいけないのか

言葉のもつ意味が
それぞれに同じかどうか
もうそれはわからない
それでも
返事をする律儀さは
伝わるに違いないし
もっていたいし

言葉に言葉で答えたい




幻想をいだいたりしても
いいじゃない
でなきゃ救われないよ
とにかく 多分
かなりまじめに

人は救われなければ ならない

それは唯一の希望
生きていく為に
なんたって人は
大抵
報われない人生 歩むから
報われないかわりに
救われなければ ならない




救われなければ
立つ瀬が無いよ
だけど
本当のいたわりや優しさは
多分誰もが
「個」を消すところに しか
存在しない
だけどここかしこ
「個」が消せずにひしめいている

どうしようもなく
ぼやけた視界で
嘆きでもなく
意見でもなく
つまらぬ考えでもなく
ましてや反省でもない
うたの文句みたいな
ひとりよがりの言葉にすがって





軌道を探す離れ業
レールは 錆びてますけど
巷に雨は降り続く・・・。

お星様
今夜は悪夢にうなされませんように
明日は頬の内側噛みませんように
湿舌が鯨飲しませんように