RURUのひとりごっち

「博多にわか」な「独り言」と「ごちそうさま」を鍋に放り込んでなんだか煮てみたら・・・ひとりごっちが生まれました。

草さん天地をまたぐ口が悟りへの門です

2009-04-26 16:11:30 | あかんがな

(へろ~ディア 尼寺へ行け!)

四月末は天中殺である。花金の金曜日(古い!)
溜まったアイロンを三分の二片付けたところで
ヘロヘロで体力尽きる

どうしてかって言えば
三年振りで二日ほど寝込んだからだ
二日間、家で
七転 ばっとう、八倒 しちてん

吐き下し悪寒発熱
おかんやかんみかんきんかん酒のカン
嫁に飲ませりゃ働かん!
な酷い状態の後
全部お腹の中の栄養分を出し切って
三日目ふらふらで(自転車君付き添いで)近くの病院へ行った

看護婦さんに症状を説明するのも
脳が機能しないから
えっと昨日はこれこれ
一昨日がしかじか?あれ?これ
どうだったか・・・としどろもどろかいこかもどろで

看護婦さんは「だいぶ混乱しているね、きつかろね。」
と優しく症状を代わりに言い当て
テキパキ書いて行った

しかし病院は満席状態
一時間待ちは当たり前
診察は5分
血液検査とお腹のレントゲン撮り
結果を待つまで「点滴しましょう」



と言われたが
いえ点滴は天敵なのでして
水分もなんとか アクエリアスしてますし
歩いてここまでこれましたしええと・・にかく
天敵いや点滴なしでお願いします

丁寧にお断りして
待ち合い室で自転車君に「先に帰っていいよ、電話する」
と言って帰ってもらい
また待つ

結果は
「細菌性の腸炎ですね、抗生物質と整腸薬出しときましょう。」
「症状がもっと酷い時に病院に来れなかった?」
などとお医者さん
「ええそんな余裕はない状態でしたし、車もないし、
タクシーに乗るには微妙に近くすぎて・・・。
え~とそれから胃腸薬もおねがいしますます。」
と言い訳もしどろに薬の注文はしっかり主張し
病院を後にした
三年振りだったから初診料3675円上乗せされた
まあ点滴分は浮いたけれど
ヘロヘロヘロ



(四月の樹形 第一位)

脳が馬鹿になりながらもともと馬鹿だが
ヘロりつつふらふら歩く女
怪しまれないのは病院が近いからだ

後頭部が打ったわけでもないのにずきずきする
院外処方だからと外の薬局に寄り
なんやら質問表を書かされ
又、待ち
薬剤師さんが何やら説明にくる
「ジェネリック薬品というのがうんぬんかんぬん、どうしますか?」
などと言う
脳が回らないのである
「いや処方どおりでお願いします。」
と言ってまた待つ

しばらくして「お待たせしました。」の声
ふらつきながら窓口へ
「大丈夫ですか?」と薬剤師さんに優しく言われ
「はい二日食べてないもので」と言ったら
「きついですね僕も経験あります、お大事にね」
とその優しげなお兄さんの顔と言葉に
おもわずうるうるしつつ
薬局も後にヘロヘロ帰る


(四月の樹形 第2位)

駅前のスーパーで
自転車君に食料がないから仕入れるので
「荷物持ちに来て」と電話して
食料を買う

荷物はまかせて坂道をふらふら登り
いつもの公園を過ぎて
やっと我が家に帰りついた
やっと・・・。
長い旅じゃったヘロん

とにかく気合いをいれるために
シャワーを浴び
なお一層ふらふらになってしまう
点滴しといたほうが良かったか?
と思う馬鹿な女がひとり・・・。

部屋の中を見渡すと
なんか雑ぜんと散らかっている
洗濯も溜まっているし
取りあえず古新聞やなんやかや
見えがかり部分のみかたずけて
洗濯機をまわし
部屋干し洗濯物を取りたたみ

山積みのアイロン待ちの衣類に
さらにマッターホルン登頂した

さて横になりたいが
薬を飲むのにお腹になにか入れたほうが身の為か?
と思い

自分のお粥と家族のシチューをたらたら作り始める
いつもなら
テキパキ仕事の早い有能な私も(これくらい云わせて!)
今日は二倍かかって シチューとゆでホウレン草を作り

その程度の労働で背中が痛くなり
小休止の後
お粥を一杯だけいただき薬を飲んだ

そしてベッドに飛び込んだ
胃と背中の痛みはあるがそれほど辛くないのに

結局いつもどおり眠れない



(四月の樹形 第3位)


土曜日朝食の前に現場検証をする
犯人は冷蔵庫にありか!

あの魔の火曜日
同じ夕食を食べた自転車君に被害がないのは
胃腸が丈夫だからなのか?

しかし唯一私だけが口にした食品があった!
豆乳である

最近朝、紅茶に入れて飲む様になった豆乳は
牛乳党の自転車君は飲まない
娘は嫌いだから絶対飲まない

るるもそのままストレートじゃ飲まないが
朝、紅茶に入れる
しかし
一人だと一箱飲みきるのに一週間以上かかるから
残りわずかの被疑物豆乳は
たぶん賞味期限も切れている

しかし
もう半年以上は同じパターンで飲んで来て
一度もお腹を壊した事はない
胃のムカムカはあった気もするが?

確かに残り少しになった豆乳は
かなり古いから犯人臭いが
朝もう飲む前から気持ちが悪かった

それに一口飲んだだけで残したのだった
解せない!
はっきり犯人だとは断定できぬまま
残りを捨て
めんどくさいから犯人探しをやめた
(おいやめるのか!)

今朝はパンと牛さん乳紅茶を飲んで
薬を飲む
なんかまだ胃が気持ち悪くて
パンも紅茶もまずかった

これからはまた牛さんにしよう
って思いつつ
洗濯機をまわし洗濯物を取りたたむ

土曜日だから
朝食の後 二度寝中の自転車君のいびきを聞きながら
新聞を広げた

バグダッドで自爆テロが続く
メキシコで豚インフル猛威
タイの非常事態宣言は解除したらしい
オバマ大統領核なき世界追求
という文字に期待と祈り

なんかるるがへっろっている間の
草フィーバーとかも知らぬ間に収束して
平和でない情報に戻りつつあるみたいだ

もっとフィーバーして
平和日本を盛り上げて欲しかったのに
結構このニュースには癒された

目撃者の外人さんが楽しそうに 
裸で踊ってたよと言うのを聞いて
いやそんなに楽しいお酒を飲めるなんて
なんて幸せな人か!と思ったね

気持ちよさげでしょ
春の大都会の公園で
天に向かって
叫び
踊り
トンボきって(きってないか?)
月の光浴びて
そよ吹く風にぶ~らBURA(ここが法にふれるとこ!)

しかし
もっと静謐だったかも
きっと公園のベンチで
生まれたまんまの姿で座禅を組んで
彼は歌っただろう

私のからだは口になる
天地をまたぐ口になる
とても大きな口になる
宇宙の広さの口になる

そうするうちにその口が
透き通った風鈴になる
東西南北 東南西北
いたるところから吹く風に
ゆれて悟りを語りだす

チンティントンリン チティトンと
チチチントウリョウ チチントウと

(井上ひさし作「道元の冒険」よりの拾い唄)

この歌ぴったりくる!
もしかしたら何か悟りを開いたかもしれない
とふと思う

これからも公私共に頑張って欲しい
彼はアイドルやめて役者一本で行けばいいと思うな



(このお仕事は甘い蜜をすうこと)


そんなことより
酔いもできず踊りも出来ず
歌うことも悟ることも出来ずにいる
疲労困憊女は

さっき背中に張ったシップは
筋肉痛用で
内臓の痛みには効かないんじゃないのか?
が今の一番の問題ではある



(明日の風になれ!)