RURUのひとりごっち

「博多にわか」な「独り言」と「ごちそうさま」を鍋に放り込んでなんだか煮てみたら・・・ひとりごっちが生まれました。

このろくでなしの愛に年増女が行きずる深夜

2008-07-01 04:26:37 | あかんがな

(普通のガクアジさん)


(ギザギザハートのガクあじさん)

今年もあと半年になり則天去私
自転車生活(止まったらコケル)に
リンリン邁進するも
経世済民の志であるべき人々は
国民には苛斂誅求
自分達は居酒屋タクシーな豪華絢爛生活

公務員のボーナス3年連続増
なんと平均しても
62万9400円也というから
うらやましい・・・。
やつらは
夜郎自大・不逞之輩・主客転倒
弱肉強食・優勝劣敗・狡兎三窟
だい!
庶民は五臓六腑が七転八倒五里霧中さ
あん!
手元に四文字熟語100円本があったので
つい

博多山笠が始まり

祝いめでたの 若松様よ 若松様よ
枝も栄えりゃ 葉も繁(しゅげ)る
エーイーショウエー
エーイーショウエー
ショーエ ショーエ
(ア)ションガネ
アレワイサソ 
エーサーソーエー 
ションガネ

と博多祝い唄も聞こえてくるでしょう
緊褌一番
引き締めるのは褌でなく心意気
まあ勝手にやっとくれ

帰国中のあまぐりさんから
メールが来て
天津に帰ります
オリンピックが見たくなったら連絡を
とあった
男子サッカーは会場が天津らしい
日本製のシャンプーリンスと
イカナゴと蛸を持って帰っていった
空港で没収されていないといいが・・・・。
また元気で帰ってきてね
その時は
あまぐりさんが何処がいいのかわからない
と言った今流行のエグ可愛い
スカルな柄のTシャツでお出迎え致します
ん?
あるかなあるね

キモ可愛い・エロ可愛い・ブサ可愛い
グロ可愛い・エグ可愛い?
なんでもかんでも可愛いをつけりゃいいのか?
と怒るあなた
まあ、なんです~世の中汚れてますからね
可愛いい。の隠れ蓑くらいは
大目に見てやって下さい

土曜日
がてん系娘のエグ汚い部屋を
かたずけたくないが
カビが生えそうなので
よんどころなく勇往邁進
扉の前を占領している
ゆがんだパイプの洋服掛けを外に出し
ベトナム製のを新調し
移動した上で開かずの物入れから
扇風機をだそうと扉を開けたら
物が雪崩のごとく襲いかかってきた

とりあえず避ける余裕もなく
うなだれなだれ堅忍不抜
そして崩れ落ちたもろもろ・・・。

小中高校とあまり利用価値のなかった
参考書プリントドリル教科書のたぐいを
納戸からすべて廊下に雪かきしてツンドラし

十字にくくりオーロラ処分である
児童図書及び新品同然の辞書類は
居間の本棚へ引っ越した
中腰労働は堪える股関節と背中にくる



おまけに
そこここに落ちているピアスのピンや
安全ピンの針に指をつかれ
尖んがってるベルトのバックル踏んで
あたたた~あんた危険がいっぱいさね
この作業は苦役です
寝込みそうに疲れたばい
疲れをひきずり

日曜日
部屋干しの生乾きの洗濯物を
殺菌消毒兼ねて40枚アイロニング~で
肩がはりはりハリコレスーパーモデル気分
な。わけなく
梅雨時の家事はエグ悲しく辛い

しかし
それでもまた夕ご飯の時間はやって来て
一年365日食事を食べる必要があるのか!
本当に朝昼晩と食べる必要があるのか?
お腹がすいて、すいて、もうたまらん!

思った時だけ
食べる事にすればいいんじゃないの?

思う
思うが思いながら結局月極。
自分の腹と人の腹は違うということだ
そして
日直当番はいつも私
たまには
本当にたまには
僕が君が私の食をお膳立てしてくれたってよかろうもん!
などと虚しい期待を抱くのである
抱かれる心も梅雨模様

料理好きの亭主が欲しい日
そんな日が一週間に5日はあるが
出来ればそこそこの舌の持ち主がいいね
話し上手なら、なおいいね
うん。そうね。



(ジョイフル価格では無理と思う・・・。)

ところで雨もあがり
音がなくなる深夜に
人は突然忍び寄る孤独感や恐怖を
どうやって紛らわしているのでしょうか?
そんなこともふと気になったりして
ますます眠れないので
特効薬のビデオでドラマです

やっぱり男前が苦しむ姿
これが一番の薬です
出来れば憎しみと愛情の板挟みで苦しむという
くさいエロ哀しい設定が好きです

それで今夜は
女の為にビルから飛び
植物人間になった兄の為に
復讐心を持って近付いた憎い女を
愛しく思いはじめている男
には
自分の為に火傷を負い
自分を心底慕う女がいて
可愛く思うが
何処か責任の文字もちらり
やくざな心はゆれてぶれて
苦しく辛い
そんなドラマ善隣友好

『このろくでなしの愛』
は「Rain」(雨=ピ)が主演で
梅雨時には最適の一品だね
まだ6話終わったところなので
苦しめもっと苦しめ

我が孤独を癒しつつ朝を迎える
また朝かい!
寝ろよ。

眠れないので
枕もとの文庫本を
志水辰夫著『行きずりの街』

探偵の元教師の男が
昔教え子だった別れた妻に
久しぶりで会うが
元妻の恋人の男らしき人物を
見てしまう
ものごしのいい自信にあふれた余裕のある男
探偵はホテルに戻るが
探している女や仕事のことなど忘れ
別れた妻の姿ばかりが脳裏に浮かぶ
さっき見た元妻の男の顔を思い浮かべて
はげしく嫉妬する
その男を呪いつつ
元妻を訪ねて行った自分の軽率さを
一晩中呪いつづける
というくだりに
妙に
ひっぱられつつもその先を読んでいない

読むでもなく読まぬでもなく
頁をめくるがやはり読まず
だから
感想も書けぬししどけなく毛布にくるまり
夜明けを待とう
こんな時には
窓の外で風の吹く音が聞こえ始めると

ああ
お前は何をしてきたのだと
吹き来る風が私に言う


中原中也の詩が
なんだか背骨にたたみかけてくるのさ
年増女の声でなく
年増女に向かう声かい!

背骨に言い聞かせてやれ
これから何をすべきなのか
何を・・・。
(この時点でAM4時・・・。)
寝ろよ。