RURUのひとりごっち

「博多にわか」な「独り言」と「ごちそうさま」を鍋に放り込んでなんだか煮てみたら・・・ひとりごっちが生まれました。

二階からの眺めはどう難題?

2008-03-11 17:44:54 | どっこい!

(どんだけ~募集中なのよ・・・馬さしは付加価値?)

今日のヘッドグランドミュージック
奥田民夫のアルバム「fantastic OT9」

「なんでもっと」はもっともだ

なんでこう もっといろいろ
すんなりさらっと できない
首から上の予想を
首から下はうらぎる
~~~
なんでもっと なんでもっと なんでもっと
と歌っている
もっともだ
もっともなうただ

だから悪いが別のをかけよう
もっともすぎるからね
えっと~
北海道出身のロックバンド
bloodthirsty butchersの
ギタリストを殺さないで
を聴いてみた
そのアルバム中の「アハハン」って曲
その中ほどの歌詞

まさかの補充も切れて 緑の丘に挑む
心の泉 探している 小さいドアを開ける

数々の鼓動 響いている 二階へ駆け上がる
黒く歪む光る海見つめ 幼心がこみ上げる

二階からの眺め どうなんだい そそぐ風は憂し
奇跡を今でも感じてる 明日の風は強し

って
くだりを聴いていてちょっと思った
二階からの眺めだよ
そうそう
二階からの眺めはどう?
今日はそれに決めたよ

「旅をしない者はみじめだ!」
とモーツアルトは手紙に書いたが
街造り国造りにこれから関わる
若者には特に旅は大事だ
セクハラ先生たちの話を聞くより
本を持って列車に乗り バスに乗り 船に乗り
気になる駅で ふらりぶらり降り立って
町並みを見渡そう 歩こう
昼の日中
ひとっ子ひとり歩いていない田舎の街
ゴミや漂流物が打ち寄せられて汚れた浜辺
青くない海
管理できぬまま荒れた植林の山
商店街もシャッターを閉め
むなしくビニールの桜花が垂れ下がる田舎銀座通り
若いひとも若くない人も
旅で観光地をまわるだけでなく
日本のさびしい街も見て実感してくるべきだよね
多分机にむかって勉強するだけじゃわからない
現場主義!現場を見ろ!
美味しい旅ばかりでなく寂しい旅もしろよ
卒業旅行に海外もいいが
日本過疎村ツアーにゆけよ!
オフェーリア達よ!

博多に住む様になって
数年を過ぎた頃
大阪の伯父が博多に来た
伯父を乗せ車で街を走らせている時に
『博多の建物は下駄履きが多いな』
と一言おっしゃった
下駄履きとはマンションやビルの一階が
店舗になってる建物のことで
この一階店舗でストリートや町並みの
雰囲気が決まるといってもいい
伯父はこの時
いい意味ではなく
つまり店主の好き勝手な店づくり
あるいはオーナーの好き勝手なテナント選び
などで博多の町並みはあまり美しくない
下駄履きにする必要性は街にはない
と言いたかったのだと
勝手に思う
まあビルのオーナーにとっては家賃収入だから
必要なんだろうな
町並みは建物のファサードによって左右され
とくに人の目線の先は特に一階部分に注がれる

るるはいつも
二階以上うえを見ながら歩くが(笑)
そのせいで最近特に気になるのが
駅前などの商業ビルで二階以上の上の階が
空室テナント募集になってることが
本当にやたら多いと気がついた
駅前でさえなのだから
ほかは
なおもていわんやか?
このさい一階部分はテナントを入れず
町並みの為にストリートごとに
個性豊かな表情造りの出来る余裕空間として
空間提案を図る為
オーナー達が地域住民と共に
もっと町並み会議をするべきだね
そして通りごとの活性化をはかる
そのほうが2階以上の空室を減らせるんじゃないのか?
町並みに個性をもたせて集客力をつけろよ
って思う
むやみやたらに適当に街のことを考えずに
ビルをつくるから街が錆びれるんだ

歩きたい街作りをめざせ!地方都市よ!
それが住みたい街につながるしね

一階にあった店舗はすべて二階以上にもっていって
人の目線を上にも向けさせ
なおかつ人を上へ引っ張りあげることで
空室を無くす、そのほうがよくないか?
マンションの一階は特に特に店舗はやめよう!
この際コンビニも二階に~だ!(マジ!?)
熱い心で階段を上がれだ
エレベーターもあるがね
ビルやマンションの
『一階店舗ステップUP法案』を作ってくれ!
と思う今日この頃です

街は町並みによって作られ
町並みの集合体によって街は作られる!
この際
建物一階前面日当たりの良い部分は
全面緑あふれる温室か
ギャラリーかピロティーパークにでもして
街歩きの人の為のラウンジにして
裏はチャリンコ置き場にしてくれ(笑)

デビットリンチ監督のワイルドアットハートの
エンディングでラブミー・テンダーを歌う
ニコラスケイジの様に
熱いハートで街を愛してやれよ

ロックンばばあは 独り
日々二階以上うえを見ながら
街をさるきまわり
またある時は
チャリンコで裏路地を走るのだった
(完)


(庭のさくらんぼの花一部開花宣言)