RURUのひとりごっち

「博多にわか」な「独り言」と「ごちそうさま」を鍋に放り込んでなんだか煮てみたら・・・ひとりごっちが生まれました。

奈落の底から楽屋へ至るオシヨ(ハロー)な処方箋

2007-12-03 03:49:31 | 超おすすめ

(黄葉2種~黄色いからってさ~間違いなく秋よ)


(そしていずれ朽ち果てるが栄養分となって樹に戻るたいした奴ら)

たうたうとついに師走に突入したね
先生と呼ばれる人々は走っているのかな?
政治の先生たちは国民そっちのけで党抗争
九州じゃあ近頃巷のやくざの抗争も怖いが
党同士の抗争は迷惑で困惑で疑惑
物価は上がり続けて
灯油は2年でとうとう2.5倍かい
ポリひとカン1700~1800円だと…。
冬を越せないさ

物価裏腹に我が心のテンションは急降下して
鬱ウツと奈落へ落ちた
そんな『暗い日曜日』の昨日
あっ♪なんか昔そんな曲があったね
ダミアが歌ってたよね
この歌がはやって
自殺者が急増したとかって伝説があるよね
聴いちゃダメだよ

そんな最低最悪な暗い日曜日の夜には
るるを奈落から舞台に引き上げてくれる
一本の映画がある
キャメロンクロウ監督作
『あの頃ペニーレインと』
原題は『Almost Famous』
ところでパソコンでDVDが見れるにも関わらず
見たのはたった2作である
レンタル屋にはここ2年足を運んでいない

その貴重な私物宝物の二枚のDVDの
一枚は500円で買った古い白黒名作映画の
『オール・ザ・キングスメン』
前にブログに書いたよな、うん。
二枚目がこの『あの頃ペニーレインと』
である
この作品は映画館では見ていない
がテレビ放映のを見たんだよね昔に

見て 癒された
だから
この映画はるるの鬱粉砕の処方箋
パソコン横にいつも常備しているのだ
しかもテレビでは見られない監督特別編集版だから
とっておきの一枚なのだ
(とっておきというても二分の一枚やが)

お話はこんな感じ
1973年の事
11歳の神童と呼ばれる飛び級少年ウィリアムミラーは
大学教授の堅物教育ママとロックファンの姉と
三人で暮らす
父は病気で亡くなっていない
姉は堅い教育ママと折り合わず家を出て行く
出ていく日に彼の耳元で姉はささやく

『ベッドの下に自由があるわ』

姉の暮らした部屋がその後、彼の部屋となり
ベッドの下にはロックのレコードが詰まった
チェックのバックが残されていた
ニール・ヤング、レッド・ツェッペリン、
ザ・フー、ザ・ビーチボーイ
エルトン・ジョン、サイモン&ガーファンクル
デビット・ヴォイ、etc.・・・etc.

そしてザ・フーのレコードに
メモが貼ってある
『ローソクを点けて聴くと未来が見えるわ!』
と♪
それから四年後、少年は15歳
母の手前
弁護士を目指しながらもロック少年となり
若干15歳で
ローリングストーン誌のライター
(ロックジャーナリスト)として
デビューする機会を得る
その初めての記事を書くため
ロックバンド『スティルウォーター』のツアーに
密着取材の旅に出る事に
そこには
すべて(音楽)があり、恋もあった

振り返っておくれ
あの子がほほえむ
~あの大通りも悪くない
~僕を抱き締めておくれタィニーダンサー♪

ツアーバスの中でメンバー達が歌うのは
エルトンジョンのアルバム
『マッドマン』の一曲目『Tiny‐Danser』
(可愛いダンサー)やありませんか
ひゃっほ~ごきげんだぜ

監督の自伝的要素の濃いこの映画の
キャメロンの分身ウィリアム役は
監督が見つけ出したパトリック・フュジット
全米各地から応募してきた何百ものテープの中
彼を見てそこに『ウィリアムがいた
と叫ぶほどぴったりのイメージである
そのウィリアムが恋をする
スティルウォーターのグルーピー
(映画ではバンドエイドの天使と呼んでくれと・・・。)
ペニーレイン役にケイトハドソン
『サハラに舞う羽』や『アダムにも秘密がある』
(これは韓国映画にもなってイビョンホンが主演したよな)
などの出演作ありなのだけど
それより
なんと彼女の母はゴールデンホーンで
父は歌手のビルハドソンというから
筋金入りってか
なにが?って
男前度が

お尻のキュートなゴールデンホーン
という女優さんは
かなり男前とるるは思うが
彼女の出演作で『バタフライはフリー』
という映画は
特にるるのお気に入りでもある
たから娘も男前かも知れぬ
どうかな


(娘と母ちゃん~遺伝子のなせる業を見よ


ペニーレイン役ははまり役だと思うし
全米放送映画批評家協会の助演女優賞ももらったし
もちろん
キャメロンクロウの脚本も賞とってるからさ
脚本のおかげもあるね
それより光ってたのは
ウィリアムの母親役の
フランシス・マクドーマンド
だとるるは思う

この映画の中のロックバンド
『スティルウォーター』~静かな水?
という名前はどうなのかな
リアルそうでリアルじゃない
いやいいかも

たまたま同じ名の市がオクラハマ州にあって
(監督の意図は知らないがね)
京都府亀岡市と緯度が一緒だとかで
姉妹都市になってるらしいんだけど
オクラハマ州と言えば先住民が多くいた地域
インディアンの専従地として部族が集められた土地らしい
そして
元阪神タイガースのランディ・バースの出身地だい!
しかもバースは先住民住民チェロキー族の血を引いている
他にも
チェロキー族の血を引く有名人が沢山いる
例えば
エルヴィス・プレスリーもキム。ベイシンガーも
ケビン・コスナーもよ
ゲロッパのジェイムス・ブラウンに
ティナ・ターナーにバード・レイノルズもさ
それから忘れちゃならないのが
るるのイチ押し
ロック魂で人生を彩る
ジョニー・ディップもね
インディアンうそつかな~い(ふんふん)
彼の曾祖母がチェロキー族なんだって
あと
ドイツとアイルランドの血も
混ざってますワド
チェロキー語で ワドはありがとう
ちなみにハローは オシヨ
おはようございますは オスダスナレイ
というらしい
でもさようならまたね は
ワカラナイ?から
このへんで
チェロキーグッナイ
話が飛びすぎなんだよ
まったく

とりあえずおかげで
奈落から楽屋にまわって来たわよ
舞台は程遠いけど
とりあえず月曜日が来たよ
ペニーレイン
ありがとう