(穴籠りの夜はヌーヴォーとして浮かび上がる紅葉)
3連休は特に連休らしさも無く
何処にも行かずに
穴蔵で普段どうり過ごしました
とさ
めでたしめでたし
昨日
まだ出しっぱなしだった
扇風機を娘の部屋の収納戸棚に
(あえてクローゼットとは呼ばないのは扉だけが
クローゼット風で中はホントに戸棚なんだな・うん)
いつも入れているので、開けて入れようとしたら
びっくり仰天である
扇風機のスペースなど無いくらい
ぎっしりと娘のかたずかない衣類やら本やら
その他もろもろ
ぎゅうぎゅうに押し込んであったのだ
そういえば
こないだ母のベッド(娘が使っていた)を運び出す前
かたずけなさいといったら
珍しくかたずけていた・・・・が
その正体は
戸棚へ押し込めるという事だったのだ
あふ~ん
先ずは扇風機を入れるスペースを空けねば
あんにゃろめ~である
仕方ないがな
まず戸棚整理から初めにゃ始まらぬ
ほんまによういわんわ
かなんわ
まいどまいどのことではあるが
5分の仕事が1時間かかってしもたがな
前々日勤労感謝の日も虚しく過ぎて
秋の行楽シーズンに
戸棚に向かう女がひとり
京都~大原~三千院~
娘居(こい)~に疲れた~女がひとり~
この疲れをナニで挽回しょうぞ
そうだウルトラマンを呼ぼう
じゃなく
ボージョレ~ヌーヴォーを飲もう
自転車男がもらったビール券で
ビールを買ってきたので
「まだビール券のこってる?」とるる
「まだあるよ」と返事が
「そのビール券でワインも買えるよね」
「たぶん・・・買えると思う」
「ふふん。じゃ~ボージョレ1本所望じゃ」
「それもヌーヴォーじゃなきゃダメよ」
「ヌーヴォー?」
「そうよ、フルーティィー新鮮わか~いすっきりワインのことよ」
「へ~い。買ってきます」
と出かけていった自転車男であった
で昨日は何故かきつねうどんが食べたかった
もらい物の乾麺(稲庭細麺)をゆでて
ねぎたっぷりきつねうどんを作り
一気食いしたあと
ヌーヴォーをあけたのだった
つまみは黒胡椒入りのチーズだ
それからTVじゃあ
「聖徳太子の超改革」(ドラマ部分は香取俊介脚本~
横のブックマークから香取氏HPへ入れます)
を見ながら
ヌーヴォーと黒胡椒チーズを交互に口に運ぶ
う~ん、連休は穴籠りにかぎるね
武田真二の聖徳太子がなんか言っていた
いいとこ取りの~国づくり・・・とかなんとか
つまり~この浅はかな日本人の基礎は
あんた(聖徳太子)の責任だったのね~
あのころ一万円札だった
結局福沢諭吉になったけど
それはこの日本の行く末を象徴している
聖徳太子から福沢諭吉に向かって進む日本?
(福沢はんはええこといいはるわ~家訓にしよ)
ところで
ほっぺたの右と左に
糸巻き巻きな髪の毛のリボンをつけて
あの頃の髪型はなかなかイケてるな~
現代でも流行しないかしら
美容院に行って
「あの~太子風にしてください」
とか
「小野妹子風におねがいします」
とかね
るるはきっと似合うとおもうのよ
垂れ眼のしょうゆ顔だからね
それからビデオに撮っておいた
三谷幸喜の「コンフィダント・絆」
って作品を見た
ゴッホ・ゴーギャン・スーラ・シュフネッケル
4人の画家たちの共同アトリエでのお話
ライバルな男達のひきこもごも
嫉妬羨望友情愛情うぬぼれ信頼うらぎり義理立て?
言葉で並べると陳腐なので
フルーティーなヌーヴォーワインのような
まあ後口のいい作品に仕上がってます
中井貴一演じるスーラがゴッホの絵を見て
衝撃を受け嫉妬と羨望を味わうシーンは
アマデウスとサリエリの関係を彷彿とふつふつ
だったけど(笑)
舞台劇なんだけど今回の放送は客を入れずに
まるでドラマか映画のようにカメラだけを入れて
カメラワークを考えて収録された
新しい試みというか実験的というのか
だから舞台中継とはちょっと一線を画してみたかった
と本人が語ってたが
三谷幸喜の個性は演劇人じゃないところにある
理屈っぽくないから作品を見ても疲れない
連休の穴籠りに最適の一本でございました
おおきにWOWOW様