RURUのひとりごっち

「博多にわか」な「独り言」と「ごちそうさま」を鍋に放り込んでなんだか煮てみたら・・・ひとりごっちが生まれました。

心のテーマソングは天国でも地獄でもないホテルプリズン

2007-10-19 00:09:00 | ほなそないしまひょ

(我がプリズンホテルの魔の庭と右手中指が立つ地上に浮かぶ雲助野郎)

だいぶ昔、楽しみに見ていたアメリカドラマシリーズ
「アリー my ラブ」の中で何話目か忘れたけど
弁護士アリー(Calista Flockhart演じる)
の通う精神科のセラピストが心のテーマソングを作っていて
アリーにも勧めるとかって話があったと思うんだけど
ウガチャガ、ウガチャガと踊る
不気味なダンシングベイビーが見えてしまうほど
(見てた人にしか解りませんよね)

都会人の疲れた心には自分を取り戻すテーマソングがいる
っていうことで
それで半都会人?(半魚人ではない)の
るるのテーマソングってなんだろう?
って考えてみたんだけど
ふか~く 静かに 眼をつぶって 
聞こえてくる音に集中すると
まず夕焼けに浮かぶ、細く延びたヤシの木のシルエット
その後ろには
白く浮かびあがるいくつかの塔を備えた邸宅のような建物

そして聞こえるファルセットの囁き

トゥルル トゥルル トゥルル トゥルル トゥルル 
トゥルル トゥルル ル~
トゥルル トゥルル トゥルル トゥルル トゥルル 
トゥルル トゥルル ル~

そうですあれです ホークス
じゃなくて~ イーグルス
ホテル・カリフォルニアじゃありませんか
この曲は日本でも大ヒットしたので
ちょっと古い人なら(笑)
たいていの人が鼻歌できるし、ホントに名曲で
愛すべき歌なのですが、何故この曲が
るるのテーマソング?って

不覚にも俯角から深くアプローチするとね
それはこの曲の歌詞にいたく痛く射たく
心を囚われてしまったからにほかならない
つまりロックのSPIRITとかいうのが
匂って来るからでしょ

この曲をもう一度歌詞を見ながら聴いてみるといい
きっとあなたも囚われの身になるでしょう

「He said, We haven’t had that spirit here since nineteen sixty nine」
「1969年からというものspiritは一切置いてありません」

そういわれるとますますその言葉が気になってくるでしょう
結局ここからは逃れられないって
でもここはステキな人ばかり?
天国でも?地獄でもなく?

トゥルル トゥルル トゥルル トゥルル トゥルル 
トゥルル トゥルル ル~
トゥルル トゥルル トゥルル トゥルル トゥルル 
トゥルル トゥルル ル~


夜の砂漠のハイウェイ
涼しげな風に髪が揺れて
コリタス草の甘い香りがあたりに漂う
はるか遠くに かすかな光が見える
僕の頭は重く 目の前がかすむ
どうやら 今夜は休息が必要だ

おやすみん




(CDジャケットのこのホテル実はビバリーヒルズにある・・・おい)