RURUのひとりごっち

「博多にわか」な「独り言」と「ごちそうさま」を鍋に放り込んでなんだか煮てみたら・・・ひとりごっちが生まれました。

走る男と走らぬ女持久力タイトルマッチはコスモス級

2007-10-15 23:47:17 | ぼちぼちですわ

(そこに道があるから人はその道を走るのか?)

昨日の日曜日は佐賀の旧三瀬村と背振村までいった
自転車男は三瀬マラソン、正式には
第5回三瀬村『ざっといかんばい』林道マラソンに参加した
フルマラソンの部である、フルマラソンの部は415名の参加者
ハーフとウォーキングを含めると952名のエントリーがあり
標高400m~700mの高地、高低差300mの
過酷で厳しいコースを走る、走る、ひた走る訳である
走る男、自転車君はなぜ走りたいのか
聞いたことはないが、多分そこに道があるからだろうと思う
そこに道があっても万に一つも走らないるるは
とりあえず帰りの消耗自転車君の運搬係で一緒に行ったのである




それにしても日本人はマラソン(&ウォーキング)好きだ
1000人近い人達が、この佐賀の山の林道を走る、歩く
走る歩く、走る走るのである、いやはやである
しかし時は秋、木の葉も色付き始め、
空高く
筋雲に柔らかな日差しがそそぐ中
みんな森林のフィトンチットを浴びて
林道を行くのはいいことだね
と、走らない女はうなづきつつ見送る
とりあえず自転車君に
『頑張らなくてもいいからね~』
と、声をかけておいた

見送った後、一人でレンタカーに乗り
マラソン出発点から車で10分かからないところにある
「どんぐり村ルベール牧場」に10年ぶりぐらいで行ってみた
いやはや勉強熱心なことです(ランドスケープ屋の鏡)
(ほらね・・つまり昼寝に最適な芝生斜面地の角度をね調べるのよ)
牛や馬もいるし、芝生の丘に、ジャブジャブ池、ミルクプラントやら
レストハウスや森のホテル、遊具広場、パン屋もある
入場料は300円、ただいま秋の収穫祭開催中
マラソンのスタートが朝の9時で
どんぐり村開園時間が10時なので
らくらく車は入場門近くに止められたが
開園まで時間があるので車で本を読みつつ待った



(どんぐり村の牧場は空がまっこと近いのです

どんぐり村は以前と変わらずなかなかの景色だった
お天気も良くて子供たちも沢山遊んでいた
入場してすぐのところでどんぐりの実で
小さな人形作りのコーナーがあって
作ってみようと参加した
教えてくれたおじさんは福岡の西区から来てる
本業は運送屋さんでどんぐり人形は材料集めが大変
と言っていた、今年はどんぐりがすくなくてね~
ここにあるのはほとんど去年のですよ
と言いつつ
ほとんどおじさんが作ってくれたのだった


(どんぐり村でどんぐりの背比べ夫婦の人形制作

そんなこんなで昼寝の斜面地角度調査の時間が
あまり無くなってしまい、園内を散策したのち
パンを仕入れて、マラソン野郎のゴール地点へと
舞い戻った、思ったより早くにゴールできたと
戻ったときには10分違いほどでもう着いていて
ゴールの瞬間を愚妻は見逃したのだった
注)愚妻~(愚かな夫につかえる賢い妻の事)
これは西日本新聞に載っていた
あるスペイン在住の画家のエッセイに
書かれていた(カッコ書き)である
パクってみたかったので本人みずから愚妻と記すなり。
普通は夫がへりくだって使うものだけど
でもこのカッコ書きはへりくだっているとは言えないね


(斜面がきついと草滑りに最適とポニーも言うのです)

やっぱり愚妻(!)は思うのだ
42、195キロを趣味で走るエネルギーを
家庭生活と仕事にそそいでちょうだいな
それにほんまのとこ
走りすぎは健康に良くないんとちゃう?
と言いたいが
持久力は養われとります
まあ愚妻とコンビを組んで約20年
持久力は走らなくても養われる?
ふん、そうでしょうとも
まあマラソンコース・ハイキングコースの
プランニングなら自転車男におまかせ下さい
事前調査はバッチリです
てな宣伝文句でお茶をにごしとこう

どんぐり村の昼のコスモスと背振村の宵のうちのコスモス


(宇宙という名の花は名前に恥じぬよう空に近づくのさ