Bacchusの欲望日記

グータラだけど物欲、食欲、睡眠欲…欲望だらけの私、Bacchusの日記です。

Pelikan M101N Tortoiseshell-Brown / ペリカン M101N トータスシェルブラウン

2017年03月16日 17時20分35秒 | 万年筆


‘Pelikan M101N トータスシェルブラウン’
1930年代〜50年代にかけて発売され、人気となった、100シリーズ、101Nシリーズの復刻版…
M101Nシリーズの第1作として、2011年に発売されたモノです。

キャップの天冠部分、ペン先、ペン尻部分は、茶色なんですが…
ペン軸やキャップは、グリーンの色が多いトータスシェル柄…
正直、この見た目とブラウンのネーミングは、合ってないんじゃないかと思ってしまいますが、、、
それはさておき、このグリーンとブラウンとシルバーが混ざり合った柄模様が、とても美しい万年筆です。



自分が万年筆に興味を持ち始めて…そして、どっぷりとハマってしまったのが、2014年ですので、このトータスシェルブラウンをいざ購入しようと思っても、既に店頭からは、ほとんど消えてしまってましたが、
ちょうど、同じM101Nシリーズの第3作となる、‘トータルシェルレッド’が発売されたのが2014年…今までラミーのSafariで満足してた中年オヤジが、その可愛らしい形にたちまち恋してしまい、万年筆1本に何万円も使ってしまう、泥沼へと飛び込むきっかけとなってしまいました。



そして購入したトータルシェルレッドには、同じ形状のM101Nシリーズの万年筆が他に2本も有る事が分かりましたが…時既に遅く…ウェブや雑誌で、そのグリーンのトータルシェル模様の画像を見ては、いつか巡り会う機会を夢見ていました。



そんなある日、関西への出張の折に、少し足を伸ばして立ち寄った‘Pen&Messag’で…ふと見た委託販売のケースに並ぶペン達の中に…トータルシェルブラウンが!
我が目を疑いましたが、間違いない‼︎
…1時間後には、そのトータルシェルブラウンが入った出張鞄を抱えて、ニヤニヤ笑うオヤジが、東京行きの新幹線に乗ってました。

USEDのFニヴですが、店長の吉宗さんにフロー多めで調整していただいたので、少し太めの字幅…その分、ヌラヌラで滑らかな書き味に仕上げてもらってます。

M101Nのペン先は、14Kですが…同じ14KのM400とは、大違いの書き味です。
硬めのガシガシ書ける実用的なM400のペン先とは違い、M101Nのペン先は軟らかい書き味…インクフローの良さも相まって、Fニヴとは思えない書き心地となってます。



その魅惑的な見た目と、心地よい書き味で、自分のお気に入りベスト3に入る1本となってるトータスシェルブラウンのFニヴですが…
実は…このトータルシェルブラウン…M101Nシリーズでは、唯一BBニヴまでペン先の有る万年筆…
もし…万が一…BBニヴのトータルシェルブラウンに巡り会えたら…なんて、夢見る欲望オヤジです。

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