Bacchusの欲望日記

グータラだけど物欲、食欲、睡眠欲…欲望だらけの私、Bacchusの日記です。

CARAN d’ACHE849/カランダッシュ849 クリスマスコレクション2016 オリーブブラック

2017年01月27日 20時00分01秒 | ボールペン


スイスの文房具メーカー‘カランダッシュ’のボールペン‘849’。
発売されたのは、なんと1969年!…48年も前から続くシリーズで、ペン軸の色柄が沢山あって、なかなか人気のあるボールペンです。
価格も…けして安くはないですが…比較的お求め易い値段で、持ち易い小さめのサイズと、ふわっとしたノック感でノック音も静か、シンプルな作りのアルミボディで壊れにくい、そしてチョイチョイ発売される限定色など、人気の理由は多々あるのですが…
何と言っても849の良さは、そのリフィル、ボールペン芯にあると思います。
‘ゴリアット(GOLIATH)’とネーミングされた油性のボールペン芯は、ステンレスチップに摩耗に強く超が付くくらいの硬質素材のタングステンカーバイドのボールを使用。
更に5本あるインク軌道が、インクを細分化してボールに送るので、クリアでダマの無い筆記を味わうことができる優れもの…
更に更に、大容量のインクタンクを備えてるので、リフィル1本で、A4サイズで600枚、距離では8Km!も書けることが出来ます。
…‘ゴリアット’って、たぶん聖書に出てくる巨人戦士「ゴリアテ」から来てると思いますが、その名のとおり、
モノ凄くすげぇー ボールペン芯です。



とは言うものの…実は、この849、自分は既に2年ほど前に発売された、カランダッシュ100周年記念の限定品をその軸柄の可愛らしさにジャケ買いしちゃってるのですが(こちらは後日改めてご紹介します)…当時は、ゴリアット芯の書き味がなんとなくガリガリしてて書き辛く感じて、評判ほどじゃ無いなと、早々にお気に入りの書き味のJETSTREAMの4Cタイプが入れられるリフィルアダプターを購入して、この849に入れて日常使いしてました。



先日、たまたま文具店で見かけた、このオリーブブラックの849…
あまりに良い感じの色なので、思わず試し書きをしてみたら…
あれっ⁉︎カランダッシュのゴリアット芯て、こんなに書きやすかったっけか?と思うくらいの心地良い書き味…
JETSTREAMは、ヌラヌラっとしたウェットな書き味が好きなのですが、このゴリアット芯は、サラサラっとした乾いた感じなのにスベスベな書き味…今まで経験したことの無い心地良さです。
…ふと気付いたのは、ゴリアット芯て、万年筆を使うときの様に寝かせ気味に書くとガリガリの書き味なんですが、ペン先を少したて気味にした途端、驚くほど滑らかな書き味になること…しかも他のボールペンとは違って、筆圧をかけずに書いても滑らかな書き味は変わらずに字が書ける!
今までナゼ気づかなかったんだと大反省…その衝撃と感動を抑えきれず、その場で購入してしまいました。



2016年のクリスマス用の限定品…クリスマス用だけあって、パッケージも可愛らしく…中にはマグネット付きカバーの付いた小さめのノートも付いてます。



中に入っていたゴリアット芯は、ブラックのF…せっかくなので、軸色に合わせてグリーンのMをいっしょに購入して、入れ替えてみました。
少し明るめ…でも、優しい落ち着いた感じの緑色が、オリーブブラックの軸色と合ってるなと自己満足。
書き味としては、細字のFよりは、少し太めのMの方が滑らかな書き味に感じます。



ブルーのMも欲しくなり、会社帰りに購入…もう1本の今までJETSTREAMを入れてた849に入れて使っちゃおうと考えてます。
ん〜…これは、マイブームの予感…危険な香りがプンプンしてます。