Bacchusの欲望日記

グータラだけど物欲、食欲、睡眠欲…欲望だらけの私、Bacchusの日記です。

Pelikan M205 Classic Amethyst / ペリカン M205 アメジスト

2017年07月06日 18時00分00秒 | 万年筆


ペリカンから発売されてるハイクラスインク、‘エーデルシュタイン コレクション’…
サファイア、トパーズ、ルビー…など宝石の名前の付いたインクが8種類販売されてますね。
また、このインクコレクションは、毎年「インク・オブ・ザ・イヤー」のネーミングで、限定色を発売しているのも人気の1つとなってます。
2012年の‘トルマリン’から始まり…2013年の‘アンバー’…2014年の‘ガーネット’…2015年の‘アメジスト’…昨年2016年の‘アクアマリン’…そして今年2017年の‘スモーキークオーツ’…と、こちらもそれぞれ宝石の名前の付いた限定インクが発売され、
2015年発売のアメジストからは、インクの色と同じ軸色の万年筆も合わせて発売されるようになりました。



‘ペリカン M205 クラシック アメジスト’
ペリカンの中では、比較的限定品の多いM200シリーズのクリップやペン先がシルバーのタイプ。
ペン先は、スチールですが、程良い軟らかさと滑らかな書き味…M400シリーズと同じ大きさで、しかもこの価格でインク吸入式ということもあり、けっこう人気のあるシリーズです。

…たしか、インクの発売から2、3ヶ月遅れた、8月か9月頃の発売だったと思いますが…限定インクに合わせた万年筆の発売がけっこう話題で、インクの方のアメジストも人気があったのと、国内販売数が700本と少なめだったのもあり、あっっっと言う間に売り切れちゃったのを覚えています。

実は、その当時の自分は、スケルトンの万年筆が、なんかちゃっちく(安っぽく)感じてて、、、購入できるチャンスはあったのですが、パスしちゃってました。。。



それから1年程経ったある日、都内某所の万年筆売場をチョイと覗いたところ、「SALE」と書かれたコーナーに並ぶ万年筆たちの中に発見してしまったのです…紫色のスケルトンの万年筆を…
まさか?アメジスト⁉︎…俄かには信じられず、自問自答
いやいや…1年以上前の限定品で、速攻で売り切れてたし…ないない…
と思いながらもマジマジと…やっぱりそーだよねぇ…
思い切って、店員さんに聞いてみると、やっぱり‘Pelikan M205 Amethyst’!…しかも3割引‼︎…
なんで⁉︎と思いつつも、他の誰かが気付いて買われちゃう前にキープせねば!っと何故か焦る自分…
我に返ったのは、、、既に購入しちゃった後でした。

家まで帰るバスの中…ペリカンの箱が入った紙袋を見つめながら…
スケルトンだよねぇ…なんで買っちゃったんだろう?
でも3割引だったし!
でもスケルトンだぜぇ…
でもでも、M200シリーズのペン先って、好きじゃんか‼︎
んでもスケルトンたぜぇ…
でもでもでも、限定品だし、、、これ逃すともう手に入らないし、あそこで出会うって運命感じない⁉︎
…っと、ブツブツ自問自答する怪しいオッチャンがいました。



そんなこんなで購入してしまったM205アメジストでしたが…改めて見ると…思いの外紫の色が濃い目で、スケルトンと言っても、だいぶ透明度低めの軸色…紫の色も上品な感じがします。
これなら許容範囲…って言うか、良いかも!
シルバーのクリップとペン先も紫の軸色と合わせると、しつこくない感じが逆に好印象…



Fニヴのペン先が、滑らかで、インクフローも良好…調整の必要が無いくらいのけっこう当たりの書き味だったのもあって、なんだか一気にお気に入りの万年筆になっちゃいました。



インクは、購入後しばらくは…やっぱりセットで使わないとね!ってコトで…エーデルシュタインのアメジストを入れてましたが、先頃、ついにインクを使い切ってしまったので、、、
現在は、ラミーの2016年の限定色、ダークライラックを入れてます。
濃い目のパープルの色が、M205アメジストの軸色とバッチリ合ってると思います。
…ただ、このダークライラックも限定色、手元には開封済みのボトルが1つあるだけですので、これが無くなったら…まぁ、それはそれで、その時考えようと思います。



この2015年発売のM205アメジストに続き、2016年には同じくインク・オブ・ザ・イヤーのアクアマリンと同色の軸色の‘M205アクアマリン’が、発売になりました…。
そして、今年のインク・オブ・ザ・イヤーは、スモーキークオーツ…おそらく今年も同様に同色の軸色の万年筆が発売されると思いますが…インクの方は、2週間程前に発売になったし…そろそろ発売の情報が流れるかな?
楽しみ…物欲アゲアゲ…既に買う気満々になっちゃってます。