森の中の恍惚

野山が笛を吹いている

坂戸市 國渭地祇神社

2014年12月16日 | 空色の休日 2014 

東武越生線「西大家駅」下車徒歩1分。旧鎌倉街道沿いに鎮座する古社「國渭地祇神社(くにいちぎじんじゃ)」に参拝。旧鎌倉街道側に建つ木製の神明鳥居。社号標には「延喜式内社 國渭地祇神社」とあります。


いたってシンプルな社殿と広い境内。毎年10月には坂戸市の無形民俗文化財に指定されている「森戸の獅子舞」が奉納され賑わいます。


県道74号側には石造の神明鳥居と手水舎となります。正面に踏切が見えますね。ちょっと右に行くと東武越生線の「西大家駅」。


境内北には「秋葉神社」と「神庫」。


何故か?中央に「八幡神社」。


ご神木の「シイの木」。

当村は高麗川の南岸に位置する。ここは川沿いが低地で、南にいくほどゆるやかな台地状になっていく。
 当社はこの村の鎮守として鎮座し、社前の往来は旧鎌倉街道であると伝える。
社名は「クニイチギ」と読み、これはおそらく水と関係あるものといわれる。
延喜式内社國渭地祇神社の伝承地については、従来、所沢市吉野字吉野に鎮座する北野天神社であることが定説となっている。しかし、当社の社殿から鎌倉期とおもわれる古瓦が出土していることや、樹相などが古いということを考えると、古社であることはまちがいない。
 もと、当社は国一熊野大権現と称していた。この社名の国一は美称で、国で一番すばらしい社であるという意味が込められ、これが後に國渭地祇に転化されたものと思われる。このため社の創立は、越生の本山派修験山本坊と直接結びついていた別当三宮山大徳院の活動にかかわるものではないかと考えられる。
(Resource:「埼玉の神社」埼玉県神社庁)


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