森の中の恍惚

野山が笛を吹いている

深谷小前田屋台まつり 2015 秩父往還屋台曳行

2015年10月10日 | 空色の休日 2015 

さあ、2015年「小前田屋台まつり」です。今年はあれこれ初日「秩父往還屋台曳行」にタイミングが合いました。実はアルエットから出てくる姿が見たかったのですが、残念ながら到着したときには「中町、上町、本町」の三台の屋台は曳行に向けもうスタンバイしていました。


そして、三時からの交通規制となる秩父往還に向け屋台が動き出しました。


小前田屋台は車輪が固定されているので、秩父往還に出るまではさすがにハンドリフトを使っての移動となります。


交差点を左右に走る「秩父往還」の交通規制開始を待つ屋台。本町~上町~中町の順に進行します。


本町さんの使っているハンドリフト。いろいろ工夫されていますね。


さて、時間となりました。かりん糖交差点(?)より本町屋台が入ってきます。


続いて上町屋台。こちらは御会所のある小前田郵便局方面に向かいます。


最後に中町屋台。


秩父往還に入るとハンドリフトは外されての曳行となります。舵の無い大きな屋台は電線や看板などを巧みに避けながら進むこととなります。しかしその実態は、大勢の男衆の力技なのでございました。上町屋台は後部に綱をかけて引っ張っています。


中町屋台は木鼻や台輪を抱え込みようにして屋台をずらしています。


秩父往還を往復する曳行は端まで行くと方向転換をすることとなります。


上町屋台は、屋台の中心部にギリ棒を入れて山車そのものを回転させるギリ回し。面白いのは屋台を浮かせるのにてこ棒を使うのでなく屋台の中央に走る太い心棒にオダマキを使って引き上げ浮かせるという技ありな方法。


他の二台は高欄が回転するタイプ。端まで行ったら上部だけクルッと回転して戻ってきます。でも、これだけ大きいと回転するだけでも迫力がありますね。


と、小前田囃子とともに三台の山車の曳行は夜の部へと移るのでございますが・・・・、今年はここまで。


屋台の休憩中、木槌を使い屋台の各所を点検している方がいました。いろいろな役割をもった方々の支えがあってこその祭りなのですね。改めて感謝です。

>森の中の恍惚:深谷小前田屋台まつり 2014 二日目
>森の中の恍惚:小前田のお諏訪さま

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