森の中の恍惚

野山が笛を吹いている

台ケ原宿 荒尾神社・田中神社

2015年06月16日 | 空色の休日 2015 

甲州街道台ケ原宿、信玄餅でお馴染み「金精軒」さんのちょっと西に鎮座する「荒尾神社・田中神社」へ参拝。


南側の鳥居は「田中大明神」。


入ると奥には東向に社殿があります。


そして、東側の鳥居は「荒尾大明神」。


鳥居と拝殿の間には土俵が設置されています。奉納相撲が行われるんでしょうか?


では、参拝。


本殿は左が「田中神社」で、右が「荒尾神社」。


境内社は、醸造の神様として崇敬される「松尾大社」。さすがに「七賢」さんのお酒が納められていますね。


「熊野大権現」のお地蔵さんたちは、「味噌なで地蔵尊」といって、自分の体の病んでいる部分と同じ所に味噌を塗って祈願すれば、必ず治るといわれています。


「虎石」を祀る『虎石社』。獅子に代わって虎が舞う「虎頭の舞」は、全国でも数少ない民俗芸能として伝えられています。


 荒尾神社は、もと中山の麓の根古屋にあった。祭神は罔象女命と日本武尊である。
 甲斐国誌に「荒キ尾白川ニ臨ムノ意ニテ荒尾ト名付クト云」とあり、尾白川の氾濫などから村人が、台ヶ原などに移り住むようになり、明治四十三年に台ヶ原田中神社境内に境内神社末社を合祀、大正三年四月五日その境内に遷都した。
 田中神社は、祭神は大己貴命と媛太神で、安産の神として近郷に知られていた。
 この拝殿は、江戸時代(慶安五年から元禄三年)にお茶壺道中の宿舎に当てられ、二回修造料として各拾両宛拝領の記録がある。
 なお、甲斐国誌に「祀側ニ虎石アリ故ニ古来本村ニテハ獅子舞ヲ禁シテ入レス正月十四日道祖神祭ニモ虎舞ト名付ケテ他村ノ獅子トハ其形異ナリ」とあり、明治初年頃まで虎舞が続けられていた。虎頭のみ残して絶えていたこの舞を、近年集落の若者を中心に保存会が発足し、復活させた。
 また、境内を出発地として明治初年まで行われていた昆虫除けの祭礼は、資料が残存していて、江戸末期の農村事情を知ることができる。
  平成九年一月吉日   白州町教育委員会


台ヶ原宿を望む。右に「金精軒」さん、左には「山梨銘醸 七賢」さんの杉玉が見えますね。神社は「金精軒」さんの駐車場のすぐ前となります。

:ここです→ Google マップ

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