2013年のチョウセンアカシジミの産卵数調査が12月から始まりました。新一年生4名は初めてなので詳しく説明してから行われます。
初めは詳しく教えませんが、徐々にコツを掴んで慣れて行くと卵を見つけるとあちらこちらから、「あった!、あった!」の声がこだまします。
1ミリもない卵ですが固めて有るので何とか見つかります。
見つける係と記録する係二人一組で作業します。新任の校長先生に、「いつ頃から始められたんですか」、「亀岳小中学校の頃からですか20年位になります。」改めて、素直にすごいなあー、と思いました。地域の物は地域のも人達の手で守らなければとの思いで、学校を巻き込む事で地域の方々に保護の意識を高め同じ場所で生きて行くが出来ると言う確信が有りました
三陸ジオパークの中に取り入れても良い題材です、氷河期に日本列島に入って来て、そのまま分布してきた過程が判る貴重なチョウで他には例がありません。内陸の雫石、滝沢に入って来た過程も解明されていますが、まだ論文が発表されていませんので今の所ここまでしか言えないのがつらいです。時間がもう少しかかりそうです、楽しみにお待ち下さい。