宮古市「焼き鳥 ふるさと」のブログが<gooブログ>に引っ越しました~!

閉店してしまいましたが、次のお店でがんばっております!
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宮古市ー閉伊川河口

2011-09-30 20:11:33 | 日記・エッセイ・コラム

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9月24日、台風15号の大雨で閉伊川河川敷のグランドが水浸しに成りました。川の盛り土が決壊したままに成っていました。

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9月30日大地震による地盤沈下と大潮で下流から水が押し寄せます。そして決壊した上流からも水が入り込みグランドは水浸しに、サッカー場は完全に水没し、ラグビー場は写真のようにウミネコと共に中央を残して、水に取り囲まれてしまいました。勿論こんな事は初めてだそうです。

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閉伊川の川鮭漁の準備がようやく整ったようです。川縁を歩くと大きな魚の気配がしますが、川が濁って見えませんでした、早く上った鮭はどこまで行ったのでしょうか?。

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今日、川留めの杭はあと数本を残すだけのようです。銀鱗踊る鮭の網お越しを見たいものです。手前は冠水したグランドです。


宮古市ーカラスの悲しい物語

2011-09-27 23:35:41 | 日記・エッセイ・コラム

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今日でこの部分白化のカラスの話は終わりにします。と言うのは、今日は午後少し遅くに宮古高校の土手を一通り歩いて見ましたが、普通のカラスしかいませんでした。そりゃそうだよなと思いながら、土手に腰をかけてウミネコの写真を撮っていると、サッカーグランドのゴールポストの辺りで、土をくちばしで突いて遊んでいる2羽のカラスが目に入りました。よく見ると白い斑点が有ります、よーし近くに来るまで待つぞー、と思う間もなく飛び立って、目の前を通り過ぎ桜並木の向こう側に消えました。シャッターを一度も押せなかったので、住宅街の方へと向かいました。

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やはり住宅の屋根の上に乗って鳴いています。他に3羽いました。

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これまで聞いた事が無い、甘えたような声を出して親鳥(母?)にすり寄って行くと、親鳥はくちばしでヒナ鳥の体を写真のように優しく触れるのでした。私は夢中で次に羽を広げて飛び立つ姿を撮ろうと待ちました。すると私が立っている後ろの家から女の人が出て来て、「すみません、そろそろカラスに餌をやりたいので!。」、私「あっ、すみません?」、「人が居ると来ないので・・・」と話は続き、「見て下さいあの白いカラスやせて小さいでしょう、珍しいから皆に追いかけ回されて餌を摂れなくて大きくなれないんですよ!。」「見て下さいあのカラスを、兄弟なんですけどあっちの方が大きでしょう、黒くて誰も追いかけないから餌を食べているからなんですよ!」私「すみません、あまりに羽が綺麗なもので!」「でもね、去年の子供の方が羽の下まで白くて綺麗だったんですよ!」私「えっ、二年続けてですか?」「そうです、あの親からはこういう模様が出るんですよ」私「あの大きな方も左の肩がポツンと白いですよね」「そう、そうなのよ!」「去年の白いカラスは、人に殺されてしまったのよ、珍しいから捕まえようとしたらしいの、本当に悔しい、もう腹が立って、腹が立って、でもその人をやつける訳にもいかないからねー」「魚屋さんから魚のはらわたを貰って来てあげてるのよ!」「私が外を歩くと、ひとつ先の電柱に行くの、人を見ているのねえー」「来年はもっと白いカラスが生まれると思うわ!」私「二年前に山口川の方で茶色いカラスを見たんですよ、しかも模様がこれと同じように、黒い所が茶色で、白い所が薄いベージュ色なんですよ。」「私も一回だけこの近くで見たわよ!」「何回!」私「3,4回です」「で!、県立博物館の藤井忠志先生の話によると、宮古にはこういう模様が出る遺伝子が存在するようなのですよ、大事に見守りたいですよね。」気持ちが重かった。もう白いカラスはやめよう!。

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宮古市ー部分白化のカラス新聞に載る。

2011-09-27 09:40:34 | 日記・エッセイ・コラム

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例の白黒のカラスが、今朝の岩手日報に乗っています。初めは、これは映像に収めたほうが良いなあと思って、某テレビに情報提供しましたが、デスクの大人の事情で没にされてしまいました。台風以来久しぶりに姿を見せたので、日報の小原支局長に電話して撮影したのが、新聞の写真です。この日はあまり飛ばず、移動した一瞬を捉えた貴重な一枚でした。

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場所は宮古高校の閉伊川の土手です。この近辺で孵化して育ったようで、桜並木に巣が見られました。この付近の人の話だと、5月頃から見られるようになったと話してくれました。
河川敷にはサッカーとラグビーのグランドが有って、そこには数百羽のウミネコが羽を休めています。彼らも元々いた場所が被災してここに避難して来ているのでしょうか?。ウミネコが積極的に餌をねだりにすぐ近くまで寄って来ます。そのためか高校生はこのカラスには気が付いていないようです。

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9月17日、この日はサッカーの練習試合が有って、スポーツバッグのお昼御飯を、狙っているようでした。かなり人馴れしているようで、近付いても歩くかチョン・チョンと跳ねて移動する程度です。

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新聞に載った事で見物や写真撮影の人が増えると思いますが、脅かしたりしないように、 皆さんも温かく見守ってください。岩手県立博物館の藤井忠志先生の話によると、白変種という突然変異の一種だそうです。2年前の茶色いカラスの個体から見ても、宮古にはこうした突然変異の遺伝子を持った個体群がいる可能性があるのだそうです。他にもいるかも知れません、あなたの近くにはどんなカラスがいますか。


山口川日記。

2011-09-25 21:04:29 | 日記・エッセイ・コラム

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各地に大雨と強風被害をもたらした台風15号が駆け足で通過した翌日の山口川、カモ以外は生き物の気配がしません。急に涼しく成ったので余計寂しく感じるのでしょうか?。

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宮古でも珍しく一週間前は、湿った空気と30度を超える気温のせいで、歩くのも辛いような日が続きました。山口小学校に渡る鴨崎橋の下で、写真のような格好のネコを見つけました。暑いので水を飲みに来たのだろうと思いました。

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動きがないので、どうしたんだろうとよく見ると、右の前足を水面にそ~っと出して構えるのでした。何度か水面を引っかく素振りをしましたが獲物は捕れないのでした。

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8月27日、川には写真のような川魚の稚魚が、たくさん泳いでいました。一ヶ月近く経ったので少しは大きく成ったこの小魚を狙っていたのでしょうか?。

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私はカメラでネコが狩りをする瞬間を撮ろうと、息を殺して見守っていました。しかし私の気配を察知したネコは、こちらを見て警戒しだしたので、カメラは向けたまま私は視線をそらしました、何度かやりとりをしている内に、ネコと目が合ってしまいました。「いや~ん、めっかっちゃった!」、ネコは狩りを止めて、そそくさと引き上げて行くのでした。


宮古市ー原兵衛平。オオセンチコガネ

2011-09-23 18:09:15 | 日記・エッセイ・コラム

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9月も半ばになると原兵衛平の草地も枯れ始め、風景が白っぽく見えます。

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放牧地の近くで写真を撮っていると、牛飼いの方が「人が来ると、雄牛が何か餌を貰えるかと思って、追いかけ回すから離れて!」と注意をされました。

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8月に入ったある日、写真のような「雄牛、注意!」の看板が立てられたのでした、その理由が分かりました。

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写真のオオセンチコガネは、8月末から9月にかけて出現し、ベェーゴのウンコに集まる糞虫です。大きさは2cmほど、和名のセンチは便所を指す「雪隠(せっちん)」が訛ったもので、♀は糞を土中の巣穴に引き込んで育球を作り、それに産卵します。幼虫はそれを食べ成長します。糞虫として自然界の物質循環に果たす役割は大きいのです。「ファーブル昆虫記」で有名な「糞ころがし」の仲間です。体色は赤紫で強い金属光沢があり、実物はもっと綺麗でファンの多い虫です。