先週までチョウセンアカシジミ卵調査が行われた田代川流域、芦原は有効に使われています。
秋に成ると刈り払われて乾燥させ、放牧を終えて帰ってきた牛の寝床に敷かれるのです。
画面右端に見えるのが田代橋です。道の脇田んぼの法面に生えたトネリコから卵を探します。
沖橋の畑の法面から生えたトネリコ太木ですが目立つためによく産卵されます。
渓谷の岩場の割れ目から生えたトネリコこの様な場所は産卵されている事が多いです。
しかし降りて行くのが大変です、今回釣り人が結んだロープを使って初めて降りて調査しました。上で待っているのが上坂(かみさか)君、下で待っているのが上坂(うえさか)君地元亀岳小中学校の卒業生です。今は地元に帰って家の仕事を手伝っています、このような若い力が有ればチョウセンアカシジミの将来も明るいでしょう。
彼らが中学生の頃から産卵数の調査に加わってもらい、保護活動の重要性は認識してくれているのです。
宮古市の広報にそれを物語るように算数の増加する様子が掲載されています。
他の市町村でもこのような取り組みを行えればチョウセンアカシジミの生息は安泰なのですが、なかなか温度差が有って思うように進まないのが現状です。